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出版社タバブックスです。近刊ZINE『セーファースペース』/トミヤマユキコ『労働系女子マンガ論!』/山本美里『透明人間 Invisible Mom』/葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』など。よろしくお願いします!http://tababooks.com/

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    すべてのゆかいな仕事人におくるリトルマガジン『仕事文脈』、noteマガジン版です。紙本に収録した記事や、その拡張版、取材のこぼれ話、イベントレポートなどを配信します。

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    タバブックスのアルバイトスタッフによるコラムです。交代で毎週アップをめざしています!

  • ランバーロール 05 マガジン!

    漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」、5号完成! このnoteマガジンでは、ランバーロールメンバーの漫画、お知らせ、イベント情報などを発信していきます! 『ランバーロール 05』 2022年11月30日発売 本体1500円+税 A5判正寸・並製・176ページ 【漫画】  ながしまひろみ 「さかさのゴンちゃん」 矢部太郎「おおきいおうち」 安永知澄「奕奕たる」   石山さやか「小さくなる話」   森環「6月の手紙」   森雅之「月の話」   森泉岳土「有紀と有紀」   おくやまゆか「空梅雨日記」  【俳句】 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸   【エッセイ】 青羊「父の味」   【小説】 酉島伝法「蛹室」

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    【予約受付中】仕事文脈vol.24

    *ご予約受付中!発売は5月21日予定です。発売日の前日までに発送いたします。1,000円+税A5判/134頁ISBN978-4-907053-69-7 C90952024年5月21日発売予定特集1:「反戦」と仕事この仕事の先で誰も殺されないようにこの仕事の先で誰か解放されるようにこれまで以上に考えている戦争、侵略、虐殺、民族浄化、植民地主義止めるために、繰り返さないために頭を使って手や体を動かして取り組むいろいろ佐久間裕美子/虐殺に抗うために生活者の私たちができること松下新土/大量虐殺に抗する「交差性」渡慶次美帆/「本屋」=「反戦」私なりの方程式 Azami /推しと私が生まれ、育ち、暮らす国の歴史についてDecolonize Futures インタビュー/東アジアの文脈で脱植民地化を考える〈戦争〉をどう捉えていますか20 代に聞く実感、教育、アクションクリエイティブで連帯、反戦パレスチナとの仕事から― 暮らしや仕事の中から社会を変える、草の根でつながる 皆川万葉さん インタビュー特集2:住まい、どうですか?家賃高いな、少し狭いな、日当たり良いな、そう思いながら、住んでいる集合住宅、一軒家、シェアハウス、団地賃貸なのか持ち家なのか、都心か地方か、誰と住むか住まいが変わる、なくなることもあるかもしれない仕事にも関わる住まいを考える古賀及子/建坪6坪、住宅ローン減税が受けられないくらい狭い家に住んでいますただ人と人が暮らすということ 星野文月さんと有吉宣人さんの実践南阿沙美/屋根のある路上、みたいな座談会 団地2024アンケート 今の住まい、どうですか?編集部座談会「ていねいな暮らし」は今どこに?堂々巡りの対話―「社会課題にのりきれない」背景にあるもの◎連載仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう男には簡単な仕事  ニイマリコ40歳、韓国でオンマになりました  木下美絵虹色眼鏡  チサ/さようならアーティスト「聞く」という仕事  辻本力無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや文脈本屋さん BOOKSライデン ほか
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    私たちの”解放日誌”【3刷記念 ミニ冊子付き】

    『私たちの”解放日誌”』【3刷】安達 茉莉子 いよりふみこ 小山内園子 渡辺愛知 *好評につき3刷!重版を記念してミニ冊子『私たちの“解放日誌”と“マイ・ディア・ミスター”』を制作しました。著者4人が再び集まり、『私の解放日誌』『マイ・ディア・ミスター』のこと、イ・ソンギュンさんのことなどを語り合い、その場が「解放クラブ」となった座談会の記録です。『私たちの"解放日誌"』『谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ』ご購入につきお付けします。2024年3月13日より発送します。2022年11月20日 初版発行定価 1000円+税B6判・60ページ発行 gasi editorial発売 タバブックス「解放」に魅かれる。解放されるには解体が必要だ。自分は何に束縛され、がんじがらめになっているのか、人はどのようにして自由になっていくのか−−韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て揺さぶられ、考え続けている、そんな私たちが集まり語り、ことばにした1冊。タバブックスのZINEレーベル、gasi editoril第3弾です。【目次】“解放日誌”を話したい私たちあがめられたい、という気持ちについて小山内園子私の解放メモ渡辺愛知解放について —— 今日も一頭一頭牛を追っていくこと安達茉莉子話し足りない解放日誌いよりふみこ“解放日誌”を話したい私たち、再び『私の解放日誌』とは…【著者プロフィール】安達 茉莉子作家・文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆をおこなう。著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』『臆病者の自転車生活』『世界に放りこまれた』ほか。いよりふみこフリーランスデザイナー。主にまちにまつわるデザインごとを生業にしている。デザイン仕事の傍、本屋の畑、群馬の畑で野菜を栽培している。韓国の畑事情がとても気になっています。神奈川県出身。最近みた韓国ドラマのお勧めは「メロは体質」「シスターズ」など。小山内園子韓日翻訳者。訳書に、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』、カン・ファギル『大丈夫な人』、共訳書にイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』『脱コルセット:到来した想像』など。渡辺愛知雑貨と本のお店「gururi」店主
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【予約受付中】仕事文脈vol.24

*ご予約受付中!発売は5月21日予定です。発売日の前日までに発送いたします。1,000円+税A5判/134頁ISBN978-4-907053-69-7 C90952024年5月21日発売予定特集1:「反戦」と仕事この仕事の先で誰も殺されないようにこの仕事の先で誰か解放されるようにこれまで以上に考えている戦争、侵略、虐殺、民族浄化、植民地主義止めるために、繰り返さないために頭を使って手や体を動かして取り組むいろいろ佐久間裕美子/虐殺に抗うために生活者の私たちができること松下新土/大量虐殺に抗する「交差性」渡慶次美帆/「本屋」=「反戦」私なりの方程式 Azami /推しと私が生まれ、育ち、暮らす国の歴史についてDecolonize Futures インタビュー/東アジアの文脈で脱植民地化を考える〈戦争〉をどう捉えていますか20 代に聞く実感、教育、アクションクリエイティブで連帯、反戦パレスチナとの仕事から― 暮らしや仕事の中から社会を変える、草の根でつながる 皆川万葉さん インタビュー特集2:住まい、どうですか?家賃高いな、少し狭いな、日当たり良いな、そう思いながら、住んでいる集合住宅、一軒家、シェアハウス、団地賃貸なのか持ち家なのか、都心か地方か、誰と住むか住まいが変わる、なくなることもあるかもしれない仕事にも関わる住まいを考える古賀及子/建坪6坪、住宅ローン減税が受けられないくらい狭い家に住んでいますただ人と人が暮らすということ 星野文月さんと有吉宣人さんの実践南阿沙美/屋根のある路上、みたいな座談会 団地2024アンケート 今の住まい、どうですか?編集部座談会「ていねいな暮らし」は今どこに?堂々巡りの対話―「社会課題にのりきれない」背景にあるもの◎連載仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう男には簡単な仕事  ニイマリコ40歳、韓国でオンマになりました  木下美絵虹色眼鏡  チサ/さようならアーティスト「聞く」という仕事  辻本力無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや文脈本屋さん BOOKSライデン ほか
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私たちの”解放日誌”【3刷記念 ミニ冊子付き】

『私たちの”解放日誌”』【3刷】安達 茉莉子 いよりふみこ 小山内園子 渡辺愛知 *好評につき3刷!重版を記念してミニ冊子『私たちの“解放日誌”と“マイ・ディア・ミスター”』を制作しました。著者4人が再び集まり、『私の解放日誌』『マイ・ディア・ミスター』のこと、イ・ソンギュンさんのことなどを語り合い、その場が「解放クラブ」となった座談会の記録です。『私たちの"解放日誌"』『谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ』ご購入につきお付けします。2024年3月13日より発送します。2022年11月20日 初版発行定価 1000円+税B6判・60ページ発行 gasi editorial発売 タバブックス「解放」に魅かれる。解放されるには解体が必要だ。自分は何に束縛され、がんじがらめになっているのか、人はどのようにして自由になっていくのか−−韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て揺さぶられ、考え続けている、そんな私たちが集まり語り、ことばにした1冊。タバブックスのZINEレーベル、gasi editoril第3弾です。【目次】“解放日誌”を話したい私たちあがめられたい、という気持ちについて小山内園子私の解放メモ渡辺愛知解放について —— 今日も一頭一頭牛を追っていくこと安達茉莉子話し足りない解放日誌いよりふみこ“解放日誌”を話したい私たち、再び『私の解放日誌』とは…【著者プロフィール】安達 茉莉子作家・文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆をおこなう。著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』『臆病者の自転車生活』『世界に放りこまれた』ほか。いよりふみこフリーランスデザイナー。主にまちにまつわるデザインごとを生業にしている。デザイン仕事の傍、本屋の畑、群馬の畑で野菜を栽培している。韓国の畑事情がとても気になっています。神奈川県出身。最近みた韓国ドラマのお勧めは「メロは体質」「シスターズ」など。小山内園子韓日翻訳者。訳書に、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』、カン・ファギル『大丈夫な人』、共訳書にイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』『脱コルセット:到来した想像』など。渡辺愛知雑貨と本のお店「gururi」店主
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ZINE 谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ【ミニ冊子付き】

『谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ』安達茉莉子 いよりふみこ 小山内園子 渡辺愛知 進行:宮川真紀(タバブックス)*『私たちの“解放日誌”』3刷記念ミニ冊子付き!ミニ冊子『私たちの“解放日誌”と“マイ・ディア・ミスター”』を制作しました。著者4人が再び集まり、『私の解放日誌』『マイ・ディア・ミスター』のこと、イ・ソンギュンさんのことなどを語り合い、その場が「解放クラブ」となった座談会の記録です。『私たちの"解放日誌"』『谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ』ご購入につきお付けします。2024年3月13日より発送します。『谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ』安達茉莉子 いよりふみこ 小山内園子 渡辺愛知 進行:宮川真紀(タバブックス)16ページ・中綴じ発行 gasi editorial 発売 タバブックス 2023年8月11日発行韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て衝撃を受け、誰かと話をしたいと集まった4人、小山内園子(韓日翻訳者)、渡辺愛知(書店店主)、安達茉莉子(作家・文筆家)、いよりふみこ(デザイナー)が語り合い、それぞれの”解放日誌”考を寄せたZINE『私たちの“解放日誌”』。好評につき重版することになり、まだまだ語りたりない4人が再び集まりトークイベントを行いました。執筆者のひとり、渡辺愛知の店gururiがある谷中で開催、「谷中解放クラブ」と銘打って、お気に入りのセリフを持ち寄って語りました。参加のみなさんとともに、存分に“解放”を語り合ったトークの記録を収録した1冊です。*表紙の色は4色ありますが、内容は同じです
¥440
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セーファースペース

『セーファースペース』【2刷】gasi editorial2023年1月5日 発売B6判・60ページ定価 1000円+税書店やアート・音楽空間などを「セーファースペース」にしようとする動きが増え、そうした場が注目されています。ジェンダー、セクシュアリティ、障害の有無、人種、国籍、階級、年齢、能力などに基づく差別や抑圧、ハラスメントや暴力をできるだけゼロに近づけ、さまざまな属性を持つ人がお互いを尊重し合える空間をつくる試みを紹介。あらゆる空間をより安全にしていくための一冊です。タバブックスのZINEレーベルgasi editorial第6弾。【目次】セーファースペースとは 堅田香緒里集合的なスナップとセイファー・スペース 清水晶子コラム 1 | セーファースペースステッカーアクションセーファースペースをつくる  本屋lighthouse 本屋メガホン ケルベロス・セオリー 本と喫茶 サッフォー 集まるクィアの会 Chosen Family Shobara NAMNAMスペースコラム 2 | 「読む」から始めるセーファースペース コラム 3 | セーファースペースでのパレスチナ連帯イベント イベントレポート |クラブカルチャーとセーファースペース WAIFU@SUPER DOMMUNE #4 編著 皆本夏樹 +gasi editorial表紙デザイン 浦野貴識本文デザイン 和田拓海 発行 gasi editorial発売 タバブックス
¥1,100
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透明人間 Invisible Mom

『透明人間 Invisible Mom』写真・文 山本美里2023年12月上旬発売寄稿 山崎ナオコーラ、櫛野展正装幀 六月A5判・並製・144ページISBN978-4-907053-66-6定価 本体2400円+税“見えないもの”とされているすべての母親たちへ——重い障害を持つ「医療的ケア児」にずっと付き添う母親が、校内で“わたし”自身にカメラを向けたとき、社会の問題が浮き上がってきた。 息子が重度の障害とともに生まれた日から、「私」は「医療的ケア児の母親」となった。特別支援学校へ入学すると、週のほとんどを校内で待機する日々。「気配を消してください」と求められた私は、「私はここにいる」と言わんばかり、自分自身を写真に撮り始める。そこに写し出されたのは、「誰かのために生きる今」をそれでも楽しく生きようとする、私の姿だった――。テーマとは不釣り合いに、つい笑ってしまう、明るくユーモアのある写真の数々。全国各地で開催される写真展にも共感の声が相次ぎ、メディア取材も多数。「母親」「お母さん」として“透明になって”生きている一人ひとりに、エールをおくるような一冊。2021年に著者が自費出版した『透明人間 Invisible mom』が大きな反響を呼び、ここに山崎ナオコーラ、櫛野展正の両氏の寄稿を加え、再構成・再編集して出版。学校も病院も社会だ。付き添いもケアも家事も、社会活動だ。お母さんは、社会人だ。社会を変えられる。――山崎ナオコーラ表舞台には出てこない、「透明にされた」母親たちの思いを伝える手段こそが、山本さんの写真であり言葉なのだろう。――櫛野展正-----山本美里(やまもと・みさと)1980年東京都生まれ。写真家、医療的ケア児の母。2008年、妊娠中に先天性サイトメガロウイルス感染症に罹患した第3子が障害を持って生まれ、「医療的ケア」を必要とする子の親となる。その息子が特別支援学校小学部に入学するとともに、週4日の校内待機の日々が始まる。2017年に京都芸術大学通信教育部美術科写真コースへと進み、息子に常に付き添う自分自身を被写体にした写真作品の制作を開始。同学学長賞も受賞した一連の作品を2021年11月に『透明人間 Invisible mom』として自費出版すると、大きな反響を呼ぶ。全国各地を展示と講演で回るさなか、2023年1月に櫛野展正氏による記事「隠された母親たち」がウェブ版「美術手帖」に掲載。それをきっかけに、『透明人間 Invisible mom』を再構成・再編集した本書を出版。同年、別作品で「MONSTER Exhibition 2023」優秀賞受賞。現在も医療的ケア児と特別支援学校の保護者付き添いをテーマに作品制作を続けている。Website: https://inbisiblemom.studio.site/1Instagram: @m.yama_moto
¥2,640
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労働系女子マンガ論!

『労働系女子マンガ論!』著 トミヤマユキコ2023年12月上旬発売装丁 六月装画 浜野令子四六判・並製・224ページISBN978-4-907053-65-9 定価 本体2000円+税労働をめぐる女子の悩みの数だけ、応答を試みるマンガが存在するータバブックスwebサイトで2013年から不定期連載していた「労働系女子マンガ論!」ついに、ついに書籍化!!恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない…「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、web連載を大幅加筆修正。「女性と労働」表象を読み解く、気鋭の研究者トミヤマユキコの女子マンガ論、決定版です。【目次】序論「労働系女子マンガ」とはなんぞや?1章 少女マンガ隆盛期 ― ヒロインは読者と同世代の若き労働者自分の運命を切り拓く『ベルばら』の女たち 『ベルサイユのばら』 大正時代のラブコメが描く「この国で女が働くとはどういうことか」『はいからさんが通る』 「自立した女」のモデルのひとつは、バレエマンガにある 『アラベスク』 愛より恋より仕事をやれ 70年代作品の強烈なメッセージ 『デザイナー』 女の為政者として「政治と権力」を変革する16歳 『王家の紋章』 労働ものとして魔法少女マンガを読んでみる 『美少女戦士セーラームーン』2章 「仕事と恋」の時代― 社会情勢を反映し働く読者の現実に接近「近代化」を目指そうとした「働く女」の困難 『東京ラブストーリー』 みんなの視界に入りにくい仕事を描く意義 『動物のお医者さん』 フリーターもバリキャリも大変 就職氷河期がもたらしたリアル 『ハッピー・マニア』『働きマン』 「周縁」で働く女の自由と孤独 『ちひろ』『ちひろさん』 自分らしさに助けられたり苦しめられたりする労働 『リメイク』 恋愛要素なし、仕事人間を肯定する女子マンガの進化 『重版出来!』3章 労働の多様化・細分化― 年齢、仕事観、社会問題等に着目憧れからはほど遠い設定が生み出す深い味わい 『うどんの女』 主婦の労働と存在意義をめぐる重い問い 『ハウアーユー?』 リアルとファンタジーを行き来する大人の仕事と恋愛の物語 『娚の一生』 人生の全てを労働に捧げる 仕事に生きる女のロールモデル 『繕い裁つ人』 女の人生に必要なのは王子様じゃない、家だ 『椿荘101号室』 「仕事/趣味」「仕事/結婚」二者択一の不毛さを描く 『ZUCCA×ZUCA 』 自分の意思ではない境遇も受け入れ 働き生きる日々の愛おしさ 『海街 diary』 夢見た未来と現実の間に苦悩 続いていく労働系女子の人生 『愛すべき娘たち』-----トミヤマユキコ1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号取得。ライターとして 日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、東北芸術工科大学芸術 学部准教授として教鞭も執っている。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。
¥2,200
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ティンダー・レモンケーキ・エフェクト【おまけ冊子付】

『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』【2刷】著 葉山莉子2023年10月31日 発売予定装丁 奥山太貴B6版・ソフトカバー・296 頁予定ISBN978-4-907053-64-2定価 本体1800円+税わたしの日記を送ります。あなたの日記を送ってください。Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をした。二〇二二年二月から一〇月までの わたしの日記と、数日間の彼の日記。マッチングアプリでの出会いに消耗していた「わたし」は、ある日「日記」と 名乗り毎日日記を書き、マッチした男性に日記を送りはじめた。多い時には 100 人あまりと日記を送りあっていたが、やがてひとりの男性に恋をして ......9ヶ月間の「わたし」の日記と数日間の「彼」の日記は、恋愛のリアルを間近で追体験しているよう。日々の暮らし、カル チャー、食、社会、恋愛、性など自由に縦横無尽に書き綴る文章は読み応えがあり、新しい書き手として注目必至です。2022年12月、自費出版したZINEは評判を呼び、瞬く間に完売。待望の書籍化です!本書冒頭の試し読みです!http://tababooks.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/0a0ef7f74d5e524690408215c3812f39.pdf【おまけ冊子】『「日記」の映画日記』Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日送っていた日記。恋やセックスの話題も多いけれど、映画、アート、音楽、本、漫画、お笑いなどカルチャーについても存分に語っている。日記には書ききれなかった映画の感想をここに収録しました。・A4、四つ折り
¥1,980
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仕事文脈vol.23

1,000円+税A5判/132頁予定ISBN978-4-907053-67-32023年11月 中旬発売予定特集1:伝統常識一旦解体決まりだから、ずっとこうしてきたからそのせいで前に進めない社会はとっくに変わっているよ「伝統」も都合よくつくられたものかもよ窮屈な慣習や思考停止な常識疑い、終わらせるため見つめ直すいろいろ小田原のどか/「伝統」を解体する際に とりうみ/ひとりで生きたい 笛美/結婚願望がゼロになるまで 保守的な空気を変えていく 各地で起こる抵抗の実践調査・職場の常識?「謎ルール」の世界座談会・営業マン2023堂々巡りの対話—「社会課題にのりきれない」背景にあるものインタビュー・仕事/年齢/常識燈里/台湾のナイトクラブで婚姻平等を体験する特集2:ほどよい数値化成績、生産性、達成目標、フォロワー数、コスパ、タイパ、売上、5段階評価計測できるのは便利だけどその基準だけでいいんだろうか仕事につきものな数値化とのほどよい付き合い方を考える生湯葉シホ/どんぐり10個分の散歩 久保勇貴/数字は無表情だけど 服部円/確かに数に追われているのかもしれない 調査 この数値が気になる編集部座談会「数値に囲まれている」◎連載仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう男には簡単な仕事  ニイマリコ40歳、韓国でオンマになりました  木下美絵虹色眼鏡  チサ/さようならアーティスト「聞く」という仕事  辻本力無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや文脈本屋さん 1003 ほか
¥1,100
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ランバーロール06

著 高妍 羅荷 安永知澄 劉倩帆 森泉岳土 丁柏晏 おくやまゆか もてスリム 佐野亨編 ランバーロール編集部2023年11月10日発売装丁 潟見陽(Loneliness books)A5判正寸・並製・152頁ISBN978-4-907053-68-0定価 本体1500円+税漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ!【漫画】 高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」安永知澄「小さな魔法」劉倩帆 (チェン・ファン)「ドライブ」森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」丁柏晏(ブォ・イェン)「鐘楼」おくやまゆか「新深緑日記」 【エッセイ】もてスリム「ビナハウスの裂け目」佐野亨 台湾映画と台湾と僕
¥1,650
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PINK BLUE ピンク&ブループロジェクト

*オリジナルステッカー付きです。『PINK BLUE ピンク&ブループロジェクト』写真 ユン・ジョンミ文 ソ・イオン訳 小山内園子定価 2000円+税2023年4月28日発売予定B5判変型・並製・60ページ装丁 潟見陽ジェンダーと記号化された色との関係を印象的に表し、世界を魅了した写真家ユン・ジョンミの「The Pink & Blue Project」。韓国版写真絵本、待望の日本語版。部屋を埋めつくすピンクの品々と、その真ん中に立つ女の子。一面の青い品々に埋もれるようにして囲まれた男の子。作品を前にした観覧客は、それらの写真に強烈な視覚的ショックを受け、簡単には目を離すことができなくなります。(本文より)写真家のユン・ジョンミさんが2005年から行う「The Pink & Blue Project」は、子どもたちに好きな色を質問し、その色のものだけを集めて撮影、成長してからも継続していくというものです。全世界で写真展が開かれているこのプロジェクトは、色とジェンダーの関係をはっきりと視覚で感じることができ、多くの人々を魅了しています。日本語版翻訳は小山内園子さん、解説は写真研究者の小林美香さんです。写真 ユン· ジョンミ写真によって空間、人、動物、モノの関係を見事に、繊細に描き出すアーティストです。ソウル大学で西洋画、弘益大学大学院で写真デザインを専攻し、さらにニューヨーク市の芸術大学、スクール・オブ・ビジュアル・アーツの大学院で写真と映像を学びました。『The Pink & Blue Project』『空間- 人- 空間』『人- 空間- 関係』『ペット』『It Will Be a Better Day_ 近代小説』など、独特で強い印象を残す展示会を世界の主要都市でたびたび開催しています。2018 年にイルウ写真賞を受賞したほか、2012 年には香港のソブリン芸術財団アジア作家賞、2006 年ダウム作家賞を受賞。現在、フィラデルフィア美術館、ボストン美術館、韓国国立現代美術館など、韓国内外の多くの美術館に作品が所蔵されています。文 ソ・イオンソウル大学で哲学を学び、子どもや青少年のための本を書いたり作ったりしています。傾いた社会にあっても小さな市民たちと肩を並べて、そして親しく、共にありたいと願っています。著書に『公正:私がケーキを分けたなら』、『嫌悪:面白くて言ったことばのどこが悪いの?』 『ウイルス:ホコリより小さなものが世界を変える?』『子ども討論スクール:環境』などがあります。訳 小山内園子(おさない・そのこ)東北大学教育学部卒業。NHK 報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書に、『大丈夫な人』( カン・ファギル、白水社)、『破果』( ク・ビョンモ、岩波書店)、『多情所感 やさしさが置き去りにされた時代に』( キム・ホンビ、白水社)、すんみとの共訳書に、『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』(イ・ミンギョン、タバブックス)、『彼女の名前は』『私たちが記したもの』( チョ・ナムジュ、筑摩書房)、などがある。
¥2,200
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女性議員を増やしたい ZINE

『女性議員を増やしたい ZINE』著 濵田真里定価 1000円+税2023年4月18日発売予定B6判・58ページデザイン 片桐麻実 髙橋彩花発行 gasi editorial発売 タバブックスジェンダーギャップ指数で日本は政治分野が146カ国中139位。なぜ日本には女性議員が少ないのか。政治家=スーツを着た男性、家庭と両立できない仕事という固定概念、さらに可視化されにくい女性議員・候補者へのハラスメント。変化する社会課題解決に向け、多様な人々が政治参画するための第一歩を考えます。これまでずっと男性主体で続いてきた「政治」を解体し、もっと多様な人たちが関われるものにする作業を、たくさんの人たちと一緒にやっていきたい。1人でも多くの人に、女性議員を増やすためにできることを見つけてほしいという思いから、このZINEを作成しました。【目次】はじめに1章 女性議員はどれくらいいる? 2章 なぜ女性を増やす必要がある?3章 女性議員が増えない理由4章 女性議員に対するハラスメント問題5章 女性議員・候補者のサポート活動6章 私たちにできること 応援・ボランティア・バイスタンダー付録① 選挙ボランティアのしおり付録② こどもと一緒に選挙ボランティアしてみよう!リーフレット付録③ もっと知りたい人のためのおすすめ本リスト濵田真里ジェンダー総合研究所 共同代表。専門分野は女性議員に対するハラスメント。内閣府の「令和3年度政治分野におけるハラスメント防止研修教材」等の作成に関する検討会構成員。政治分野における女性比率が少ないことに問題意識を持ち、研究内容を元にStand by Womenを設立。これまで100人以上の議員に対するヒアリングや相談対応を行ってきた。2023年4月の統一地方選挙に向けて日本初の議員向け無料相談窓口となる「女性議員のハラスメント相談センター」を設立。大学や各地の男女共同参画センター、地方議会において女性の政治参画やハラスメント対応等についての研修や講演を多数実施。
¥1,100
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怒りZINE

『怒りZINE』著 げじま 小沼理 佐山聡子 鄭優希 渡辺愛知 宮川真紀定価 1000円+税2023年4月8日 発行B6判・52ページデザイン 金丸稔発行 gasi editorial発売 タバブックス社会にはびこる差別や偏見、理不尽なこと、許せないことに、怒っている。なかったことにせず、我慢せず、怒りとして記憶する。あらゆる「怒り」を発信し、その背景を可視化し、共有するためのZINE。 政府内の差別発言、過剰な自主規制、社内のハラスメント、トーンポリシング、カスタマーハラスメント、無理解、人種差別等々に怒った人たちの文章です。普通に生きて、働いているなかで、なぜこんなに怒りを覚えることが起きるのか。怒りが生まれる過程、その要因を知ることが、この社会の課題を考えるきっかけになればと思い、この冊子を制作しました。タバブックスのZINEレーベル、gasi editorial 第4弾です。【目次】書店のセルフ検閲に抗議した話。  げじま火傷が治らないまま        小沼理新しいトンポリに気をつけろ    佐山聡子私を繋ぎ止める錨         鄭優希あのときのこと          渡辺愛知怒り10年史            宮川真紀
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これがおばけの考えです 貝がら千話選集

『これがおばけの考えです 貝がら千話選集』モノ・ホーミー著定価 本体1800円+税ISBN978-4-907053-61-1 C0095【版型頁数】B6判変型(160mm×123mm)・コデックス製・244ページ【装丁】井上麻那巳http://tababooks.com/books/koregaobakenokangae数々の話題書の装画を手がける図案家モノ・ホーミーさんの、絵と物語の本を発行します。著者が作り続けていた「貝がら千話」は、はじめに絵を描き、次に物語を書くという方法で、一日にひとつ千日間にわたって制作したもの。この中から夜眠る前に読みたいお話を集めたのが本書です。ベッドに入って眠りにつく前、本を開いて物語の世界に入り込む、そんなひとときをゆっくりと味わえる本です。
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1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい

『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』著 小沼理定価 本体1800円+税装丁 潟見陽装画 チョン・イヨン四六版・ソフトカバー・272 頁ISBN978-4-907053-57-42022年10月下旬発売日記を書くことは、日本で生きているゲイ男性の1人としての「アクティヴィズム」でもあった‒‒新型コロナウイルス、東京オリンピック、元首相銃撃事件。著しい社会変化があった3度の夏、それでも生活は続いていく。迷い、怒り、喜び、苦しみ、考え、先へ向かう、注目のフリーランスライターによる3年間の日記。 私はエラー。この感覚は今も続く。「自分がかかわると事態は必ず悪い方へ進む」というイメージも、やっぱり消えない。でも、それで構わない。身につけてきた生き抜く術に愛着をもっているから、人生をやり直したいとは思わない。そう思えるところまではたどり着いた。今は社会の構造や風潮に問題があると知っていて、変えていきたいと思う。個人的な実感から構造を問う文学や映画、音楽の存在に励まされている。ひどいニュースを見るたび、いい加減にしてくれ、と怒りたくなる。その力で、先へ向かおうとすることはできる。足取りに自信がなくても、進みたい方向ははっきりわかっている。(本文より) 目次鍵をかけない部屋 消毒日記 2020年 隣人的 2021年 私はエラー 大丈夫 2022年 あとがき
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特典付き・フェミサイドは、ある

『フェミサイドは、ある』【2刷】定価 1000円+税B6版・60ページ著 皆本夏樹デザイン 井上麻那巳発行 gasi editorial発売 タバブックス2022年8月中旬発売小田急線の電車内で「幸せそうな女性を殺したい」という男が女子大学生を刃物で刺した。女性であることを理由に向けられた暴力と差別をなかったことにされないために、「フェミサイドは、ある」と言い続けた、ある一人の大学生の記録。ZINEレーベル、gasi editorial第二弾。【目次】 まだ知らなかった日 ポストイット・テロリスト フェミサイドは、ある 要望書を作る #小田急フェミサイドに抗議します デモ 「私たち」とは誰か? 1ヶ月後の #小田急フェミサイドに抗議します デモ 南米の反フェミサイド運動 運動には人とお金と時間が必要だ 大学生たちが記者会見をする内閣府男女共同参画局長に署名を提出するおわりに【特典冊子・フェミサイドは、ある その後】小田急線刺傷事件から2年、被告の裁判傍聴とスタンディングデモを行った著者の活動記録を冊子にまとめました。『フェミサイドは、ある』お買い上げの方に一部差し上げます。フェミサイドは、ある その後小田急線刺傷事件の裁判傍聴とスタンディングまでの記録2023年6月28日〜7月14日著 皆本夏樹B6版・8ページ
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反「女性差別カルチャー」読本

『反「女性差別カルチャー」読本』【4刷】定価 1000円+税B6版・70ページデザイン 井上麻那巳発行 gasi editorial発売 タバブックス2022年5月30日発売女性差別的発言、誹謗中傷、攻撃、からかいなど、SNSやメディア、リアルの生活において女性差別を「ネタ」として扱う、いうなれば「女性差別カルチャー」はなぜなくならないのか。この問題について研究、メディア、書店など多様な立場の執筆者たちがさまざまな形で考察した、読み応えある論考集です。【目次】小林えみ ハトシェプスト小山内園子 お仕置き名刺関口竜平 文化=刷り込まれた価値観を認識するために北村紗衣 うぬぼれ屋さん、この文章もたぶん自分のことだと思ってるんでしょ?濵田真里 「女性差別カルチャー」の背景にある、男同士の絆能川元一 「表自戦士」のフェミニズム・バッシング河野真太郎 岐路に立つこと小川たまか ミサンドリスト裁判隠岐さや香 終わらない革命山田亜紀子 私たちは屈しない――女性運動に対するSNS上の誹謗中傷松尾亜紀子 「女性差別カルチャー」を知り、脱するために読みたい5冊宮川真紀 どこから、どうやって人は変わるのか山口智美 メディア抗議と「フェミだんまり」批判越智博美 「不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」——ホモソーシャル共同体入会への符牒松永典子 性差別のない文化の夢を見る渚 一介の映画好きにできる二、三の事柄(あるいはもっと?)。 清水晶子 無題
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生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義

『生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義』【3刷】著 堅田香緒里四六判・並製・192ページISBN978-4-907053-49-9 C00952021年7月30日発売私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である。パン(金)も、バラ(尊厳)も、両方よこせ!蔓延する新型ウィルス、パンデミック下で強行される五輪、そして顕在化する不平等や分断。私たちが直面している危機は、COVID-19 によるというよりは元来グローバル資本主義ないしネオリベラリズムという災厄によるものであるー女性の活躍、ケア労働、路上生活、再開発、生活保護...あらゆる格差、貧困、分断の問題を最新のフェミニズムの視点から読み解き、国内外の事例から日常的で具体的な抵抗の方法を探る。気鋭の社会学者、初の単著。【目次】Ⅰ パンとバラのフェミニズム/私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である パンとバラのストライキ―ローレンスの移民女性労働者たちのストライキ 「活」という名の妖怪―パンを食わせずバラ(のようなもの)を差し出すネオリベラリズム 魔女は禁欲しない―パンもバラもよこせ! パンデミックにおけるケアインカムの要求Ⅱ 個人的なことは政治的なこと/路上、工場、周辺の場から 紙の味 現代の屑拾い 無菌化された労働力商品たちの夜 「声」をきくことの無理Ⅲ ジェントリフィケーションと交差性/日常の抵抗運動 クレンジングされる街で 猫のように体をこすりつけろ 抵抗する庭 「開発」と家父長制 差別の交差性(インターセクショナリティ) 路上のホモソーシャル空間 夜を歩くために女だからといって、派遣労働者だからといって、仕事や収入を失ったからといって、野宿者だからといって、トランスジェンダーだからといって、殺されてたまるか。誰かの「安全」のために、別の誰かの命や尊厳が犠牲にされるような社会はもうごめんだ。ーこの本は、こうした思いに共鳴して書かれたものである。(「はじめに」より)
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脱コルセット:到来した想像

著 イ・ミンギョン訳 生田美保 オ・ヨンア 小山内園子 木下美絵 キム・セヨン すんみ 朴慶姫 尹怡景2022年3月30日発売デザイン 沼本明希子(direction Q)四六判・ソフトカバー・336ページ予定ISBN978-4-907053-53-6 C0098 脱コルセット運動は、苦痛や搾取、虐待を今、この場所で経験している女性たちの人生を変える最適のツールだった 韓国フェミニズム、最大のムーブメント「脱コルセット」とは何か。『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』に続く、イ・ミンギョン第3弾。ルックス至上主義、規範的女性性に抵抗する脱コルセット運動。韓国の若い女性たちが化粧品を捨て、髪を短くした写真をSNSにアップ、急速に広まった。女性らしさを「電撃的に打ち切る」強いアプローチを取った背景とは。イ・ミンギョンが「脱コル」実践者たちと対話し、読解を試みた渾身の1冊。日本版は、多くの女性たちの声からなるこの本の特徴をふまえ複数の訳者が参加。韓国・日本在住の女性8人のチームで翻訳、それぞれのことばで脱コルセットを考えるリレーブログも公開中。『脱コルセット:到来した想像』リレーブログ目次日本の読者のみなさんへ  イ・ミンギョン0 観念から感覚へ1 女から人へ2 する自由からしない自由へ3 努力から忘却へ4 美しさから痛みへ5 平面的な自我イメージから立体的な自分へ6 美の観点から機能の観点へ7 男性の他者から、女性として同一視された女性へ8 画一的な日課から多様な日常へ9 順応から違反へ10 分裂から統合へ 11 今、ここから、別の世界へ12 死から生へ13 さあ、次の世代へ女性は脱コルセットに参加していくなかで、美に対する強迫観念にはじまり、自ら参戦すると言った覚えもないゲームに出場していることにくり返し気づかされる。その終着駅には総体的なライフプランがある。規範的女性性は、女性が「母性を持った異性愛者」であることを前提とする。脱コルセットはルックス至上主義に代わって多様な美しさを追求するが、だからといって「より幅広い選択の自由を求め、自分らしく生きよう」というメッセージを中心とする運動ではない。むしろそうした既存の流れを積極的に批判することから飛び出した運動だ。脱コルセット運動の闘争相手は自分自身である。影響力を生み出すメディアや社会構造は批判するとしても、結局は、欲望をつきつめ、内面化された圧力と闘わなければならないのだ。どんな闘いよりも逃げ出したくなるこの闘いをやり抜き、同時に、一つの強迫を別の強迫に置き換えたりせず、新しい突破口を作っていく女性たちに敬意を表したい。―本文より
¥2,200
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夢を描く女性たち イラスト偉人伝

夢を描く女性たち イラスト偉人伝ボムアラム 著 尹怡景 訳 B5版変型(T231mm×Y182mm)・オールカラー・並製・64 頁ISBN978-4-907053-41-32020年5月30日発売教科書に出てくる偉人はなぜ男性だけ? なのでつくった、女性偉人伝!世界各地に、さまざまな国籍、時代、活動分野で活躍した女性たちがいる。夢に向かって行動したその人生を、現代の女性作家たちのイラストとともに描く。韓国のフェミニズム出版社ボムアラムによる、歴史上の女性のあたらしい検証。この混迷する現代社会に生きるなか、自らの意思で世界を切り拓い てきた女性たちの行動は、私たちに勇気を与えてくれます。日本版はあらたに 6 人の女性を追加、日本のイラストレーター6人が参加。フロレンス・ナイチンゲール  ハンマーを持った女エメリン・パンクハースト 「女性に投票権を」チャ・ミリサ 「女性よ、自分の考えで生きろ」ヘレン・ケラー 障害を乗り越え偉大なる社会活動家へキム・ジョムドン 大韓民国初の医学士山川菊栄 「無知は女の罪ではなく、過去の日本の罪」キム・ミョンスン 「朝鮮よ、私をさらに虐待してみろ」ヴァージニア・ウルフ 「考えることが私の戦いだ」クォン・キオク  独立運動の夢を抱いて空を飛ぶナ・へソク  女性も人間であることを思いきり叫んだ一生ブ・チュンファ  ビッチャンを手にして済州海女抗争を導くローザ・パークス 「正しいことをしているのなら、怯えてはいけません」ホ・ジョンスク 女性解放と自由恋愛を訴えた100年前の声イ・テヨン  戸主制の廃止を導き出した韓国最初の女性弁護士キャサリン・ジョンソン 差別を乗り越えNASAの偉人になる石牟礼道子  水俣病を鎮魂の文学として描き出したト・ユウユウ 極端に劣悪な環境のなかで成しとげた、もっとも偉大な発見パク・ナムオク 「いったん正しいと思ったら前だけをみて突進した」ジェーン・グドール 夢を追いかけて偉大な研究者・活動家へ田中美津 「女が、女として生きてないのに、妻として、母として生きられるか!」ベルタ・カセレス 全世界が悲しんだ死マリアム・ミルザハニ 女の子たちがみずから才能があると感じられるようにチママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 「私たちはみんなフェミニストでなきゃ」ジャシンダ・アーダーン 差別・偏見に抗う女性首相マララ・ユスフザイ 「銃や刀で私たちの学びを止めることはできない」グレタ・トゥーンベリ 「私たちは未来がほしくて、ストライキをしているのです」【日本版追補イラストレーター】のむらあい(山川菊栄)安達茉莉子(石牟礼道子)オカヤイヅミ(田中美津)はらだ有彩(ジャシンダ・アーダーン)惣田紗希(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ)箕輪麻紀子(グレタ・トゥーンベリ)
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失われた賃金を求めて

著 イ・ミンギョン訳  小山内園子・すんみ定価 本体1700 円+税四六版変型・並製・216ページISBN 978-4-907053-47-52021年2月16日発売装丁:沼本明希子(direction Q)『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』で日本にも鮮烈な印象を与えたイ・ミンギョン、次は男女の賃金格差に斬り込んだ!男女賃金格差がOECD加盟国中「不動のワースト1位」の韓国の社会事情は、「不動のワースト2位」の日本でも共感必至。賃金差別は存在する!解説:西口想「日本で、女性がもっと受け取れるはずだった賃金の金額を求めよ」目次はじめに 1. 昇進 止まっているエスカレーター 2. 考課 「ふりだしに戻る」と「3つ前へ」 3. 同一職級 傾いた床  4. 与えられた条件 ハイヒールと砂袋 5. 雇用安定性 消えていく女性たち 6. 就職  7. 進路選択  8. 達成度評価  9. 資源   終わり-あるいははじまり 解説 日本で、女性がもっと受け取れるはずだった賃金の金額を求めよ  西口想そろそろ多くの読者が気づいていると思う。この問いは、韓国で賃金労働をする女性に本来支払われるべきだったのに払われず、どこかへ消えてしまったお金 、便宜上「失われた賃金」と呼ぶことにするが、そのお金の金額を求めてみようという試みである。また、やっぱり多くの読者がとっくにわかっていると思うが、この問いは「性別を理由にした賃金格差」は実在する、という問題意識のうえでのみ成り立つ。ガラスの天井とは、女性の昇進を阻む障害物がガラスのように透明で、あたかも存在しないかのように見えないかたちでおかれているという意味からきたものであり、割れば壊れる障害物、という意味ではない。ー本書より
¥1,870
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韓国フェミニズムと私たち

本体 1300円+税A5判・ソフトカバー・152ページISBN978-4-907053-37-6 C00952019年11月19日発売フェミニズム・リブート、江南駅女性殺人事件を契機に若い女性たちがフェミニズムに覚醒し、声を上げ、社会に変化をもたらしている韓国。現在起きているフェミニズムムーブメントとその背景を検証、女性作家、アクティビスト等の声を伝え、韓日女性たちの連帯をすすめるための1冊目次1 韓国のヤングヤングフェミニストたち 脱コルセット 到来した想像  イ・ミンギョンフェミニストのコミュニティ設計  シン・インア(FDSC)interview ボムアラム(出版社)interview ハン・セッピョル(DSO=デジタル・性暴力・アウト研究チーム長)コラム:江南駅付近女性殺人事件2.彼女たちが書くことば 私たちが石膏人形に生まれたとしても  チョン・セラン女友達にコクられた  イ・ラン韓国フェミニズム文学に描かれる共同体  すんみinterview ユン・イヒョン(作家)interview キム・ジナ(コミュニケーション・ィレクター)コラム:フェミニズム・リブート3.ソウルで知ったこと 女性たちの行動 性平等図書館「ヨギ」/記憶ゾーンウルフソーシャルクラブカフェDoingマリーモンドラウンジ戦争と女性の人権博物館水曜デモは平和だ  リュ・ジヒョン4.連帯、そして日本の私たち ガールズ・ビー・アンビシャス  小山内園子フェミニストであることが一番収まりがいい 小川たまか日本の読者がK文学に見つけたもの 倉本さおり韓国 あたらしいフェミニズムの本韓国 女性と社会の歴史
¥1,430
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私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』【8刷】著 イ・ミンギョン訳 すんみ 小山内園子本体 1700円+税四六判変形・並製・228ページISBN978-4-907053-27-7 C00952018年12月発売装丁:沼本明希子(direction Q)装画:安達茉莉子 あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる-2016年にソウル・江南駅で起きた女性刺殺事件をきっかけに、韓国社会で可視化され始めた女性嫌悪、性差別の問題。本書は差別問題を語る時、女性にこれ以上の苦痛や我慢を強いることを防ぐべく企画された日常会話のマニュアル書です。著者は外国語大学で通訳・翻訳を学ぶ、韓国のフェミニスト。本書は独立系の新興出版社から発売され、韓国フェミニズムムーブメントのきっかけになった話題の本です。日本でもジェンダー関連のニュースが絶えないなか、フェミニズムテーマの小説、翻訳書の刊行が続いており、これまでになく女性問題への関心が高まっている今、お隣の国、韓国の状況にもぜひご注目ください。いまから学んでも遅くはない。一日でも早く、あなたと、新しいことばで、話がしたいイ・ラン(ミュージシャン、映像作家)目次日本の読者のみなさんへ イ・ミンギョンはじめにⅠ. セクシストに出会ったら 基礎編0.あなたには答える義務がない―話すのを決めるのはあなた1.心をしっかり持とう―差別は存在している2.「私のスタンス」からはっきりさせよう―フェミニストか、セクシストか3.「相手のスタンス」を理解しよう―セクシストか、フェミニストか4.断固たる態度は必要だ―あなたを侵害するものにNOを5.あなたのために用意した答え―何もかも「女性嫌悪」!6.効果がいまひとつの言い返し―セクシストに逆効果な対応とはⅡ. セクシストにダメ出しする 実践編7.あなたには答える義務がない、再び―きっぱり会話を終わらせる方法8.それでも会話をつづけるのなら―誤解している相手との会話法9.いよいよ対話をはじめるなら―あなたを尊重しはじめた相手との会話法10.話してこそ言葉は増える―練習コーナー11.ここまでイヤイヤ読んできた人のためのFAQ
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「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。

著 小川たまか予価 本体1600円+税四六判・並製・212ページISBN978-4-907053-26-0 C00952018年7月発売装丁:沼本明希子(direction Q)装画:惣田紗希性暴力被害、痴漢犯罪、年齢差別、ジェンダー格差、女性蔑視CM、#metoo...多くの人がフタをする問題を取材し、発信し、声をあげ続けるライター・小川たまか初の著書。2016年から2018年に起きた、性犯罪やそれにまつわる世論、性犯罪刑法改正、ジェンダー炎上案件などを取り上げ、発信してきた記録です。「今の日本の学校ではセックスに関する教育は行われていない。受精した後の体の仕組みを教えても、セックスが何なのかを教えない。(略)でも性犯罪に関する法律では『13 歳以上であればセックスが何なのかわかるし自分で判断できる』ことになっている。これ矛盾じゃないの?」「不公平を指摘すると『面倒くさいヤツ』認定される。散々ひどい目に遭わされて、絞り出した声を『そんな言い方じゃ、誰も味方にならないよ』と言われる。そんなことが、これまで何度繰り返されてきたのだろう」(本文より)目次プロローグ バザーとiPad越しのお祈り2016年手を伸ばさなかった話(1)手を伸ばさなかった話(2)大海は近いか遠いのか加害者が語ること年齢の話手伝ってくださいと言われて良かったと思った話炎上ばかりの現代で覚えておきたい歴史No means No 私の体は私のものもう一つの「死にたい」検索結果の話外見をほめられたら必死で否定しなければいけないあの雰囲気について警察行く行かないの話&行っても意味ないのかとかの話   2017年死と型 子どもにとっての強者 取材と暴力 生まれてから12年間だけ情状酌量 フィクションと実相 手を伸ばさなかった話(3)半分だけわかる、でもいいと思う 男女平等の話女の人の体が好き2018年美人とセクハラ透明な痴漢常習者 前に進むおわりに
¥1,760
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女と仕事 「仕事文脈」セレクション

編 仕事文脈編集部定価 本体1400円+税B6判変型・並製・186ページISBN978-4-907053-23-9 C00952018年2月発売装丁:惣田紗希装画:ナガタニサキふつうに仕事をしていくのが難しすぎる小さいけど深くてモヤモヤする、女と仕事の話いろいろ仕事のあれこれをとりあげるリトルマガジン『仕事文脈』。「女と仕事」特集号を中心に、女性の書き手の文章、作品を再編集。仕事の奥にある、彼女たちの視線の記録。執筆者雨宮まみ/石嶋未来/いのまたせいこ/植本一子/太田明日香/奥山晶子/近藤佑子/関根美有/惣田紗希/丹野未雪/チサ/トミヤマユキコ/中島とう子/haru./真魚八重子 ほか
¥1,540
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失われた“雑談”を求めて

『失われた“雑談”を求めて』著 辻本力2022年12月6日発売デザイン 内川たくや(UCHIKAWADESIGN Inc)装画 ばったん四六判・並製・256ページISBN978-4-907053-59-8 C0095定価 1800円+税雑談に飢えていた。企画会議で全くアイデアが浮かばず動揺したフリーライター。これはコロナ禍で外で人と会うことが難しくなり、打合せや取材がオンライン化したことで、いわゆる「雑談」ができなくなったからなのではないか。そこで思いついた、ただただ雑談をする企画。とりとめのないお喋りのもたらす楽しさ、豊さ、下らなさ、愛しさがここにある!『コロナ禍日記』に続く「生活考察叢書」第2弾。雑談した人 約100人!吉田薫/伊藤暁里(Taiko Super Kicks)/宮崎智之/矢野利裕&スズキロク/柿内正午/友田とん/はらだ有彩/松波太郎(豊泉堂)/山口伸雄/鳥澤光/山野正徳&山野友美恵(かえる食堂)/樋川まゆみ(大塚まるま)/柴垣光良(焼鳥とりねこ)/小川さやか/穂村弘/枡野浩一/恋幟モンゴロイドド(Vampillia、VMO)/滝口悠生/九龍ジョー/磯部涼/佐々木貴江×中本美恵×林カケ子/越湖吾一(トラノココーヒー)/山下賢二(ホホホ座)/豊﨑由美/成松哲/butaji/海猫沢めろん/酉島伝法/ひらりさ/宮川真紀/馬場幸治(古書ビビビ)/KURUMI/柴崎友香/Yasuko Tadokoro/中岡祐介/セバスティアン・カンプ/小沼理/野口尚子/小林えみ(マルジナリア書店)/佐々木美佳×鈴木雅代/げじま/めがねっこ/松宏彰/逸見貴人/ニコ・ニコルソン/太田原由明(HiBARI books & coffee)/ umi/海野麻子 /飯塚裕一/永井玲衣/大久保歩美/鹿角優邦/大橋祐太/服部桃子/fujico/黒田義隆&黒田杏子(ON READING)/嶋勇也(Q.O.L.COFFEE)/須藤輝/オカヤイヅミ/隅田川歩&岩崎巧真(たたらの目)/平山高敏/タダジュン/西麻沙子&峯村大作&あきひろ/水谷暁人(3LA)/馬場わかな/鶴見済/森山裕之/森田真規/安永知澄×森泉岳土×おくやまゆか×谷口愛/海猫沢めろん×兼桝綾×上林達也・佐藤光彦/pha/進藤奈央子/浜田輝/並木潤一/今田健太郎/鈴木なりさ/岸本佐知子/渡辺実/円城塔×福永信/稲田俊輔/内川たくや/ばったん/辻本(父)&辻本(母)
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フェアな関係

『フェアな関係』著 兼桝綾定価 1700円+税ISBN978-4-907053-58-1地元と東京、仕事とジェンダー、恋愛、セックス、結婚。この社会にいる女性たちの自我を描く兼桝綾、第一小説集。『仕事文脈』で発表していた小説が話題、なかでも表題作「フェアな関係」は大きな反響を呼び、書き下ろし続編を加え緊急書籍化!東京に住み、働き、さまざまな葛藤をいだく若い女性たちにぜひ読んでいただきたい小説集です。装画は『バクちゃん』『花四段といっしょ』で人気の増村十七さん。かわいくも不穏さが漂い、内容を表しています。私は一気に喋った。セックスがしたいこと。セックスはしたいけど子どもがほしくないこと。自分の体調が悪くなるのが嫌だし、仕事の時間が奪われるのも嫌だし、そもそも子どもというものを愛せると思ったことが一度もないし、とにかく全部嫌であること。夫はサンダルの片方を持ったまま呆気にとられていたが、「そんなに嫌なのに、何で、子どもいてもいいかもねって言ったの……」と当たり前の疑問を呟いた。私はもう、今更隠し立てすることもないので、あたりも憚らず叫んだ。「だから、有紀君に嫌がられないセックスがしたかったからに決まってるじゃん!」(「フェアな関係Ⅲ」より)目次フェアな関係避難訓練魔女の孫娘たち東京より速く遠くフェアな関係 Ⅱ冬闘紛糾私より運命のひとスイミング・スクールフェアな関係 Ⅲ装丁 小川恵子(瀬戸内デザイン)装画 増村十七四六判ハードカバー・152ページ
¥1,870
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くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話

『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』【6刷】著 ヤマザキOKコンピュータ本体1400 円+税 B6版変型(173mm×123mm)・並製・148ページISBN 978-4-907053-40-6装丁 惣田紗希装画・本文イラスト 香山哲2020年6月29日発売投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書。「目の前にはくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来だって全く見えないわけじゃない」目次はじめに第一章 くそつまらない未来がやってこようとしている くそつまらない未来 資本主義社会でもやっていく第二章 俺たちはお金に何を思えば良いんだろう お金は錆びない朽ちない腐らない お金の性質1:価値の前借り お金の性質2:価値の保存 保存性のバグが未来を壊す第三章 資本主義の深刻な問題 第1の竜、カクサ 第2の竜、オセン 自然との共存 資源有限、創意無限第四章 お金と共存していく方法 テクノロジーの希望 お金のシステムをカスタムしていく スタンプ貨幣でお金を自然に近付ける第五章 俺たちが未来のためにやれること あらゆる買い物に意志を乗せる 無意識な消費と、優れた消費 ひとりひとりが投資家になる 投資家になるということ 俺たちの貯金は戦争に行かされているかもしれない 貯金はあんまり堅実じゃない第六章 投資を使ってできること 世の中には良い会社がたくさんある 社会にインパクトを与える投資 投資のリスク第七章 投資を始める前に考えること まずは生活コストの見直しから 投資で気を付けなければならないこと リスクは必ず分散する 手数料と税金はなるべく払わないほうが良い第八章 遊びながら生きていくために 何かに頼りすぎるリスク お金より大事なものを忘れないさいごに
¥1,540
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へんしん不要

へんしん不要餅井アンナ定価 本体1400円+税B6版変型・152ページ装丁 惣田紗希装画 のむらあいISBN978-4-907053-43-7 注目のライター餅井アンナ、初の単著いよいよ発売!タバブックスのウェブサイト「マガジンtb」の連載が本になりました。心も体も防御力低め、四季折々の不調にやられ、落ち込みがちな日々をつづり、宛先のない手紙を書き続けた二年間。書くことで見つけた、あたらしい景色と生きる自信。不安な時代に向き合う姿勢に、希望を感じる1冊です。「こんにちは、調子はどうですか。挨拶代わりに「元気ですか」と聞かれると、ちょっと言葉に詰まってしまう。私はもうずっとそんな感じです。だから、ここでは元気の有無は聞かないことにします。元気があってもなくても、調子が良くても悪くても、あなたがこのお便りを読んでくれていることが嬉しい。今お便りを開いているそこは、どんな場所ですか? どこであっても、そこが居心地の良い場所であったらいいなと思います。」目次「元気?」と聞かれるとちょっと困る 就活を頑張るあの子は偉い、就活を頑張らなかった私も偉い 感情がでかすぎる ただ粛々と生きるのがどうしてこんなに難しいのか「おいしい」と思うことの恥ずかしさについて 仕事は一日二時間にしました「元気に」よりも「うまく」暮らしたい 何にもできない、何でもできる 現実は自分ひとりの手に余る きつい現実、つらい感情、しんどいSNSに倒れないために この夜をどうにかやり過ごすだけの「大丈夫」を ゲームの下手さは人生の下手さ何度でも仕切り直せばいい ちょっとだけ欲が出てきた 春とは周回遅れくらいの距離感でいたい なんでもない日にホテルに泊まる 梅雨は自力では越せないから「せっかく」の波に乗る 静かな暮らしを求めて「自分のことがどうでもよくなるムーブ」に押し流されない いつか私も天竺に行けますかつらいだけの秋じゃなかった賽の河原で「調子」という名の石を積む 浅瀬に足をひたしてみる自分ではない「誰か」になる力 追伸 自分の「庭」を持ち続けること餅井アンナ1993年宮城県生まれ。ライター。食べること、性、ままならない生活についての文章を中心に書いています。連載に「妄想食堂」(wezzy)、自主制作冊子に『食に淫する』『明け方の空腹』など。『へんしん不要』が初の単著となる。
¥1,540
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何卒よろしくお願いいたします

著 イ・ラン いがらしみきお定価 本体1800円+税ISBN978-4-907053-55-0 C0098韓国のアーティスト イ・ランと『ぼのぼの』の漫画家いがらしみきおの往復書簡。災厄の時代、数々の苦難のなか交わされた手紙は、神、経済、AI、哲学、映画、家族等々尽きることなく対話が広がる。世代、性別、国境を超え、深い思索と愛にあふれた言葉の交換「尊重しあう2人の作家が交わした文章に、魂が宿り、ひとつの世界が形作られる」キム・ボラ『はちどり』監督〈本文より〉私と、私が愛する友達にとって最も重要なことは「安全」です。それは、暴力の被害経験がある私には特に重要なイシューです。どんな人であれ、恐れることなく外に出かけられる世の中こそが、私の望む世の中です。ーイ・ラン苦難の中で生きている人は尊い人だと思います。誰にとって尊いのかというと、私にとってであるし、私以外の誰かにとってであるし、世界中の苦難の中で生きている人にとってです。ーいがらしみきお四六判・並製・248ページ装丁 惣田紗希日本語訳 甘栗舎翻訳監修 小山内園子表紙人形 工藤夏海表紙撮影 植本一子
¥1,980
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私が30代になった

著 イ・ラン訳 イ・ラン/中村友紀/廣川毅本体 1300円+税四六判変形・並製・100ページISBN978-4-907053-31-4 C00792019年5月12日発売装丁:惣田紗希30代になる人へ、まっただ中の人へ、そして通りすぎた人へ。独特の存在感で今最も注目されるアーティスト、イ・ランが放つおかしくて切なくてほっとする30代女性の日常。韓国で大人気のコミックエッセイに、あらたに描き下ろし漫画を収録した日本版、ついに登場です!「イ・ランさんの絵がうらやましい。こんな絵を描きたかった。こんな本も描いてみたかった。傑作を描こうなんて思ってないところが素晴らしい。 」 漫画家 いがらしみきお
¥1,430
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