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「信じる」の表現について「believe・trust」の違い

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【スタバが京都に、世界初「畳でコーヒー」をオープン】
#0036
2024/1/24  
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Starbucks has opened a new coffee shop with tatami in Kyoto.
It is unlike any other Starbucks in the world as it has three rooms with tatami (     ) is used for floors in Japanese houses.
There are no chairs in the tatami rooms and the customers sit on flat cushions on the tatami mats.

■(     )内の単語は、どちらが適切でしょうか?

(ア) who
(イ) which

■単語

・unlike 異なっている

■和訳

スターバックスは、京都に、畳を備えた新しい店を開いた。
その店には世界で初めて、日本家屋で使われる畳を備えた、3つの部屋がある。
畳の部屋には椅子がなく、客は畳の上に座布団を敷いて座る。

■(     )内の答え

(イ) which
になります。
 
前回とは、逆の答えですね。
 
先行詞はtatami(畳)で、「物」になりますので、「which」が正解です。
 
whoは、先行詞が「人」の場合になりますので、注意しましょう!

■解説

coffee shop with tatamiは、「畳を備えた店」ですね。
この「with」はお馴染みの単語で、「~と一緒に」の意味でイロイロ使えて便利です。
例えば、
・Can you see the woman with a dog?
(犬を連れた女性が見えますか?)
・I’m with you.
(あなたと一緒です。→あなたに賛成です。同感です。)
 
It is unlike any other Starbucks in the worldは、「世界中の他のどのスターバックスと異なって」となり、本文では「世界で初めて」と訳しています。
 
flat cushionは、「平らなクッション」で、本文では「座布団」ですね。

■特集

本日の特集は、「信じる」の表現について、「believe・trust」の違いを説明します。
 
・believe =「人が言う事、内容」を信じるイメージです。
≪例≫
I believe you.
(私は、あなたが言う事を信じます)
 
・trust =「相手自身」を信頼するイメージです。believeよりも「信じる/信頼する気持ち」が強くなります。
I trust you.
(私は、あなた自身を信じます)

■編集後記

2017年6月30日オープンと、ちょっと古いニュースですが、先日京都に行って見かけたので、取り上げてみました。
 
場所は、世界遺産の「清水寺」に向かう散策路「二寧坂」の中ほどにあります。
 
築100年を超える家屋を改装した2階建ての店舗で、畳があるのは店の2階です。
 
そこには、3つの部屋が用意されており、靴を脱いだあとは、京都の丹後ちりめんを張り地に使用した座布団に座り、ゆっくりできます。
 
店の外観にも趣向が凝らされ、景観を保って街に溶け込むよう、大きな緑色のロゴ入り看板はなく、入口には落ち着いた濃紺の暖簾がかかっています。
 
暖簾をくぐった先には前庭、店内奥には奥庭と、京都らしい「和」の雰囲気が施されており、店内は落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
 
さらに、景観を損なわないために、店の前には行列を作らないよう、待合スペースを作り、ピーク時の入場制限も行っています。
 
軽井沢でも景観を保つために、コンビニの看板がシックな色になっていますね。
 
やはり、雰囲気が大事なので、このような取り組みはいいですね!

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