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【バレーボール篇】どうやってフロー状態を生み出すか?

あらゆるスポーツに活用できる
おもしろい運動教材を紹介していきます。

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今日は 『サークルパス』


■ 2ボールで難易度up

□ 5-6人チーム
・ lev.1 / 1ボール
・ lev.2 / 2ボール

ボールの数が増えると...
広い視野の確保が必要!
バレーボールは、視覚からの得た情報から状況判断を行う必要があります。その情報とは、ボール、仲間、相手の位置など。ボール2個を使用することで、ボール1個の場合より、広い視野の確保を養うトレーニングにつなげることができるでしょう。



■ フロー理論 - small step -

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Csikszentmihalyi,M.(1975).Beyond Boredom and Anxiety:Experiencing Flow in Work and Play.Jossey-Bass.チクセントミハイ,M.(2000).楽しみの社会学(改題新装 版).(旧題:楽しむということ(1991)).新思索社.

フロー理論は、目標設定( 難易度 )が適切であれば、取り組んでいることに没頭できることを表しています。逆に、適切でなければモチベーションが下がってしまう。具体的には、難易度が高すぎる=不安  / 難易度が低すぎる=退屈。

基本練習の反復は、難易度が低すぎる=退屈に陥ってしまうケースが多いです。上達速度の早い子どもであれば、なおさら!そんなとき、まずは、簡単な動き( 難易度【易】)から始めてみましょう。『は、余裕だし!』と思わせるぐらい!そこからsmall step!少しずつ難易度を上げていきましょう。
難易度を上げるとは、求める能力を増やしたり、動きを複雑にしたりしていくことだと私は考えています。

『あれ、思ったよりできない...』
余裕だった顔が真剣な表情へと変わっていきます。そんなときに、上達へと導く種を蒔きましょう。可能なら、全体レベル、個人レベルで指導内容を分け、伝えていくことが重要だと考えています。

ここで大事なのは...
難易度upスピードを早くリズミカルに!

もちろん、壁にぶち当たっている子を置いてけぼりにしないようにです。難易度upと並行して、目標達成回数を増やしていくことが、自信を引き出します。



■ 能力を覚醒せよ

□ 定位能力
▶︎ 周囲の人や物との位置関係を把握する力
□ 変換能力
▶︎ 動きを素早く切り替える力
□ 反応能力
▶︎ 合図や相手の動きに素早く反応する力
□ 分化能力
▶︎ ボールなどの道具を巧みに扱う力


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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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