ポップカルチャーになれない大衆小説
生まれて初めて読んだ小説は、歯医者の先生から借りた流星ワゴンでした。
飯も食わずに寝る間も惜しんで読んでた記憶があります。
確か10にも満たない年だったと思います。あまりにも夢のない陰鬱な描写が衝撃的で、まるで生きている人間の息遣いがそこにはありました。
日曜劇場でドラマ化もされているそうですね。重松清さんの作品は短編集も含めて何作か読んでいるんですが、なんとなく当時の思い出を汚すような気がして、流星ワゴンを手に取るのは控えています。
それでも一度だけ友達に勧めたことが