【AGRI BASE NARA協議会】里山に「食+農の図書館」とシェアキッチンをつくりたい

料理や野菜の本はいつ見ても楽しいですよね。何時間でも無心で見ていられます。料理や野菜の本をたくさん集めるのが夢だったりします。

今回は食と農に特化した私設図書館と許認可付き調理施設の設立に挑戦した、生田優希さんを紹介いたします。

現代は人それぞれのスタイルに合わせて食が選ばれる時代。スローフード、低糖質、ヴィーガン、グルテンフリーなど、ジャンルは細分化されています。また野菜や食肉であれば、育て方や産地などに対してこだわりを持つ方もいます。

そんな中、食品や農業に関する情報・知見を集めた場所を作りたいと思ったそうです。
図書館のこだわりは専門的でマニアックな本も揃えつつ、誰でも気軽に来れるようにすること。
イベントやワークショップを開催するスペース、『食べれる図書館』として食品を販売するスペース、仲間とアイディアを共有するためのコワーキングスペースなどなど、たくさんの構想が練られています。

また食品の加工や販売は、販売許可や場所整備のハードルが高く、なかなかトライできない方が多いのが現状。
素敵なアイディアを具現化する。たくさんの方のアイディアを重ねて、新たなアイディアを生み出す。そのためにも、行政の許可が下りている共用キッチンも併設したいと考えたそうです。

拠点として考えている旧伊那佐文化センターは、市町村の統廃合や人口減少で使われなくなってしまいました。しかしもともとは地域の方にとって大切な交流の場。この場所が再び人の笑顔溢れる場になってほしい。そんな想いも込められています。

生田さんの挑戦は見事成功となりました。
施設を作る方、利用する方、地域の方など、たくさんの方の想いが詰まったあたたかい場所になりそうですね。奈良県以外にもそんな施設が増えていくと良いと思いました。

●資金の使い道

図書館になる三日月ログハウスに係る費用、図書購入費、本棚・物販スペース用家具購入費、その他備品

●問い合わせ先

AGRI BASE NARA協議会

生田優希さん

https://agri-base-nara.localinfo.jp/


【公式】食活オリエンテーリング
〜農家さんが抱えるお悩み、一緒に解決しませんか?〜 メンバーは全員管理栄養士&栄養士。資格を活かして、日本の農業を元気にしたい!という思いから始まりました。 農業×IT×栄養士&管理栄養士で、かつてない農(能)力開発をしていきます。
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