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【情報求む】昔の怪談本について教えてください

昭和後期(50年以降)に出版された怪談本についてご存知の方がいたら教えていただきたくこの記事を書いています。

≪憶えている情報≫ ※正確でない可能性もあります
・平成元年に古本屋で購入したので発売はおそらく昭和50年代~昭和末期
・怪談話のオムニバス本で著者が取材をして聞いた話を集めた本
・幽霊の話というより奇妙な話が多かった印象
・文庫とか新書サイズで厚さは多分2~3センチ
・著者は男性
・内容は大人向け(子供用のムック本的なものではない)

残念ながら出版社もタイトルも著者も不明で、肝心の内容についてほぼ忘れているが、ひとつだけ確実に憶えている箇所がある。
それは、あとがきの中で少しだけ触れられていた著者自身の体験談

醤油が減らない

という内容の話だ。
著者はここ数年、しょうゆを買い足した記憶がないのだという。
毎日自炊をするわけではないにしても、減り方が遅すぎて奇妙だ。というだけのあっさりとした話だった。

冷静に考えれば、単に買ったことを忘れた、家族が買っている、実はあまり使っていないだけなど、現実的な原因はいくらでも考えられるのだが、当時の私はなぜか醤油が減らないというこの話に妙に惹かれてしまった。
しかしその後、稲川淳二、つまみ枝豆などの芸能人怪談本などに強烈に恐怖を植え付けられ、この醤油の話は記憶の片隅に追いやられてしまっていた。

そして2~3年前に吉田 悠軌 さんの『一行怪談』を読んで、自分はこういう(『一行怪談』のような)短くて奇妙な話が好きなのだと再認識させられたとき、ふとこの醤油の話を思い出したのだ。

当時はいろいろな怪談本を読み漁っていたので、内容がごっちゃになっている可能性もあるが、とにかく、あとがきで醤油が減らないエピソードが載っていたのはぼぼ間違いないはずだ。

以上、少ない情報で大変恐縮ですが、この本や著者についての情報をお持ちの方がいたら是非コメントをお願いいたします。

※ハッシュタグの「吉田悠軌」は、吉田悠軌さんのファンの方なら何か情報をお持ちかもしれないという希望から。


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