読書法を西田哲学で整理
西田哲学の
個物 と 一般者
相互作用の場としての世界
の発想は、学びの姿勢にも、良い見通しをもたらします。つまり、学びの方針として
一般者の上で成立する理論を学ぶ
->その理論を適用するやりたいことが出来る個物になる
->出来る人になる
と言う違いです。
さて、これを読書から学ぶ姿勢で考えました。これに関しては、前に電磁気学を例に、教科書の二つの読み方として書きました。つまり
ドイツ式:基本原理のマックスウェルの方程式から教え問題を解かせる
イギリス式:静電気の力という現象から基本原理を探り一般法則であるマックスウェルの方程式に至る
という二つの道です。ドイツ式が、理論と適用を教えています。一方、イギリス式には
今までの電磁気学を作った
先人の思考に学び
そうした人財になってほしい
という想いがあります。これが
出来る人になる
という発想です。
さて、出来る人になる、もう一つの道は
偉人のエピソードの断片からその人格を再現
があります。これは教科書のように整理されていないので、自分で再構成する必要があります。この例は
論語から孔子
お経から釈迦如来
です。
この三つの、読書による独学法は、西田哲学の世界観で整理すると、見通しが良くなります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?