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デザイナーに感じる違和感

皆さんの多くは、「デザイナー」と関わったことがあると思いますがどんな印象を抱かれているでしょうか?かっこいい、カッコつけている・おしゃれな・こだわりのある・個性的・融通が利かない・話がかみ合わない・個人主義・センスが良い等々。良い印象や悪い印象...もちろん皆さんが接したデザイナーによって印象は異なることでしょう。しかし、ややステレオタイプな表現になりますが共通して皆さんがもたれているのは、「個性的」という印象に集約されるのではないでしょうか。

当たり前の話ですが、「個性的」な印象というのは、デザイナーという職能上で必要とされる「独創性を発揮する」という役割に起因しています。多くのデザイナーたちは、学生の頃からこの「独創性を発揮する」事が大切だと教え込まれているために、経験やスキルが不十分な頃から、心持ちやファッションなど全身全霊で「独創性を発揮」しようとします。当事者であるデザイナーは皆さんが持つ「個性的」という印象を好意的に解釈しているふしがありますが、デザイナーでは無いビジネスマンの皆さんはビジネスの上で大なり小なり「違和感」を感じた覚えがあると思います。その違和感の中身について説明してみましょう。

デザイナーとの関わりで感じる違和感について

「独創性」は当然のことながら「個人の考え方や嗜好」に依存しており実際のビジネスにおいて、さじ加減を間違うとネガティブな方向へ牽引してしまいかねません。デザイナーであるかどうかに関係なく、世の中を変えるほどのクリエイティビティを発揮する原動力は、この「個人の考え方や嗜好」に依存する「独創性」であることに異論ありませんが、実は成功する「独創性」の背景には、綿密な市場分析が存在しているか本当の天才が肌感覚で自らの「独創性」にマーケッタビリティを見いだしているかのどちらかです。皆さんが接するデザイナーからマーケットを意識した論理的な言動や天才的な肌感覚によるマーケッタビリティについての示唆を受け取れない場合に感じるモヤモヤがビジネスの上での違和感の中身その1です。

右脳で伝えるデザイナーと左脳で理解しようとするあなた

違和感の中身その2。デザイナーがデザインを説明する際に発する言葉の多くは、右脳的な表現であり、その上その言葉の背景が(絵を見ればわかるでしょという理由で)十分に説明されない事が多い。たとえば、「スタイリッシュ」という説明に関し、「スタイリッシュ」という印象を誘引する上での細分化された因果関係まで説明がなされないと言う具合に。更に、デザイナーが発するこの右脳的な言葉の多くは発する者の価値観で定義されているため、異なる価値観を持つ者にとっては真意を測ることが出来ず、因果関係は不明のまま。だからモヤモヤする。

デザインはわからないから…

違和感その3は、その2と関係深いのですが、皆さん自身が「デザインがわからないから」と引け腰になり、質疑応答が不十分になる。そんな状況を察してか「わからんやつは口を出すな」オーラを発するデザイナーもいらっしゃるようです。そしてそんな状況でいやな思いをした人は更に「デザインはわからないから」と言うようになります。

いかがでしょう…違和感の中身が少しクリアになりましたでしょうか?もし、これら以外にこんなことに違和感や不満を感じるんだよとお知らせいただければ勉強になります。そしてデザインを依頼する側とされる側からの双方の視点で原因を探ってみたいと思います。

念のために記しておきますが、デザイナーを非難しているわけでは無く理解を深めてもらい正しいつきあい方を指南しようとしているので、もし、デザイナーの方がこのブログをご覧になっても気を悪くしないでくださいね。

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福本 徹 @idnet21.com

デザインプロデューサーをしています。 ブランディング・マーケティング・デザインをサポートする会社:株式会社アイディーネットの代表  www.idnet21.com
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