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シンプル、スモール、スローに暮らすことについて(その2)


(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


前回の続きで、シンプルにスモールにスローに暮らしてみたいことについて。

前回ではシンプルな暮らしについて思うことをつらつらと書いてみた。

よくシンプルライフというけれど、シンプルライフにも様々な形があるだろうし、あっていいと思っている。

なんというか「これぞシンプルライフ」みたいな唯一の答えなんてないんじゃないかという気がするし、人それぞれ考え方や住む環境、やってみたいことも違うわけで、なので僕が思うシンプルライフも一般的なシンプルライフというより僕にとってのシンプルライフになる。

さて、次にスモールなのだけれど、まあスモールライフという言葉は聞いたことがあんまり、いやほとんどない。

とはいえスモールライフ、言い換えれば、

「小さく暮らす」

ということには、とても興味がある。

これもまた「小さく暮らすとはこういうものだ」という定義みたいなものはない、というかよくわからないし、僕にとっての小さく暮らすもまたシンプルライフと同様に、現在進行形のものである。

自分の環境だったり考え方が変われば、自然と暮らすということも変わっていくものだと思う。

今の僕が考える小さく暮らすは、多すぎず、かといって少なすぎない自分にちょうど良いモノの量で暮らすこと、そしてできるだけ自分が住む範囲の場所で暮らしを完結させること、日々の何気ない暮らしに楽しみを見つけて過ごすこと、になる。

モノが多い時も少ない時も経験したけれど、どちらにしてもやっぱり極端になってしまうと、暮らすことそのものが楽しくなくなってしまうということがわかった。

なので、ミニマムというまではいかないにせよ、このくらいあれば十分という自分のモノの量を知り、そのモノで楽しく暮らす。

そして行動範囲というか自分の生活の範囲も小さくしてみたい、というのが理想としてある。

家の近くに、できれば歩いて行けるところに食べ物をつくる畑や田んぼがあって、湧水があって森がある、そんな暮らしとまわりの環境が関わりあっているようなところで暮らすことに憧れがある。

まあ実際にそういうところで暮らすのは大変なのだろうけれど、暮らすことそのものが楽しそうに感じる。

なんというか、暇があればどこかに出かけないと楽しくないという人生は、今の僕としては何だかちょっとつまらなく感じる。

もちろん家族と出かける時はあるし、そういう楽しみもあるのはわかるけれど、楽しいことを外部に依存するのも何だかもったいないし、それよりも日々の暮らしそのものに楽しみを見つけたいと思うわけである。

だから、今は自分で何かをつくるということにすごく興味があるし、それはつまり自分で暮らしをつくる、大げさにいうと人生を自分でつくるということになるだろうしそういうことに楽しみを感じる。

といっても、今のところまだ何もつくれていないのが現状ではあるけれど、これまで受け取るばかりだった楽しいことを自分でもつくれると思うと、それだけでもなんだかワクワクする。

どうしても小さいよりは大きい方がいいというか、小さいはマイナス、ネガティブなイメージがつきやすいものではある。

それでも、僕は小さいが好きである。

それは足るを知るではないけれど、このくらいで十分という強さというか、無駄のなさ、あるいは自由みたいなものを感じるからである。

なので、自分の暮らしをシンプルとスモール、つまりは簡素にして小さくしていく、というのが現在の目標としてある。

あともうひとつ、「スロー」については長くなっちゃったのでまた次回。



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