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地域×インフルエンサーのいい関係

皆さん、こんにちは。conoteの梅澤です。今回は、普段仕事でも関わることの多いSNS活用について書いていきます。特に自治体の方々とお話する機会も多いので、「自治体のSNS活用」の文脈で地域×インフルエンサーの関係について考えてみました。

SNSアカウントの運用は労力がかかる

これは当然のことですが、多くのSNSが無料で使えるサービスであり、すでに多くのユーザーを持っていることから上記のような理想を持つ人も少なくありません。ただ、実際は地道に丁寧に運用しているアカウントが強い力を持っています。

SNSで効果を出すためには越えるべきハードルが高い

すでに多くのアカウントが乱立しており、その中で沢山のフォロワーを獲得するためには「企画→発信→分析」というPDCAを回し続ける必要があります。そもそも競合が多く、有名人、ファッション、グルメ等のアカウントと相性がいいSNSにおいて、自治体が継続したPDCAをまわし、効果を出すためには相当な労力をかける必要があります。

地域×インフルエンサーのいい関係

これまで書いてきたようにアカウントを開設してから力をつけるまでには、たくさんの時間と労力が必要です。そこで活躍するのが「インフルエンサー」と呼ばれる人たちです。インフルエンサーは、自分が発信したい情報を発信し、多くのフォロワーを獲得しています。
つまり、「情報を届けたい人」と、「情報が欲しい人」がつながっているコミュニティが出来上がっているわけです。このコミュニティの力を借りれば、適切な層に効率的に情報を届けることができます。
インフルエンサーを活用するにあたって、自治体側にも考えるべきポイントがあります。そもそも、魅力的なコンテンツがなければ、その情報が欲しいという人は生まれません。また、インフルエンサーによって、投稿内容やフォロワーの属性が異なるため、リーチすべきターゲットや届けたい情報を明らかにしたうえで、活用するインフルエンサーを選ぶ必要があります。


フォロワー数=影響力とは限らない

自治体が競争環境の厳しいSNSにおいて、効果を出すためにはインフルエンサー活用がいい打ち手だとお伝えしてきました。ただし、注意が必要なのは、インフルエンサーのフォロワー数が多いほど、効果も出やすいと思い込んでしまう事です。フォロワー数を追い求めると都市圏の有名インスタグラマーに高いお金を払ってお願いする、という打ち手になりがちです。しかし、うちの代表も言ってるんですが、都会のインフルエンサー(フォロワー10万人)よりも田舎のインフルエンサー(フォロワー1,000人)のほうが影響力が強かったりします。僕はフォロワーの生活圏で接点がある情報を発信できるからだと考えていますが、この辺りはまだまだ検証中。

僕らが運営しているmomocoというサービスはまさにそこが強みで、ローカルに特化したインスタグラマーさんが所属しています。momocoについてもどこかで、詳しく書けるといいなと思ってます。

最後までお読みいただきありがとうございました

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