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中高連携に向けたスクールソーシャルワーカーの役割について発表しました!|一般社団法人福岡県スクールソーシャルワーカー協会第12回大会

先日ご案内した一般社団法人福岡県スクールソーシャルワーカー協会第12回大会にて、中高連携に向けたスクールソーシャルワーカーの役割についての発表が無事終了しました!

発表で話した内容は、
・どんな相談がきてるか
・だれからの相談がどのくらいあるか
・学校内でしている取り組みと工夫
・机の配置 などなど

時間は超タイトでしたが、写真をみてもらいながらなるべく想像しやすいように話をしていきました。

画像は福岡県SSW協会様のFBよりお借りしました

多くの教育関係者も話を聞きに来てくださいました。その方々からの感想を一部ご紹介します。

とても分かりやすかった、ソーシャルワーカーさんってなにしているかピンとこないところがあったけど、とても理解できました。

この話は全日制の学校だけでなく、単位制通信制の学校に関わる人みんなが知っておいたほうがいい!!

一校に最低一人のSSWがいるとおもいました。

面白いのが最後の質疑応答の時間。
講演の時、私は、ここに切り返す為にこの日の全精力を注いでいると言っても過言ではない。
講演内容は前日までにはできてるから、ちょっと話を広げるところを当日変化しながらくらいの出力でいいから、最後の質疑応答がけっこう本番。

そして、個人あてに、ちょっとニュアンス違うかもだけど、こんな質問をいただきました。

すぐにソーシャルワーカーにつながらない事があると思います。その時はどうやって豊福さんに繋がるようにしてますか?

わかるー、これ聞きたい気持ち。めっちゃわかる!!
パッと見、問題山積なのに、なかなかつながらないそのもどかしさ。
全国の相談に関わる人達が感じた事のある感情だと思います、

保護者に拒否感があり、
「ソーシャルワーカーってどんな人で、なんでその人と話さないといけないの?」

といった具合に、ソーシャルワーカーに繋がるまでにも苦労がある。
でも、そこ無理してもあまり意味はない。

緊急的に介入しないといけないかどうかは勿論しっかり検討したうえで、
それでもすすまないときは「今じゃない」可能性も高い。

☑ソーシャルワーカーと繋がらないといけない状況なのか、
☑ほかに相談先があるのか、
☑今まで誰がどんな関りをして、なぜあまりソーシャルワーカーと話すことに気がのらないのか、
☑だれがどんな説明をしてソーシャルワーカーに繋ごうとしているのか

等々、あげればきりなく確認したい事がでてくる。

そんなことを丁寧に紡ぎあげながら、
「時熟」
時を待つ。ただ単に待つんじゃなく、すっとほどけた糸口をパッとつかめる準備をして待つ。

こんな感じでご返答させて頂きました。

「介入の前の入念なアセスメント」
ここをしっかりしていくことを私は日々のソーシャルワーク実践の中で大事にしているんだな、と、
質疑応答から頂いた質問に答えながら、再確認したこの度の登壇でした。

福岡県SSW協会様 貴重な機会をありがとうございました。

そのあとの飲み会のもつ鍋が最高でした。
あの店また行きたいな。

この画像も福岡県SSW協会のFBよりお借りしました
https://www.ichifuji-f.jp/nishidori/  百年続くもつ鍋や「一藤」

ソーシャルワークはともすれば個人技に走って、どの人がくるかでとても受けれるサポートが違ったりしてしまうという不具合が起きてしまっています。

ソーシャルワーク福岡に所属するソーシャルワーカーは自社研鑽システムをもち、良いと思った手技、手法。迷った時の拠り所になる哲学的思考。
記録のとり方や、書式まで統一し、常にアップデートをはかっています。

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