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記念すべき蔵書900冊目は……

 数か月前に、蔵書目録という目的で「ブクログ」ユーザーとなったことはnoteにも書いた。
 積読がある中で、BOOKOFF等の古書を数冊単位で買っていくと、やはり買ったかどうか怪しい本も時には出てくる。今のところ、同じ本を二冊、などということは起きていない。
 だが、読んでみたいなと感じた本を、そういえばと探してみれば、書棚にしっかりと収まっているということは過去にも数回。恥ずかしながら把握できていなかったわけだ。

 さて、専門誌などは除外するとして、書籍(マンガも含む)を日々登録していった結果、ついに昨日、900冊となった。
 個人経営のブックカフェなら、もしかすると僕の方が蔵書数が多いこともあるのかもしれない。
 さて、記念すべき900冊目の本のタイトルは何だろうか。

 そう、ここに来てついに『新約聖書』を購入。
 『新世紀エヴァンゲリオン』の影響を受け、西洋美術への関心も高く、歴史好きな事もあって、それまで概説書などから聖書の知識は大まかにではあるが蓄えてきた。
 だがついに僕もキリスト者の如く歩もうというのか……!?
 かつてならない理由を語ったというのに。まさに回心が起きたというのか。

 悲しいかな、答えはNO。僕はクリスチャンとして生きる決意をした訳ではない。およそ、世界最大のベストセラーと呼ばれる聖書、それも「新約」を手に取ったに過ぎない。旧約聖書は未だ偏った知識のままだ。
 ちなみに余談だが、ブリューゲルの絵画『バベルの塔』のパズルも買った。

 きっと聖書を買ったのは、他の古典作品と同じレベルの関心度合い。直近で『モチーフで読む美術史』を買っているのも大きい。

 僕自身、美術解説などで聖書を引用したこともあるが、孫引きではなく、実際に聖書を手に取るとなると、図書館にあるようなものだと大きかったり、コピーしづらかったり。
 なので、手元に一冊(旧約・新約で分かれていると尚、本として扱いやすい)あるだけでも飛躍的に作業しやすい。ホテルに一冊あるように、美術好きも各家庭に一冊あるとよろしいかと。


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