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飾り嫌いによるイベントづくり

誕生日やクリスマスなどのイベントごとには、飾り付けがつきものではないだろうか。

しかし私は飾り付けが嫌い。というより、部屋にモノを増やすのが嫌いだ。

映えるような飾り付けをする楽しさよりも、終わってから片づける面倒さのほうが勝ってしまう。ホコリもたまる。

そもそもたった一日(なんなら半日、数時間)のためだけに、一体どれだけ何を用意するのか。来年まで取っておくならモノが増えるし、捨てるは捨てるでゴミが増える。ネガティブなことばかり考えてしまう。私の悪い癖。

ただ、今は子どもがいる。子どものために思い出作りはしたい。

最近子どもがハマっている、お絵かきで思いついた。

窓ガラスに大きな絵を描こう!

今年のクリスマスイブ、リビングにある窓ガラスに、チョークで大きなクリスマスツリーを描いた。そこに好きな色を足していく。まだぐちゃぐちゃっとしか描けない子どもも、親の真似をして一生懸命描き足していく。

ツリーの脇に、色々な色でたくさんの線を描いていた。ちょうどいいので、クラッカーから飛び出たリボンに見立てた。2つできた。パーティっぽい!

もちろんサンタクロース、トナカイ、プレゼントも描いた。リクエストで、乗り物の絵も描いた。

リビングの棚や壁は日常そのままなのに、おひさまの光を浴びたクリスマスの絵が、ステンドグラスのように、一気に部屋を華やかに、非日常な空間にしてくれた。

子どもも気に入ったのか、窓ガラスに近寄っては何度も、ツリーがあるよ!と指差して笑っていた。この世界のどこに飾られているツリーよりも素敵に見えた。

私だって決して絵が上手なわけではない。子どもの落書きに毛が生えたような程度。でもお絵かきは大好き。だから上手下手は関係なく、好きなことを好きなように、いかに楽しい思い出をつくるか。それが出来て、子どももそれを感じとってくれたなら、大成功だ。

ゴミもホコリも出ないしね(笑)

ちなみに使用したチョークは、水拭きで落とせる「チョークパステル」というブラックボード用のもの。ガラスもOKとのことだったので購入した。消すついでに窓ガラスの掃除もできるため、一石二鳥。

大晦日には門松でも描こうかな。

新年初日の出に照らされる門松、楽しみだ。


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