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今までの人生119(私のうつ病と恋愛8)

彼はカレーと焼きそばがあれば生きていける!
と言いキクラゲやキャベツの芯が
私のお皿にのせられた。

まぁ食べられなくても困らない程度のものだけど
偏食なことが1つわかったお昼ご飯だった。

ご飯をご馳走してもらい
お店を出て車に戻り
一服タイム。

私のリア友たちは非喫煙者か加熱式タバコ派
なので紙タバコの匂いと煙が結構気になった。

もちろん窓は開けてくれていたが
車内の消臭にもう少し気を使うべきだなぁ
とやっぱり思った。

ここはひとまず胸にしまって
もし付き合うことになったとしたら
どこかのタイミングで伝えてみようと思っていた。

彼は翌日仕事だったので
夕方には帰路につかなければいけない。

そう思うとちょっと寂しく感じた。

あれ?私彼のこと好きになってきてるのかな?
うつ病になってからは友達以上恋人未満のような
男友達はいても
彼氏はしばらく居ない。

私にとっては新鮮な感情だった。

彼は歌に自信があると言っていたので
カラオケにでも行くのかなぁ?
と思いながら
彼も当てもなく車を走らせていた。

途中でコンビニに寄り
彼のタバコ補充
私のタバコも買ってくれた。

ありがと〜!

とお礼を言い車に乗り込む。

どこ行く〜?
歌上手いって言ってたからカラオケにでも
行こうか?

と私から提案してみた。

彼はタバコをふかしながら
何か考えているようだった。

私もタバコを吸いながら
彼の返答を待っていた。
・・・
・・・
・・・
やっぱりさぁ〜
今日帰らなきゃならないし
次いつ会えるって約束も
今は忙しくて出来ないから・・・
○○(私)の家に行きたいな〜。

と彼は言う。

えっ!?
私の家?
初めてあった人に家を教えるのは抵抗あるなぁ。
○○(彼)君が悪い人だとは思ってないけど・・・

私は彼の家も住所もまだ知らない。

会ったばかりの人に家を教えるのは・・・

と返答した私。

そっかぁ〜
でもカラオケ行って時間になって
次いつ会えるかの約束も今は出来ないのに
寂しくない〜?
イチャイチャしたい!

と彼ははっきり言った。

男女が好意を持って2人きりで会うのだから
ある程度の覚悟は私もしていたが
私の家か・・・

私が住んでいる部屋は
模様替えはしているものの
うつ病になる原因の1つでもあった
流産した時の彼と住んでいた部屋だ。

もちろん別れた彼に未練は無い。
なんとなく抵抗があった。

そのことを彼にも話、抵抗があることを伝えた。

俺は気にしないよ〜
○○(私)がほんとに一人暮らしなのかも
確認〜(笑)

そりゃ彼は気にならないだろう(汗)
と思いながらも
わざわざ早く時間をかけて会いに来てくれたんだし
それなりの覚悟もしていた事だし
私の生活実態を知ってもらうためにも
いいかもしれないとバカな私は思ってしまう。

近くのコインパーキングに車を停め
彼が帰宅するまで私の部屋で過ごすことになった。


今日はここまで


最高気温はマイナスだが晴れていて
外は気持ちよさそうだ。
のんびり過ごそうと決めていたけど
お昼前には股関節に無理ない程度で散歩しに
行くかなぁ〜。

早朝の散歩は出来ないことも多いけど
散歩に出ることに慣れてくると
短くてもいいから外に出よう!
と普通に思えるようになってきていることに
気持ちの回復を感じて少し嬉しい。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。