第6章 有酸素トレーニングへの適応

◎心臓
長期的反応
・心肥大 心房と心室の拡大 → 1回拍出量up → 血流up
・安静時や最大下運動時の心拍数down
短期的反応
・心臓への刺激や興奮性up(神経伝達物質:エピネフリン・ノル、アセチルコリン)
・フランク・スターリンク:1回拍出力up

◎血管(冠状動脈、末梢血管)
長期的反応
・血管密度up
・有酸素性持久力TR
・毛細血管密度up
短期的反応
・血管拡張
・内臓の血管量down

◎エネルギー機構
長期的反応
・グリコーゲンの貯蔵
・動いた後に筋中のトリグリセリド → 遊離利脂肪酸 → グリコーゲンに変換
・LT(乳酸性作業閾値) 無酸素性TRで血中乳酸濃度up:脂肪→糖に変わる
・ヘキソキナーゼ:グルコース(GLUT:グルコース輸送担体)の酸化
         解糖系に入りやすくなる
短期的反応
なし

◎身体組成
長期的反応
・体脂肪量の減少
 レジスタンスTR・有酸素TRの両方が良い
 有酸素TR:食欲抑制される
短期的反応
・見た目

◎内分泌系(膵臓)
長期的反応
・インスリンup 
短期的反応
・1回高強度のインスリン感受性up

◎骨格筋
長期的反応
・ランニングを行っても関節軟骨を耐化させることはない
短期的反応
・骨密度up

◎呼吸器
長期的反応
・酸素拡散能力up
短期的反応
・TR強度

◎オーバートレーニング:明確なパフォーマンスの低下
down → 集中力(交感神経・テストステロン)が低下し
    筋収縮をし(筋グリコーゲン、体脂肪)、呼吸が苦しくなる。
・パフォーマンス
・体脂肪率
・VO₂max
・筋グリコーゲン
・テストステロン(男性H)
・交感神経の感受性
up
・筋肉痛
・最大下運動時の心拍数
・交感神経性ストレス反応

[ポイント] 有酸素性TRの初期反応:特異的(野球を練習すれば野球が上手に)

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