先生
自分が学生だった頃、
すごくすきだった先生もいれば、
なんかどうしても馬が合わない先生もいた。
そんなわたしはその「先生」という仕事をしてる。
「先」に「生」まれてきたわたしと
「生」きて「徒」を補っていく子供たち。
子供たちとの毎日は本当にたのしい。
いつもパワフルで、することは想像を超えていて、
自由で、たのしいことが大好きな素直な子供たち。
正直、毎日わたしの方が学んでることばかりで、
「先生」と慕ってくれる子達に何を返せるだろうと思うことばかりだ。
大人になると見えない景色をたくさん持つ子供たち。
わたしには見えないものをたくさん教えてくれる。
忘れかけてしまったものを子供たちは
沢山抱えて会いにきてくれる。
「大人」は「子供」より「えらい」と考えがちだ。
でも、それはどうだろうか。
たしかに子供は知らないことが多い。
だけど、わたしたちの忘れてたものを
そのまま持ってきてくれる。
「先生」はどっちだろう。
子供は難しい。
嫌いなものは嫌いで、思いっきりそれを出すし、
やりたいことは我慢できずに止まらずにやる。
大人は難しい。
嫌いなものと上手く関わろうとして傷つける。
汚い手を使って我慢できずに止まらずにやる。
大人は子供が大きくなっただけなのかもしれない。
そんなわたしたち大人は
子供と一緒に学んでいくのが正解なのかな。
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