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国際結婚 スイス”入院体験記16最終話“

私は結局、白血球の数が、あるウイルスが体に入ったおかげで、異常に急低下して、命の危険にまで晒されていたらしい、、 もう少し遅かったら、本当にやばかったようです、、、 なので、血液からなんのウイルスが入ったのかを調べたり、 白血球は、骨髄で作られるので、骨髄を採取して、骨髄の病気や異常でないかを検査したりしていただいたようです。そして、 抗生分質や、薬で、ウィルスを殺し 弱った体を点滴や注射で、回復させていたようです、、、

とても素晴らしい治療をしていただき、命を救っていただいたお医者様には感謝しかありません! が!!!!!!!!


が!!!

ナースの対応が悪すぎて、 病院の設備やシステムが酷すぎて、 退院した時の私は、感謝の気持ちすら生まれず、、 自分の病気の内容も、 フランクからの説明で、 いまいちなんなのかもわからず、、逃げるように家に帰ってきました。

(今は、 その時の内容がわかるんです。 イタリア語が達者になった後に、フランクからその内容を聞いたからなんです。 当時は、本人なんもわかっていなくて、 風邪が悪化して、入院した! くらいに思ってました)

まー ヴェニスの近くの フランクの別荘なんですが、、

で、、 退院したその日が、 週に一度 その街で街中1キロにわたってお店が出るマーケットの日だったんです。

つまらない入院生活をした私にとって、 マーケットと聞くなり すぐにポシェット(ポシェットっていう? 今も言う? 古い??ポーチっていうのかな、、おばさんぽいですかね ポシェット)だけを 肩に引っ掛けて 休む暇もなく

すし子「見てくるだけで すぐに帰るから!!」 と言い残し、 そそくさと 久しぶりの街中散歩をしに行きました。 

そう、 出かけてから 街中をうろちょろショッピングしながらマーケットを楽しんでいると あっという間に数時間が経ってしまい 笑  

あ、、 帰らなきゃなーー と思ったときには、、

フランクは警察に行って、「アジア人のこういう格好をした子が、倒れて運ばれたりしていないか?」と聞きに行ったり、いとこに電話して 町中を探していたらしい、、、

そんなことはつゆ知らず、数時間後に家に帰ったら誰もいなかったので、 ちょこっとそこらにあるものをつまみ食いして、、 歩いて汗をかいたので、 ついでに着替えをして、、もう一度マーケットにいそいそと出かけて行きました。

当時は、携帯電話を私は持っておらず、、(スイスで使う スイス仕様のものはあったんですが、 イタリアでは使えなかったんです)

マーケットが終わった頃に、 たくさんの買った洋服と共に、ニコニコ家に帰ると、、、 警察の姿と共に、フランクが、家の前に立っていました。

すし子「フランクーー どうしたの? (めっちゃ笑顔) 見てみてーこんなに買っちゃったー笑」と無邪気にフランクに声をかけたはいいのですが、、 

フランクはめっちゃ怒っていました。
フランク「どこに行ってたんだよ!! すぐ戻るって言ったのに帰ってこないから、 どこかで、具合が悪くなって倒れているんじゃないかと思って、 探しに行ったんだよ!!探しても探してもいないから、 また病院にでも運ばれたのかと思って、 病院にも連絡したんだ!!」と 大きな声で、怒る怒る、、、

すし子「まさかーーーーーーあ そんなわけないじゃない マーケットに行ったんだよ私。 一回帰ってきたし!でも誰もいなかったから、 着替えてまた出たんだよ」 

フランク「着替えた?!! そうだよね、僕は警察に、 赤いタンクトップとジーンズを履いた日本人。 今朝 病院から退院してきたから 腕に注射の跡が、 アザみたくいっぱい残ってる!! まだ完全に治ってないから 探してほしいって言ったのに!!何で着替えてるんだよ!!」

その時の私は、なぜか、黒のチューブトップのロングワンピースを着ていた、、、

そりゃ、、、 見つからないですよね、、

ありゃリャ、、めっちゃ怒ってるし、、 呆れた顔で警察官も帰って行きました。

フランクは、めっちゃ怒ってるし、、 
フランク「すし子は 頭おかしいよ!!今朝 退院したんだよ!! 君は入院してたんだよ!! 退院の許可は降りたけど、 まだ完璧に治ってないんだよ!! バカじゃないの!!」 とまー  怒る怒る。

その日ばかりは、、 その後私は、 借りてきた猫のように、、 お部屋でおとなしく休むことに、、

ありゃありゃ、、 やっちまった。 本人は これくらいにしか思っていませんでした。 そう、、 私自身が、 なぜ入院したのかを、当時はっきりわかっていなかったからなんです、、えへへへへ

そりゃー死ぬかもしれなかったほどのウィルス感染病気をして、 まーやっとようやく一時退院したのに、 急に一日中その子がいなくなったら、、、 心配しますよね、、、

すんません、、 フランクよーごめんねー

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