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コンテンツマーケティングの重要性|シン・コンテンツマーケティング #1

デジタルマーケティンググループ所属の「入口~出口~勝手口~♪」の出口です!

「シン・コンテンツマーケティング」というタイトルで、複数回にわたって「コンテンツマーケティング」の必要性や進め方をわかりやすくお話をします。

「え?今さらコンテンツマーケティング?」と思ったそこのあなた!「コンテンツマーケティング」をはじめるのは、今からでも全然遅くありませんよ〜!

「何をすれば良いかわからない」、「進め方や費用対効果は?」、「成果って出るの?」といったお悩みの方はぜひ、ご一読ください!
第1回については「コンテンツマーケティング」についてお話をします。
※本記事ではWebサイトを軸にしたコンテンツマーケティングという観点でお話をします


コンテンツマーケティングとは?

早速ですが、今回のテーマである「コンテンツマーケティングとは?」についてお話をしていきます。
近年、マーケティングの手法として企業で注目され、SEO対策の観点からもWebでの集客には欠かせなくなっていることから多くの企業で取り入れられているコンテンツマーケティング。
コンテンツマーケティングって何?と聞かれたときに、何となくで回答している方も多いかもしれません。
ですので、改めてコンテンツマーケティングの定義を確認したいと思います。

コンテンツマーケティングの第一人者、ジョー・ピュリッジ氏は下記のようにコンテンツマーケティングを定義しています。

コンテンツマーケティングとは、有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である。
(出典:エピック・コンテンツマーケティング: 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書

収益につながる顧客の行動の促進することを目的とし、有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信および配布することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すことが重要となります。

コンテンツマーケティングの特長として、コンテンツの形式や配信する経路を限定しません。
例えば、SNSマーケティングや動画マーケティングの場合だと、コンテンツ形式や流入経路はSNSや動画メディアからになります。
しかし、コンテンツマーケティングはその限りではなく、SNSマーケティングや動画マーケティングなどもコンテンツマーケティングの一部として扱われます。

そう、コンテンツマーケティングには無限の可能性があるんです!
もちろん、経営資源は無限ではありませんので、できることは有限ですけどね。。。


なぜコンテンツマーケティングは重要なのか?

企業が売上をあげて事業を継続するためには売上と利益が必要不可欠です。
Webサイトを軸に考えると、Webサイトへの流入を増加させるためには、多くの見込み顧客との接点を作る必要があります。
それぞれの顧客層に対して適切なコンテンツを用意・発信することで、以下のような見込み顧客との接点ができます。
※本記事では、見込み顧客を以下のように定義しています

ーーーーーーーーーーーーーーー
▼顕在層
商品やサービスのジャンルやテーマへのニーズや課題が明確で、行動あるいは検討している層。
▼準顕在層
商品やサービスのジャンルやテーマにニーズや課題を持っているが行動あるいは検討していない層。
▼潜在層
商品やサービスのジャンルやテーマに対して明確なニーズや課題を持っていない層。
非認知層
商品やサービスのジャンルやテーマに対しての興味が薄い・無い層。
ーーーーーーーーーーーーーーー

Webサイトはサイト単体の力で競合他社と戦っていくことになりますので、コンテンツの増強は必須です。
業界や業種、事業フェーズによって、コンテンツマーケティングの目的は以下のように目的はさまざまとなります。

・注意をひきつけ、リードを生成・獲得する
・顧客基盤を拡大する
・オンライン販売を増加させる
・企業やブランドの認知度や信頼性を高める
・ユーザーのオンラインコミュニティに参加してもらう など

異なる目的でも共通して言えることは、見込み顧客へ有益で質の高い価値のある情報を提供するために、コンテンツを作成・配信および配布することで、収益につながる顧客の行動を促進するための手段として、コンテンツマーケティングの実施が必要不可欠です。
何よりWeb上に公開されたコンテンツは永続的に存在することになるため、企業にとっては大きな資産になるのです。
コンテンツマーケティングをやらない手はないですよね。


そもそもコンテンツとは?

コンテンツ、コンテンツ、コンテンツと口を酸っぱくして言っていますが、そもそもコンテンツって何?と思われる方もいるかと思います。
改めてコンテンツの定義についてお話をします。
私はコンテンツを以下のように定義しています。
顧客への提供を前提とした、有益で質の高い価値のある情報を顧客に提供できるように文章や動画などに加工したもの
単に情報が手元にあるだけでは、生データの状態のため、コンテンツとは呼べません。

情報を顧客に提供するために文章化して記事にしたり、動画にして配信したり、資料化して配布するといった形で、情報を加工して公開することで初めてその情報をコンテンツと呼べるようになります。


コンテンツは王様!

我は王なり

最後に少しだけコンテンツに関する「コンテンツは王様!」という余談をご紹介させてください!
今からさかのぼること約30年近く前の1996年に、マイクロソフトを創業したビル・ゲイツがコンテンツの必要性について提唱しています。

『コンテンツこそが王である』と。
(出典:1996年にビル・ゲイツが書いたインターネットアーカイブのマイクロソフトサイト

ビル・ゲイツが書いた記事を読んでみると、そこにはコンテンツの必要性が書かれていました。
特に気になった箇所を抜粋してご紹介します。

半世紀前に始まったテレビ革命は、テレビの製造など多くの産業を生み出したが、長期的な勝者は、メディアを使って情報や娯楽を提供した人たちだった。
インターネットでは、放送業界と同じように、コンテンツが大きな利益を生むと私は考えている。
成功した企業は、インターネットをアイデア、体験、製品の市場、つまりコンテンツの市場として推進することになるだろう。

1996年3月1日
ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツは、預言者なのか!?と疑うほどに先見の明を持った人物ですね!顧客に自社の商品やサービスを買ってもらうために、Webサイト、メルマガ、セミナー、展示会といったメディアを活用するにしても、コンテンツがないと意味がないですよね。

実際、日本でも2000年以降インターネットの普及やGoogleの台頭を経て、2014年頃から「コンテンツマーケティング」が注目をあび、Web集客のひとつの手法として安定した地位を確立しました。
そして、withコロナ・afterコロナ時代を経て、インターネットにおけるユーザーを取り巻く環境や情報量の変化によって、今日のマーケティングでは「コンテンツ」が欠かせない存在になりました。
ビル・ゲイツの言うとおり、「コンテンツは王様」ですね!


まとめ

今回は、コンテンツとは何なのかであったり、コンテンツマーケティングの重要性についてまとめました。

インターネットの普及により、必要とする情報だけを自ら取りに行くことができる、そして、コンテンツ発信者も受け取り手にもなるデジタル時代です。上記で述べましたが、企業にとってWeb上に公開されたコンテンツは、大きな資産となります。自社の特性を生かした有益で質の高い価値のあるコンテンツを制作・配信・配布することでマーケティングや営業など、あらゆる場面でコンテンツを活用することが必要不可欠と考えています。

次回は、コンテンツマーケティングの「メリット・デメリット」や実例を元に「コンテンツマーケティングの実施手順」についてお話をするかもしれません。(予定は未定)

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