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『舞台ジャンヌ・ダルク』を観劇した話。

『舞台キングダム』ぶりに推しのお芝居を観に大阪へ。4年ぶりのオリックス劇場。

本当は東京で3公演観てからこの日を迎えるはずだったんだけど、諸事情で泣く泣くチケットを手放したので、まさかの最初で最後の観劇に((涙
推し出演作で1回しか観劇できなかったの久しぶりな気がする…



そろそろ、本題へ。

わたし自身、学生時代は世界史選択してこなかったので、ほぼ知識なし、ジャンヌダルクの名前をかろうじて知っている程度。
こんな知識量で大丈夫かと思ったけど、開演前に買ったパンフレットを見てたら情報がいろいろ書いてあったから、あとでパンフ読んで補填すればいいやと思ってそのまま観劇に臨んだ。


まず圧倒されたのは、やっぱり出演者の多さ。
思っていた以上の人数だった。今までいろんな舞台作品を観てきたけど、これほどたくさんのキャストがいる作品は初めて。

でも、この人数だからこその迫力が本当に凄まじかった。1幕での戦いのシーンとかえぐい。客席の通路を使った演出もすごかった。舞台セットはものすごくシンプルなのに、舞台と客席との境がなくて、作品の世界観に入り込んでお芝居を観ている感覚だった。

今回は1階席6列下手側(実質4列目)の席だったけど、1階席後方とか2階席3階席からだとまた迫力の感じ方とか見え方とか違ったんだろうなと。上からや後方からの観劇ならジャンヌ率いるフランス軍の人の流れがよく見えただろうし、また違った感想が出た気がする。まぁ東京の席も1階席だったしほぼ下手だったから同じような感想しか出なかったかもだけど。
欲を言えば、センブロ付近で観たかった…ゴリゴリに下手だったから、戴冠式とか舞台の真ん中で演ってるお芝居全然見えなかった…悔しい。


次に推しのお芝居。
前舞台作品がキングダムで漂/嬴政。そして今回のシャルル7世も王。まさか1年のうちに2回も王の役を演じるなんて思ってもいなかった。どちらも王様だけど、全然違う王様だった。育ってきた環境や境遇、抱いている気持ちも全然違う。1年の初めと終わりで全然違う王様を作り上げる推しはさすがとしか言えなかった。そして、相変わらず推しの表情や感情のお芝居が流石すぎた。良いところで涙を流すもんだから、しっかりもらい泣きをしてぼろぼろでした。

キングダムで推しが演じた漂/嬴政についての感想は下のnoteから。

今回のシャルル7世。
物語が進んでいくにつれて、シャルルの気持ちの見え方が全然違って、気持ちがジャンヌに突き動かされているのが見て取れた。最後のところは、自分が国王として自由でいられない分、自由でいてほしいというジャンヌに対するシャルルの気持ちがこれでもかと溢れていた。シャルルとジャンヌの関係性を分かった上で、冒頭から観たらまた面白い気がする。


今回座長だった清原果耶ちゃんについて。
推しでも何でもないから下手なこと書けないけど、やっぱり彼女はすごい。朝ドラ「おかえりモネ」のときも思ってたけど、お芝居のクオリティが高すぎる。
声色や表情、お芝居…全てにおいて初舞台とは思えないほど、堂々としていてかっこよかった。それでいて、カーテンコールで役が抜けたときに見えた笑顔は本当に可愛くて素敵でした。
映像作品では何度も見てるけど、今後舞台に出ることがあるのなら、彼女の生のお芝居をまた観たいと思った。


最後に。
キングダム以来の推しの生のお芝居。年末にまた観られて良かった。これで今年は推し納めです。
ここ最近はロングラン公演が続いてたから、1ヶ月で東京、大阪と終わるのがなんだか不思議な感じ。たまには短スパンで終わるのも良いな…なんて思ったり。
観劇後はいつも感じることだけど、どんな作品でも推しがカンパニーの皆さんと稽古を重ねて作り上げた生のお芝居を観るのが好きだし、やっぱり舞台演劇が好きなんだなぁと今回も感じた。

来年はロミジュリWキャストで決まってて、東京愛知大阪とあるから3都市それぞれ1公演ずつくらい観に行けたらな〜なんて考えてる。自分の体力との兼ね合いもあるから初日と大楽あたりを狙って上手くチケット取りたい。まだキャスケも出てないので、いろいろ考えるのはまだこれから。笑

これからも推しの出演舞台含め、いろんな舞台演劇を観に行きたい。


おわり。

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