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思考の狩猟採集民族

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    私のちっちぇえ頭で考えていることをこちらでまとめています。

  • 映画の感想

    観た映画の感想です。不定期更新。

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    ちょっと長めの呟き。

最近の記事

あなたは有害な男性ですよ。

自分の発言、行動が他人からどう映っているのか、近頃そんなことを気にするようになってきた。 20代も後半にさしかかってきて、見た目の変化もあるかもしれないが雰囲気、動き、など他人に対してなんとなく威圧感を与えているのではないかという気持ちが芽生え始めた。 見た目が怖い人はいるが、話してみると案外優しかったなんてことある。でも実際接触することなんて稀で、ほとんどは人を見た目で判断するし、発言の一部を切り取って判断してしまう。 それによって印象が左右されてしまうのは非常に悲し

    • ゴジラ −1.0

      ポップコーンは買わない。vol.144 ゴジラと僕劇場でゴジラを観た記憶でいうと、シン・ゴジラは実は観ていなくて、かなり遡って、小学生のときだったかな。 「ゴジラ FINAL WARS」 いまだにノベルティのゴジラの起き上がり小法師がうちにある。 本作はゴジラ生誕50周年作品であり、ゴジラシリーズの最終作と銘打たれた。ゴジラシリーズ自体はその後も制作されているが、ミニチュアや着ぐるみを多用した東宝特撮としては、本作品が最終作となった。(出典:wiki) らしいです。 記憶

      • ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)

        ポップコーンは買わない。vol.143 カルチャーを語るときに生じるハードルを超えるかくぐるか。どっちでもいい。この一年ちかく、ジャン=リュック・ゴダールについて触れる機会が増えたというか、コンテンツとしても目にする機会が増えた。 それはやはり彼が2022年9月に亡くなってから、過去作のリバイバル上映だったり、本作であったり、先月も遺作となった短編が公開されたりと、依然としてゴダールにまつわる情報は尽きない。自分が後追いなので過去の情報の多さに気づいたということだ。 作品

        • トップダウンかボトムアップか

          高校の同級生が、東京の高級中華料理店に就職して早8年。最近、私が上京したタイミングで再開する機会があった。 近況を報告し合いながら、話す中で、彼の勤めている職場の経営体制(トップダウン型)が見えてきて、良し悪しだなぁと思った。そしてたまたま、僕が彼と会う前に真逆の経営体制の飲食店(ボトムアップ型)を体感してきたので、その違いを照らし合わせたら、トップダウン型はエントリー時点で0近いところからのスタートしても叩き上げられる気がしたが、ボトムアップ型は、エントリー時から50以上は

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        記事

          正欲

          ポップコーンは買わない。vol.142 あらすじ正しい欲はない、ただ、一時的な正しい解はある本作が取り扱うテーマに特殊な性癖がある。本作で取り扱われるのは水に対しての欲情だ。水の動きや飛沫に対して性的な興奮、昂りを覚えるのだという。 確かに多様性の時代と言われて久しいが、フィクションも相まって本当にそんな癖が存在するのだろうかと疑ってしまう自分もいたのは正直なところだ。 自分以外の他者を「社会」としたときに、襲いかかってくる出来事として一般的なのは、「結婚はまだなの?」

          aftersun アフターサン

          ポップコーンは買わない。vol.141 あらすじお父さんという肩書きの重荷「お父さん、、大丈夫か…大丈夫じゃないんだろうけれど、、頑張ってくれ。。」 と心でずっと声をかけ続けていた。おそらくこの声がけも本人からすると、苦痛に感じてしまうのかもしれない。 精神的に不安定、つまり自死に近い状態にある父親の姿は子供にとっても辛いことだろう。私はそのような経験はないが、親も大なり小なりストレスを抱えて生きているだろうし、子供である私に時には縋りたい気持ちもあるだろう。 私自身

          aftersun アフターサン

          車に充満させたくない匂いとさせたい匂いから自分の農耕民族性を自覚する。←

          車内にはさまざまな匂いが充満しがち。 特に外食をした際にまとってしまう匂いが苦手で、そのまま車に乗り込んだり、その時着ていたアウターを次の日にまた着るということがとてもストレスが溜まる。 焼肉なんてもってのほかだが、ラーメンや、ファミレス、コンビニに至るまであまりいい気がしない。 逆に充満させたい匂いもある。 させたいというか、しても悪い気がしない匂い。 コーヒーや焼きたてパン、ポップコーンなど。バターなどの香りは抜きにして。 こういったものは不快ではなく、むしろ快を

          車に充満させたくない匂いとさせたい匂いから自分の農耕民族性を自覚する。←

          vol.140 はじめに北野武監督の最新作 30年前に書いていた脚本をついに映画化したという本作、監督自身の時代劇へのイラつき?大河ドラマや民放時代劇は綺麗に描きすぎだとインタビューで答えていたのが印象的だった。 映画だからこそ描ける、北野武だから描ける描写の数々。狂気と欲望にまみれた戦国時代。ある意味人間らしいといえば人間らしい姿なのかもしれない。 自然と始まるアドリブコントのようなやり取りには思わず笑ってしまった。 監督自身が、芸人である背景とコントのような描写が権力に

          ぼくたちの哲学教室

          vol.139 試験の科目でもない「哲学」を教える小学校舞台は北アイランドのベルファストついこの間、ケネス・ブラナーが幼少期に経験したベルファストでの生活をリアルに描いた「ベルファスト」という作品も記憶に新しいことだろう。 ベルファストでは1969年から紛争によるプロテスタントとカトリックの対立が長く続いていて、1999年に和平合意がなされ、現在は停戦状態になっている。それから激しい戦闘は起こっていないが、現在でも平和の壁と称される分離壁が存在している。 そんな中、アー

          ぼくたちの哲学教室

          こんにちは、母さん

          vol.138 母とはなんなのか私の母以外でも全ての母親は一人の女性であり、人間である。何を当たり前なことを言っているのかと。母親というのは一つの役割であり、その人自身を言い表す上での一部でしかない。しかしそれは子供からの視点では母親は母親でしかなく、それ以前に女性であることへの関心は年齢を重ねないとなかなか理解できない。でも時々考えることはないだろうか、自分が生まれたってことは母親と父親が男女として出会って、結婚して出産があって自分がいるんだということを。でも父親や母親が

          こんにちは、母さん

          2023年の畑作を振り返る。

          今年の畑作を振り返ってみようということで、割と衝動的にこの文章を書いています。 個人的な備忘録の面が大きいですが、こんなの作ってましたよということを見てもらえたらとも思っています。 さっそくですね、まず昨年から引き続き栽培したものとして挙げるのは枝豆ですね。 実は昨年から「エダマメリレー」という早生から晩生まで約3ヶ月に渡ってリレーするようにさまざまな品種の枝豆を楽しんでもらおうという企画をやってまして、9品種の枝豆を無農薬無化学肥料で栽培してきました。そしてそれをネッ

          2023年の畑作を振り返る。

          社会って思ってたのと違いますねぇ。

          こんにちは。 「過去を振り返ること」はあまり良い意味で使われる機会って少ないと思うんです。 そんなことをしたってしょうがないから。 「仕方がない」 社会人になってからよく耳にするし、自分も口にしているような気がしている。 社会人になってから、知り合う人たちとはほとんど、深い仲になることがない。なので、話の噛み合わせが非常に悪いんです。 あるポッドキャスト番組で、「グッドバイブス」と「バッドバイブス」という話がありました。要は、バイブス、波長の合う、合わない人たち、

          社会って思ってたのと違いますねぇ。

          MEN 同じ顔の男たち

          ポップコーンは買わない。vol.137 あらすじ 監督は「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド。「ロスト・ドーター」のジェシー・バックリー主演で描くサスペンススリラー。 男性が女性に与える恐怖『週刊漫画TIMES』にて連載されている「解体屋ゲン」という作品がある。 あらすじは以下の通り エピソードの中にこの話がTwitterで見かけて印象に残っている。 まさに男性が無自覚に公共空間の中で女性に向けられるハラスメントの一つである。 男性は自覚しなくてはいけない。

          MEN 同じ顔の男たち

          聴くとクリエイティブが伝染するバンド、スパークスとは一体なんなのか。 ー 映画「スパークスブラザーズ」

          ポップコーンは買わない。vol.136 スパークスはポップデュオであるにも関わらず、印象としては全く大衆に迎合していないと思わせる側面がある。 予告編を見ていただければその感じがわかると思う。 表現者と受容者の共犯関係自分たちの頭の中で考えていることを外に出して理解してもらえることって考えてやっていたら相当難しいような気がしている。 「ユーモア」には人を楽しませるという側面だけでなく、それと同時に対象やそれを取り巻く社会を揶揄する側面も存在することがある。笑わせる演者

          聴くとクリエイティブが伝染するバンド、スパークスとは一体なんなのか。 ー 映画「スパークスブラザーズ」

          犬王

          ポップコーンは買わない。vol.135 あらすじ そもそも能楽というものがなんなのかがよくわかってなかったのでWikiで調べてみると…。 世阿弥によって確立されたみたいですね。 そもそも600年経った今でも残り続けているってすごい話だ。 600年後自分が作った作品が残っているって想像してもしきれない世界線の話だと思う。それだけ歴史にはロマンがある。 しかし目の前にある歴史を鵜呑みにすることはあまり得策ではない。 物的証拠があるかどうかで信憑性というものが担保されている

          エルヴィス

          ポップコーンは買わない。vol.134 あらすじエルヴィス・プレスリーとはこういう時に便利なウィキペディアさんによると…。 ミドルネーム”アーロン”ていうんだ。 史上最も売れた音楽家かぁ。レコード人気が再燃しているとはいえ、サブスクで音楽を聴く世代が増えてきて、CD、レコードを買う人が少なくなってきている中、これを超えることは難しい気はするね。 別のサイトではビートルズと並んで売り上げ10億枚を超えてるとか書いてあったよ。 どこのサイトが正しいかは置いておいて、とにか

          エルヴィス