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【映画話】浅草キッド

日本を代表するコメディアン(そして監督)、ビートたけしさんの物語。
浅草キッドを鑑賞しました!
2021年12月からNetflixで公開しています。
早速映画情報から見ていきましょう!

「浅草キッド」映画情報

物語の原作は?

この映画はビートたけしさんが書き上げた小説「浅草キッド」を映画化した作品です。ビートたけしさんが、彼の師匠である深見千三郎さんと過ごした青春時代を描いた自伝だそうです。

監督は?

本映画の監督は、劇団ひとりさん。
監督デビュー作となった「青天の霹靂」に続く、監督2作品目です。
劇団ひとりさんは本当に多彩ですね。
芸人としてゴットタンとかでめちゃくちゃくだらないことしてたかと思いきや、「陰日向咲く」で小説家デビューも果たし、上記の通り監督業もして、脚本も書いちゃう。今後も活動が楽しみです。

出演者は?

重要な登場人物3人のみ記載しますと
1.深見千三郎役  : 大泉 洋さん
2.ビートたけし役 : 柳楽 優弥さん
3.千晴      : 門脇 麦さん
4.深見さんの嫁さん: 鈴木 保奈美
水曜どうでしょうの大泉さん、役者としての成功が素晴らしい!!
どうでしょうファンとしては誇らしくむず痒い!w

「浅草キッド」のみどころ

1.人情の厚さ

深見さんとたけしさんのやりとりがぐっときます。
たけしさんって昔から人情に厚い人として知られてますが、昔からそうだったんだなーと感心させられます。
芸人さんの世界でも師弟関係って素敵なものなんですね。

2.歌

門脇麦さんは、踊りが上手いと好評ですね。なんと今回は歌まで披露しています!その上手いこと!ちょっと驚きました。
麦さん、多彩。素敵です。
そしてビートたけしさんの歌も流れます。渋いw

3.洋ちゃんのノリツッコミ

大泉さんは素で面白いのはご存知かと思いますが(知らない方はぜひ水曜どうでしょうを見てください)、映画内でのボケとツッコミのテンポの良さときたら。演技はもともと上手いですけど、今回はまたはまり役だな〜と感心しました。

4.TV主流の狭間世代

劇場からTVへと時代が変化したときのこと、覚えていますか?私が生まれた時には、ほぼ全世帯にTVがある状態でしたからあまりわからないのですが、時代の狭間というのはいつでも大変です。
今もTVからネット(Youtube)へマス・メディアが移行しています。そうなると苦しい人も出てきます。自分のせいでないのに今までのままではうまくいかない。そんな苦しみも、この映画では見ることができます。何かの参考になるかも・・・?

5.たけしが影響を受けたコメディアン、レニーブルース

映画の中で、たけしがレニーブルースの話をします。彼のように政治批判や真っ向から真実を言うギャグをしたいと言います。はい、レニーブルースはたけしさんが言う通りしっちゃかめっちゃかなコメディアンですが、彼は天才です。レニーブルースについての映画があります!すごく面白かったと思った映画でした。興味がある方はぜひ見て見てください。


最後に

日本の芸人ならではの人情と、芸人さんの歴史が垣間見れます。
常に感謝を持ち、前を見て歩くこと。とても励まされる作品でした!
まだ見ていない方はぜひご覧ください。


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