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未来形の「~するつもりだ」の表現について、「will・be going to」の違い

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【電子決済の拡大により、消えゆく1円玉】
#0016
2024/1/4  
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The amount of small coins such as 1 yen in circulation is decreasing.
Due (   ) the spread of electronic money etc, the ratio of cashless payment to household consumption expenditure has increased by about 20%.

■(     )内の単語は、どちらが適切でしょうか?

(ア) on
(イ) to

■単語

・amount 量、額
・spread 広がり
・ratio 比率
・payment 支払い
・household 家計の
・consumption 消費
・expenditure 支出

■和訳

1円玉などの少額硬貨の流通量が減少している。
電子マネーなどの普及により、家計の消費支出に占めるキャッシュレス決済の比率は、約2割上昇している。

■(     )内の答え

(イ) to 
になります。
 
#0002での解説の通り、due to~は、「~が原因で、~のせいで」とネガティブなイメージに付きます。
 
なお、because ofとの違いですが、
・due to →フォーマルで固い表現なので、ビジネスメールや文書
・because of →くだけた表現なので日常会話
で使われる事が多いと押さえておきましょう。

■解説

the amount of money in circulationで、「貨幣の流通量」になります。
 
electronic moneyは、「電子マネー」ですね。
 
また、electronic commerceは、「電子商取引」となり、よくECと略されていますね。
インターネット上でのモノやサービスの売買の事を意味します。

■特集

本日の特集は、未来形の「~するつもりだ」の表現について、「will・be going to」の違いを紹介します。
 
違いは、未来の事が、発言(発話)する前に、決まっていた(予定していた、考えていた、知っていた)かどうかになります。
 
・will  =発言(発話)する前に決まっておらず、その場で「今決めた未来」になります。
≪例≫
I will go.
(人から聞いて初めて知った場所について、「行きます」と、今決めた未来)
 
・be going to  =発言(発話)する前から既に決まっていて、「過去に、前もって決めていた未来」になります。
≪例≫
I am going to go.
(前もって知っていた場所について、「行く予定です」と、過去に決めていた未来)

■編集後記

日本政府は、キャッシュレス決済について、「2025年には4割」を目標に掲げており、海外では少額硬貨を廃止している国もあります。
 
筆者も支払いは、基本的にクレジットカードか、スイカなどを使っており、キャッシュレス決済が出来ない店舗を見ると煩わしく感じます。
 
また、スーパーのレジでも、無人レジでキャッシュレス決済をしています。
 
やはり、会計で小銭のやり取りするのは億劫ですし、ポイントも貯まるので便利ですね。
 
しかし、2018年の北海道の地震のように停電が起きてしまうと、キャッシュレス決済が使えなかったりしますので、まだまだ対応が必要ですね。
 
さらに、キャッシュレスですとお金を使う感覚が薄れるため、多額の支払いにならないよう、注意が必要です汗

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