見出し画像

社会って思ってたのと違いますねぇ。

こんにちは。

「過去を振り返ること」はあまり良い意味で使われる機会って少ないと思うんです。

そんなことをしたってしょうがないから。

「仕方がない」

社会人になってからよく耳にするし、自分も口にしているような気がしている。

社会人になってから、知り合う人たちとはほとんど、深い仲になることがない。なので、話の噛み合わせが非常に悪いんです。

あるポッドキャスト番組で、「グッドバイブス」と「バッドバイブス」という話がありました。要は、バイブス、波長の合う、合わない人たち、またはそういう組織があるということです。

社会に出てから感じるのはほぼバッドバイブスだなと感じるんです。

その原因はなんなのか

同世代で繋がれる連中がほぼいないことは大きいですね。

仮にいたとしても、その中でもグッドとバッドで分かれるのでほんとにグッドバイブスに所属できる、出会える確率って少ないんだなって思うわけです。

でもたまに、グッドバイブスと思わしき組織からの狼煙が上がっているというか、アナウンスがあって、そこの活動を見学できる機会のようなものを見かける時があるんですが、それも難しい話でして。

グッドっぽいところを見つけることができるのは確かなのだけれど、組織に所属したいかどうかでいうとそうでもない。

その組織にいる時の人格と、個人で面会するときの人格って全然人によって違うじゃないですか。
平野啓一郎氏の分人主義ですわ。詳しくは各自で調べてください。

組織でのムーブは多くの人が本質じゃない動きを見せるので、好かん。という結論になってしまうんですね。

でもそれは環境が人にそうさせているので、そこで個人間で繋がることができればいいわけなので、そういう機会があれば積極的に参加すべきではあるのかなという感じですかね。

過去をふりかって見た時に、学生時代は自分はうまいこと立ち回れていたし、自分のやりたいことを素直にやれていたという自覚があるんです。もちろん、それ以上に叶えたいことはあったけれど、なかなかうまくいかなかったことも多くありました。

でも、それは学生という後ろ盾、学校、という守ってくれるものがあってこそのぬるいものだったんじゃないかと感じることもあります。

その時の社会人に対する眼差し、主に自分が憧れている人たちしか見てこなかったので、もちろんキラキラしていたし、自分もこの道に進むんだというワクワク感のようなものもありました。あくまで理想しか見ていなかった気がしています。

社会に出た時に、大学を卒業して広い世界に出てきたはずなのに何か狭いところに軟禁されているような状態が続いています。コロナが明けてもなお。

それは首都圏にいた学生時代から地方にUターンしてきたという背景も含めると閉塞的な感覚に苛まれるのはしょうがないと感じるのかもしれない。

でもこれまで築き上げてきた関係や、実績のようなものがサッと亡くなっていった気がしているんです。

前しか見ない。過去は振り返らない。0からのスタート。ポジティブな意味で捉えられがちなこれらの文言、実は人によってはしんどいんじゃないかと思うんです。

社会に出るということは大体の人はどこかの組織に所属して、就職という形で仕事をこなしていくと思うんです。やりたいことかどうかは別としてです。

私も、それを現在まで続けています。そしてこれからも続けていくのかもしれないです。家業に入ったわけですから。

でもたまにそこでのしきたりみたいなことに対する嫌悪感、拒絶が時にあるわけです。

そういったものには大抵の場合、理論は通じないことが多いです。
「なぜ」と問うても「なんでも」という問答がよくあります。謎の不条理。

確かに社会に出てまだまもない若者が、なんだかんだいうのは違うのかもしれませんが、誰しもそういった疑問を持ちながら生活しているはずで、もやもやするけど、それをアルコールやサウナで流して、明日を迎えるパターンが多いわけじゃないですか。

でも納得がいかないわけですよね。
大学の同期が社会人としてバリバリ働いていてすごいなと思うし、嫉妬もする。インスタグラムを見ていれば、素敵なカフェ、グルメ、観光地が乗ってくるわけです。それを見ると辟易してくるというか。

人生の大半が、仕事をしているわけですよね。給料の違いは大いにあるとはいえ。仕事をする意味みたいなことを考えた時に、やはり過去を振り返るわけです。

あの時、全国各地にいたステークホルダーは自分のやりたいと思うことをつき通してやった結果が僕のような人間に希望を与えてもらったような気がしているのに、出てみると、なんだか一筋縄ではいかないぞみたいな状況で。

あれ、自分のやりたいことをやってるだけじゃダメなのだろうかと自問自答が繰り返されるばかりでやるべきことと、やりたいことの比重が傾きつつあるのかなと。見てきた人たちもきっと悩んだ上で、やるべきことにも目を逸らさずにやってきたというしんどい歴史もあるんかなと思うと、思ってたんとちゃうなぁという気にもなるわけです。

多分つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?