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【北欧留学】寮選びのすすめ

 Hej, hej!
今回はSweäters note第1弾!北欧留学の「寮生活」についてです。
留学生活を送る上で、寮選びはとても重要な要素でもあります。

北欧留学を経験しているメンバーから、寮を選ぶ際のポイントや実際に住んでいる寮のメリット・デメリットを大調査!

留学先の大学が提供する寮の中には、さまざまな種類の寮があることも。
『北欧留学の寮生活って?』
『寮はどのように決めればいいの?』
『共同生活は実際どうなの?』という皆さん必見!

北欧留学における、寮選びのコツや実際の寮生活の様子をご紹介します!


寮選びのすすめ

現在留学中のメンバーへの調査では、
自分の生活スタイルや優先順位に合わせて寮を選ぶ人が多いようです。
学習の環境やプライベートな時間を重視するか、交流を重視するかによっても選択肢は変わってきます!

寮選びにおいて気にしたポイントは大きく分けると3つ!

①何をどこまで共有するか

バスルーム(トイレとお風呂)とキッチンが部屋についている寮もあれば、複数人で共用となっている場合もあります。
洗濯機は基本、共用の寮が多い印象です。

②家賃

北欧留学における寮の家賃は、5万円〜7万円が相場です。
生活の中で共有のものが増えるほど、家賃は安くなる傾向があります。

家賃が比較的高め
⇧「トイレ・バスルーム・キッチンを1人で使う」タイプ
 「トイレ・バスルームは1人で使う、キッチンは共用」タイプ
⇩「トイレ・バスルーム・キッチンが共用」タイプ
家賃が比較的低め 

③学校や駅へのアクセス

寮の場所によって、学校や駅との距離が異なります。
学校や駅、中心地へ行く場合は、徒歩で行けるのか?それとも自転車やバスを使うのか?というポイントで通学や外出の利便性を見てみましょう!

留学する街の地図などを見てみたり、先輩に聞いてみたりするのがおすすめです!

寮のタイプ別メリット・デメリット


実際に北欧で寮生活を送った日本人留学生の寮を選んだ決め手、メリット・デメリットをご紹介します。

①「トイレ・バスルーム・キッチンを1人で使う」タイプ

自室にある設備を1人で使うことのできるスタジオフラットタイプ。
家賃は高めですが、家では自分の生活スタイルで静かに過ごしたい人にはおすすめです。

自室のキッチン(Klostergården)
部屋の様子(Klostergården)

【メンバーがこの寮を選んだ理由】
・静かなパーソナルスペースが欲しかったから。
・シェアタイプで1年間は厳しいと感じた。

【メリット】
・掃除を好きなタイミングでできるため、キッチンを常に清潔に保てる
・周りを気にしなくていい

【デメリット】
家賃が他と比べると高い
・寮での交流は少ない
・1人で掃除をするエリアが多い
例:ルンド大学 Klostergården(8.8万円/月)・Östra Torn(7.9万円/月)

②「トイレ・バスルームは1人で使う、キッチンは共用」タイプ

トイレやシャワーは一人で使いたいが、寮の中で交流も欲しいという留学生にとっては良いとこどり!
キッチンを共有する人数やコリドーメイト*の人数は寮によってさまざま!
今回はコリドーの人数別に3つのタイプについて紹介していきます。

※寮で同じフロアを共有している人を「コリドーメイト」と呼んでいます。

(1) 3人でキッチンを共有する

【メンバーがこの寮を選んだ理由】
・過去に日本人の先輩がこの寮を選んでいたから
・家賃が一番安かったから

【メリット】
学校へのアクセスが良く、景色も良い
・少しずつルームメイトの生活リズムがわかってくるのでそこまで困らない
・キッチンで会って話したり、一緒に料理をしたりするのが楽しかった

【デメリット】
・夜中にルームメイトが部屋でゲームをしている声で眠れないことがあった
街に出るためにバスを使わなければならず少し不便に感じた
・森が近くにあるため、虫が出る

例:インランドノルウェー応用科学大学 Storhove(6.6万円/月)

自然豊かな夏と冬の様子
共用スペース

(2)6~12名でキッチンを共有する

共用キッチン(Eddan)
共用キッチン(Måsvägen)

(3)30~40人でキッチンを共有する

例:Ideon Student House(6.8~7.4万円/月)

【選んだ理由】
トイレとバスルームは個人のものが欲しかったから
・個室にはバスタブがついており、寮の中には共用のサウナがあるから

【メリット】
・キャンパスまで比較的近く、トラムの駅がすぐそばにある
・キッチンが大きく、友人と料理を作ることができる
・ご飯を食べたり、パーティーができる共用スペースが広い

【デメリット】
パーティーの音が大きい時がある
・大人数でキッチンをシェアしているため汚いことがある

共用キッチン
何と寮の中にサウナが!
スウェーデンの寮では珍しいバスタブ付き

③「トイレ・バスルーム・キッチンが共用」タイプ

例:ルンド大学 Spoltorp North(5.5万円/月)
  
【選んだ理由】
家賃が安い
・駅から近い(Spoltorp North)

【メリット】
・共用ルームがあるおかげで友達と集まる機会ができる
共有が多かったからこその繋がりができた

【デメリット】
・話し声がうるさい時がある
・共用スペースがいつもきれいというわけではない
快適かどうかは同居人による

自室の様子(Spoltorp North)

まとめ

寮にはさまざまなタイプのものがあります。
①自分の生活スタイルや優先順位に合わせて寮を選ぶこと
②コリドーメイトとの関係性を築くこと

が快適な寮生活への第一歩となるようです。
異なる文化や習慣を持つ仲間との共同生活では、コミュニケーションや話し合いが必要不可欠!

私自身、コリドーメイトのキッチンの使い方に疑問があった時、自分の意見をしっかりと伝えることの大切さを感じました。

一緒に生活しているからこそできる絆が生まれることも。
「住めば都」というように、はじめは慣れなくても少しずつ住みやすくなってくることも多いようです。

今回の記事が、皆さんの寮選びに少しでも役に立つと嬉しいです!
今回は取り上げていない他の寮については、Instagramでもご紹介しています。是非チェックしてみてください!

そして、、、次回のテーマは、スウェーデン留学のSIMカード事情
留学に役立つこと間違いなしの情報が盛りだくさん。
是非お楽しみに!tack!

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