最近のわたしは、この３つのSNSをせっせと更新している。

とはいえ、以前も何かの記事で書いたかもしれないが、別にインフルエンサーになりたいわけではない。たくさんの人に見てもらえたら嬉しいけど、それが主たる目的ではない。目的は、単純に楽しみたいから。楽しんでもらいたいから。偽善っぽく聞こえるかもしれないけど、やっぱりそれ以上でもそれ以下でもない。シンプルに、たのしい。

どれがいちばん自分に向いているかなーと思うと、どれも中途半端で、向いてるも向いてないもありゃしないという感じだが、ひとつ言えることは、noteがいちばん自分を取り繕ってないということ。嫌なことも、楽しかったことも、書いている。だから、強いていえばこのnoteが得意分野（ということにしておく）。次にPodcast、最後にInstagram。
Instagramなんて加工グラムでしかない。カッコつけの塊。笑

それぞれのSNSには、自分なりに発信内容のすみ分けをしている。

noteはやっぱり「文章」だから、言葉に起こして、字を追って、面白いと思ってもらえるコンテンツにしたい。画像が使えるというのもポイント。だから、自分の中で「記録しておきたいもの」にフォーカスしている。記録しておきたい映画の感想・考察。記録しておきたい感情や情景。そういうものを集めている。

Podcastはやっぱり「音」であり「声」だから、耳を傾けて楽しいコンテンツにしたい。一人喋りも、誰かとの会話も、どちらも共有できるというのもポイント。だから、これは「瞬間」にフォーカスしている。その瞬間に思ったこと、その瞬間に感じたこと。誰かと話して、わっと膨れ上がったライブ感。冷静に考えてどう思ったか、というエピソードより、その瞬間咄嗟にこう思った！というエピソードを重視している。とにかく感情を乗せやすい媒体だ。

Instagramはやっぱりレンズを通した「写真」や「映像」がメイン。加えて友人たちとの生存確認の場でもある。笑
だから、「自分視点で良い」と思ったものにフォーカスしている。自分が良いと思った洋服、自分が良いと思った食事、自分が良いと思った友人の姿、自分の姿。この媒体だけは、とことん自分。究極のナルシシズム。わたしを見て―！というほどではないけれど、それくらいのスタンスで開き直っている。笑

でも、結局そのどれもが「わたし」
どの側面もわたしで、どのSNSに表出していない顔も、全部わたし。
昨今はSNSに溺れて自分が分からなくなる、なんて話も社会問題にあがるけど、これだけ多様に自分を見つめられる機会があるんだから、もっと自分を知って、自分でも知らなかった自分を見つけて、それを楽しむだけでいいと思う。

だけど、実際問題SNSの魔力はすごい。
たかがネットの投稿１つで、一夜にして有名人になったり、はたまた命を落とすまでの事件になったり。この付き合い方は、本当に大変。
「今の子たちは、何でもネットで繋がっていられるから、どこいっちゃったか分からない子とかいないでしょ？」と、先日母親に言われたが、どんなに時代が進歩して、どんなに技術が発展しても、使う人間はいつまでもアナログだから、意外とそうでもない。SNSに疲れた、と言って姿を消した友人もたくさんいる。

それゆえ、SNSを続けている、というのもわたしは努力の形だと思う。だからといって「わたし頑張ってるんだよ～」と言いたいわけではない。そういうことじゃなくて、そうやって努力してやっているんだから、わざわざやっているんだから、やっぱり楽しもうよということなのである。楽しみたいし、楽しんでもらいたい。それに尽きるなって。

先日は思わぬところから、SNSを通じて「久しぶり」という連絡が入った。その人とのやり取りは、実に8年ぶりだろか。「note読んでさ・・・」なんて言われちゃって、恥ずかしくて、嬉しくて、だからやっぱり続けていたくて、楽しいなって。そんな話。

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ひろひろの他の顔。

Podcast - わたしと言葉のエトセトラ

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おわり。