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辛かった時の話をしようか

こんにちは。

ノブです。

本日は、仕事で辛かった時の話をします。

結論から言うと、私は「上司の劣悪なパワハラ」により、
メンタルが崩壊寸前の状態まで、追い込まれました。

今回は、当時の赤裸々な状況から転職するまでの話をします。

それでは、時系列に沿って話をしていきます。

私は、現在25歳で社会人4年目です。

新卒で大企業の営業企画職として入社し、初配属は大都市の花形部署でした。

入社式で自身の配属先を見たときに、非常に嬉しかったことを昨日のことのように
覚えています。

1ヶ月の研修が終わった後、花形部署に正式配属となり、会社の期待に応えられるように「仕事を頑張ろう!」と決心しました。

そんな素晴らしい意気込みで臨むものの、社会人1年目は本当に仕事ができない
ダメリーマンでした。

その部署は、扱う金額が大きく専門知識が必須でした。業務内容としては、他の部署に比べて難しいのに、先輩方は本当に優秀で何なく仕事をこなしていました。そんな先輩たちと、仕事が全くできない自分を比較する日々。。
自分が不甲斐ない。

そんな僕に対し、上司や先輩方は本当に優しく接してくださり、私の成長を
長い目で見守ってくださっていました。

「このままではいけない!」と心の底から思い、

2年目は「自信をなくす暇があったら手を動かせ」の精神で最善を尽くしました。

紆余曲折を経て、

大きな実績を残し、人事評価も高く、忙しいものの順風満帆な2年目を過ごしていました。

そんな日々を崩壊に導いたのが、、、

「人事異動」です。

大きな実績を残し、上司からの評価が良かったことが裏目に出て、
社会人2年目で異例の異動をすることになったのです。

異動先は、同期が退職した職場。
退職理由は、上司のパワハラでした

異動内示を出された時、

正直なところ、全力で断りたかった。

しかし、総合職である以上、その命令を受け入れるしかなかったのです。

そして、新天地に着任。

同期を潰した上司との対面。
先入観を持たずに、フラットで接しようと決めていたものの、
面構えが、もう嫌いでした。笑

ある程度の年齢を重ねると、その人の人相が顔に現れてくると思うのですが
その方の顔は「生涯、人に嫌な思いをさせてきた」と書いてあるような
顔だったのです。笑
最初から違和感を感じました。

その上司から、割り当てられたのはかなり重い業務でした。
その部署には、50代のベテラン社員が多くいるにもかかわらず、
3年目の私が部署でトップ層の客先、売上を握らされたのです。

業務の右も左も分からない私にとっては、かなりの重荷でした。

全てが分からない中、必死でくらいつくも業務が全く終わらず、
多くの残業をしないと終わらせれない状況でした。

そんな状況にもかかわらず、上司からは「残業するな!」と叱責され、
「早く一緒に帰るぞ!」と一緒に帰ることを強要されたのです。

最初は、「本日日限なので、仕事を終わらせてから帰ります」で
逃げ切れていたのですが、、
1ヶ月くらい経つと、私の仕事が終わるまで待つようになったのです。
めちゃくちゃプレッシャーですよね。

お願いだから、先に帰ってくれよと。

寂しがり屋のおっさんほど、めんどくさいものはありません。笑

さらに、一緒に帰る道中の電車で約1時間の説教をされるのです。
まだ、配属されて1ヶ月くらいの時からですよ?
あまり、初めから口答えするのも良くないと思い、反論せずにいました。

すると、それがどんどんエスカレートしてゆき、
部署の全員がいる前で、大声で叱責されたり、取引先の商社の
事務所で叱責されるようになったのです。

重箱の隅を突くかのように、細かなことまで全てを説教してくるのです。

周りに助けを求めようとするものの、他の社員も自分に上司の矛先が向くの
が怖かったのか、助けてもらうことができませんでした。

さらに、客先の性質上、休日出勤もしなければならず、十数日の連勤をすることも
ザラでした。
本当に日々が辛く、休日も家でボ〜っとするだけで終わることが多くなったのです。

はたまた、ボ〜っとしているといつまにかTシャツが涙でびしょ濡れなのです。
感覚としては、人生のどん底。

脳内思考としては、
「出勤したくない。上司に会いたくない。
 もっと頑張れば、改善されるかな?でも、頑張れない。
 じゃあ、会社をやめようか?でも、せっかく入った大企業だから、、
 ぁああああああああ」
みたいな感じでした。笑

このどん底を支えてくれたのは、
「大切な家族や友人、同僚」でした。
あんな状況下でも、以前と変わらない態度で、ただ話を聞いてくれてありがとう。
本当に、一生大切にする。

私は「自分が仕事ができない」などの理由であれば、奮起して頑張ることができるタイプなのですが、ずっと無気力の状態が続いたのです。
きっと、理不尽なことばかりで毎日叱責されていたからです。

何かしら目の前のことに全力で打ち込んできた自分が、何事にも無気力になっていったのです。
大好きな筋トレもやる気が起きず「これはおかしい」と感じ、前の部署の先輩たちと飲みにいったのです。

そこで、プライドを捨てて、全てを話したら
「それはノブくんは悪くなくない?上司のパワハラだよ」と言ってもらい、
ようやく自分の置かれている状況がおかしいことを認識できたのです。

それまでは、叱責内容に納得がいっていないものの、
「もっと精進しないといけない」と思っていたため、おかしい状況だと認識
できなかったのです。

それから、上司からの叱責内容、自分の置かれている状況を客観的に俯瞰してみる
ことにしたのです。

すると、どう考えてもおかしい発言が多く散見されました。

そこで、私は「会社の本社窓口に上司を告発すること」を決心しました。

今まで言われてきた「度を超えた発言、叱責」など全てを備忘録に残し、
本社に告発したのです。

その結果、会社はパワハラを認め、その上司には懲戒処分が下されました。

会社が正式に対応してくれたことには、感謝しています。
私の周りの同僚が「当然の結果だろう」と思ってくれたのも助かりました。

ただ、正直なところ、決して自分は悪いことはしていないのに、
以前より職場に居づらさを感じるようになったのです。

退職した同期を含め、なぜ被害者側がしんどい思いをしなければ
ならないのだろうか。

世の中、本当に不平等だなあああ。

でも、僕たちはそんな理不尽な世の中で生きていくしかない。
そして、自分や大切な人たちを守っていくためには、自分が強くなるしかない。

そのように感じた私は、世知柄や会社に左右されないキャリアを築いていくため
真剣に今後の自分のキャリアの方向性を考えました。

結論、どんな会社でも必要とされる専門職になることを決心しました。
当然、未経験の領域なので、転職のハードルはかなり高いです。
ただ、このハードルを潜れないようでは、この厳しい世の中で生き抜いていくことはできないと思い、計画立案と実行をしました。

その結果、無事に第1志望企業から内定を獲得することができました。
今月より、その転職先で働くことになります。

正直、不安もいっぱいあります。
でも、あの辛い経験も何とか乗り越えられたし、転職活動も全力で頑張ることが
できた。
何より、人生のどん底にいた時に、支えてくれた家族・友人、同僚がいるだけで私は本当に幸せ者なのです!

支えてくれた大切な人に元気な姿で頑張ることで恩返しをします。

ここまで、話が長くなってしまい申し訳ないですが、
この記事で話したかったことは、どんなに辛い状況下でも

「あなたには、必ず味方がいる。」「頑張れない時は、頑張らなくていい。」
「生きているだけで、優秀。」「他人だけでなく、自分にも優しく。」
「小さな世界に囚われなくて大丈夫。」「諦めなければ、人生は何とかなる。」

ということです。

正直、私もどん底にいるときは、このように思うことができませんでした。
それでも、伝えたい。
真面目な皆様は、自分に厳しすぎます。
仕事は辞めてもどうにかなるし、諦めなければ必ず人生は好転していきます。

今は、そんなこと言われても響かないよと思うかもしれませんが、
もっと自分を甘やかしてあげてくださいね。

皆さんの日々も素敵なものになることを祈っています!
それでは!

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