人民を一番大切にする国

朝鮮では、人民大衆を革命と建設の主人と見なして人民大衆に依拠し、人民のために滅私奉仕する人民大衆第一主義の政治が、党と国家の活動、社会生活のあらゆる分野に具現されている。

人民が主人となって
朝鮮では、人民が国家と社会の主人となっており、人民大衆の自主的要求が実現されている。

朝鮮人民は真の政治的自由と権利を持ち、国家管理と社会政治活動に自由に参加している。17歳以上のすべての公民は性別と職業、居住期間、知識の程、政見、信仰にかかわりなく、誰もが選挙権と被選挙権を有している。

チュチェ108（2019）年3月に行われた朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期代議員選挙では、有権者の99.99％が選挙に参加し、当該選挙区に登録された最高人民会議代議員立候補に100％賛成投票した。

朝鮮人民は政治生活だけでなく、社会生活においても主人としての地位を占めており、労働の権利、休息の権利、無料で治療を受ける権利、教育を受ける権利など、人間の享受できるすべての権利を行使している。

人民があらゆるものの主人となっているがゆえに、国号と軍隊、国家主権機関はもとより、文化宮殿、劇場、病院などの名称にも人民の名を冠している。社会と集団のために功労を立てた人には人民科学者、人民芸術家、人民スポーツマン、人民記者、人民俳優のような名誉称号が授与されている。

人民に依拠して

革命と建設におけるすべての問題を人民大衆の尽きることのない力に依拠して解決することは朝鮮労働党の指導方式である。

朝鮮に対する日本帝国主義の軍事占領（1905～1945）が終息し、国が解放（1945．8）された当時の状況は困難を極めていた。こうしたとき、朝鮮労働党は高揚した人民の建国熱意を奮い起こした。力のある人は力で、知識のある人は知識で、金のある人は金で富強な自主独立国家を建設するという党の呼びかけに応えて、朝鮮人民は一致団結して新しい民主朝鮮の建設を推し進めた。

祖国解放戦争（1950～1953）後には、全人民を奮い立たせて復旧建設において輝かしい成果を収め、14年間で社会主義的工業化を実現した。

朝鮮労働党は、革命の各年代につねに人民を信頼し、壮大、かつ膨大な事業を設計し、組織、展開した。

昨年にも、朝鮮労働党は第8回党大会に際して「80日間戦闘」を展開することを決定し、全人民を奮起させた。その結果、社会主義建設の主要部門では自立経済の土台の強化と人民生活の向上に寄与する成果が多く収められた。

人民のために

朝鮮のどこでも「人民に奉仕する！」というスローガンがよく目につく。

これは、朝鮮の現実をそのまま見せるスローガンである。

朝鮮では、人民の便益と利益が最優先、絶対視されており、人民がなめる苦痛と不幸を一日も早くいやすことが党と国家の重大事となっている。

チュチェ105（2016）年に咸鏡北道北部地区が水害を蒙ったとき、朝鮮労働党は、国の財貨をそっくり投じてでも、厳寒が到来する前に人民に安定した生活をさせるために全党、全軍、全人民が被害復旧に総力を集中しようというアピール文を採択した。それ以来、2カ月余りの期間に被害地域には11900余世帯の住宅が新たに建設された。

昨年、国の複数の地域が大水と台風のため同時多発的な被害を蒙ったときにも、党中央委員会の活動家は黄海南道をはじめ被害地域の各農村で農場員たちと一緒に仕事をしながら彼らを励まし、首都党員師団と人民軍軍人たちは咸鏡南北道と検徳地区などに急派されて被害復旧戦闘を展開した。この日々に、罹災民は郡党委員会の庁舎で生活し、活動家はテントの中で執務するという逸話も生まれた。罹災民の生活を安定させるための全社会的な支援熱風の中で被害復旧は急ピッチで進められた。

朝鮮ではすべてが人民の福祉増進に向けられている。

帝国主義者の反共和国孤立・圧殺策動と相次ぐ自然災害のためすべてが不足し困難なときにも、朝鮮では全般的無料治療制と無料義務教育制、社会保険制、静・休養制と有給休暇制、産前産後の休暇制をはじめ社会的施策が変わることなく実施された。このような社会的施策は、今日、系統的に引き続き増えている。

黎明通り、未来科学者通り、陽徳温泉文化休養地、柳京眼科総合病院、玉流児童病院をはじめとする建造物と文化情操生活拠点が全国各地に建設され、人民の幸福のための財貨が数多く創造されている。

このような制度で暮らしているがゆえに、朝鮮人民は誰もが自分の生命であり生活である社会主義をしっかり守っているのである。

2021-03-17