経営の王道を学ぶには?

経営コンサルタントの小宮一慶さんによると、経営の王道を学ぶにはこの3つ。

①新聞で世の中の動きを知る
②経営の原理原則を知る
③古典で経験を血肉化する

①新聞で世の中の動きを知る
経営とは、環境変化への適応でもある。
外部環境変化としての世の中の動きを新聞で知ること。
それには、複数の新聞を毎日定点観測し続けること。

②経営の原理原則を知る
経営学の定番本などで、経営の原理原則を知ること。
枝葉末節の知識、テクニックではなく、原理原則を知ること。

③古典で経験を血肉化する
経営とは、目的を効率的に達成するために戦略を立て、経営資源を適正に配分すること。
中でも、経営資源で最も重要な人への理解が欠かせない。
そもそも、経営とは人や社会に対する働きかけでもあるから、人や社会への深い理解が必要。
長い時を経て生き残った英知を古典から学ぶことで、普遍的な原理原則を知る。

これらの学習を通じて、日々の学びや経験を棚卸していき、教訓を引き出していく。これにより、「経験」を「本質」にまで落とし込んでいく。

原理原則を知ることで、それが骨格となり、日々の学びや経験を全体の中の適切な場所に位置づけることができ、いわば骨格に肉付けしていくことができる。

日々書いているブログは、自分の学びや経験を残す場でもあり、それらを棚卸し、気付きを引き出す場でもある。

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