31歳の時、私は2度目の結婚をした。
1度目は旦那の酒乱で離婚。25の時だった。

離婚してすぐ、父親の借金等で
水商売の道へ。

そこで知り合ったお客様と
子連れで再婚をした。

10年の結婚生活の中で
私はADHDを大いに発揮(？)した。

通帳をATMに忘れる。
旦那の飲み会の予定を忘れる。
怒ったら限度を知らない。
正社員で共働きだったが
同時にたくさんの事がこなせないため
家事に遅れが出る。

離婚って
理由はひとつじゃない。
でも｢キッカケ｣ってあるんだと思った。

元旦那に言われた
｢俺に関心がないんだね。｣
その言葉がキッカケだった。

忘れてたんじゃない。
本当に記憶にないのだ。
やらないんじゃない。
できないのだ。

元旦那の目には
ダメな妻として映っていた。

水商売をしていたときは
できない分、たくさんの努力をした。
人の何倍も。

再婚して甘えていたのかな。
この頃はADHDだと知らなくて
なぜこんなに生活に支障が出るんだろうと
ずいぶん悩んだ。
元旦那は潔癖症で几帳面だったから
許せなかったんだと思う。

協力してほしいと頼んだこともあった。

だけど

｢給料の少ない方が家事をやって当たり前｣

そう言われてしまい
二度と助けてと言えなくなった。

離婚の原因はひとつじゃないと言ったが
絶対的に大きな溝ができたことがあった。
それは次の記事で書きたいと思う。