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a-haの『True North』 と“I'm in”の感想


10/21配信予定のa-haのニューアルバムから先行配信された“I'm in”があまりにもよすぎて、感動したままの勢いで、今日まで特別公開されていた『True North』をTOHOシネマズ日本橋で観てきました!

ライブをアルバムの音源として収録しつつ、映画にもするというプロジェクトで、a-haの故郷ノルウェーの美しくも厳しい自然と共に流れる音楽が素晴らしいこともさることながら、a-haの環境への想いや音楽作りへの姿勢も盛り込まれていて見応えたっぷり。
楽曲は、オーケストラ演奏をバックにした壮大な曲もあれば、a-haらしいエレクトロな曲もあり、どれも本当に本当に素晴らしかったです。ニューアルバムが待ち遠しい…!
a-haは“Take On Me”が圧倒的に有名かつ3人ともルックスが良いので、アイドルバンドで一発屋的なイメージを持たれがちだと思うのですが、凄まじい天才集団だ!と改めて思わされました。

一点だけ残念というか物足りなかったのは、特別上映だったから間に合わなかったのか、権利上の問題なのか不明なのですが、歌詞の字幕がなかったこと。せめて英語字幕だけでも出してほしかった…。

“I'm in”の歌詞は、AppleMusicなどでもう見られます。シンプルながらノルウェーの自然を守りたい、行動を起こしたい、という当事者としての決意を感じますし、昨今の世界情勢にも目を向けている印象もあり、とてもポジティブで力強く、ふとした時に力をもらえそうな一曲です。

こちらのインタビューでも答えているように、“I'm in”という簡潔なフレーズにメッセージが込められていてとてもグッときます!
https://nme-jp.com/news/118214/
“be in”自体は「参加している/渦中にある」的なニュアンスで、特にこの曲においては、「始めている/行動を起こし始めている/当事者として参加している」的なことを表明する意味・意図だと思うのですが、歌詞らしいフレーズに落とそうと思うと難しい…(プロの翻訳家の方がどう訳しているか気になりすぎるので国内盤を購入しなければ…)
「僕はもうはじめている」「歩き出してる」
というような訳し方でしょうか。

追記:
日本語訳付きの動画(ソニーミュージック公式)があったので載せます!
I'm inの訳は「分かち合うから」となってました。「当事者であること」的なニュアンスを一歩進めると、「分かち合うから」と解釈することもたしかにできそうです。なるほど。

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