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中編)なぜ朝鮮が必要だったのか

前編では併合前の朝鮮を見てきました。

この記事は、『韓国がタブーにする日韓併合の真実』を19歳の私が読んで感じたことや、他の本から得た知識、本の内容を書いています。

なぜ朝鮮が必要だったのか

では、日本はなぜ韓国を併合したのか。

高校時代、日本史を選択していて私からしたら、
こんなところで「なぜ?」なんか思っていたら
あっという間に時間が過ぎ、受験には間に合いません。
日韓関係の本を読むようになり改めて、
自分は何を学んできたのだろうと思う今日この頃です。

そんなことは置いといて、

何故、韓国を統治しないといけなかったのか?

答えは、
清やロシアに朝鮮半島を取られるわけにはいかなかったからです。

この当時ロシアは、不凍港を求めて南下してきていました。
そこで目をつけたのが、文明の発達していない朝鮮でした。
しかしそこは、今は中国の属国。。

日本としたら、朝鮮はめちゃくちゃ近い。
本格的に中国、ロシアの領土になると、日本本土が危ない

そんな中、朝鮮で起こった減税、排日を要求した
農民らの反乱、甲午農民戦争が起こり、
イギリスの支援などもあり、日清戦争へと移行していきました。

日清戦争の勝利国は日本。
講和条約は下関講和条約(1895)です。
(日本と清国の講和条約です)

皆さんは下関条約の内容を知っていますか?
⬜︎清国は朝鮮の独立を認め
⬜︎遼東半島および台湾、澎湖諸島を日本に譲り
⬜︎賠償金2億両
⬜︎中国の四つの港を新たに開くこと

ザックリとこんな感じです。
もちろん注目すべきは一行目。

ここで、明治政府の朝鮮への扱いが垣間見えませんか?
普通植民地にしませんか?
わざわざ清に朝鮮の独立を認めさせたんですよ。
実は、
下関条約の前から明治政府の朝鮮の扱いが垣間見えるものがあるんです。

それは、日朝修好条規(1876)です。
下関条約の約20年前ですね。
皆さんは日朝修好条規についてどんなことを知っていますか?
高校時代の私なら、受験に出るであろう
「この条約は日本優位の不平等条約」
と答えていただろう。
浪人時代、私は日本史に関しては資料問題強化のため、
重要な資料の一行目に書かれているものは覚えるようにしてました。

では、日朝修好条規では何と書かれているかと言いますと
『朝鮮国は自主の邦にして…』から始まります。
わかりやすくいうと、朝鮮に対し、清の属国ではなく、独立国である
と言うことを強引ではありますが、言わせた物になります。

以上二つから見て分かる通り、明治政府は朝鮮独立をずっと主張していたのです。
確かに、朝鮮独立は日本領土の安全のためのものです。
だからこそ、明治政府は朝鮮を武力で支配しようとは考えていなかった
しかし、「朝鮮の方が日本より上なのに、なぜ格下の日本に命令されなきゃいけないんだ。」と中国の属国から動こうとしない朝鮮のトップ層。
さらには世界の情勢を理解した上で、独立させてくれる日本についた方が良いと声を上げた金玉均らを殺す始末…

完全にベクトルずれてませんか?
この当時、各国が独立しようと必死の中、
朝鮮だけは「格下の日本にの言いなりにはならない」
の一心で独立を拒否。

国民性って変わらないんだなとつくづく思います。
今の韓国にも見られる拒否反応ですよね。これ。
日本の言うことだけは絶対に聞かないの一点張りで、間違ったほうに突っ走る。
確かに、朝鮮独立は日本のエゴかもしれません。
朝鮮側からしたら、余計なお世話ですよね。
独立派の人たちを殺してまで属国でいようとした朝鮮のトップ層からしたら、日本の言うことを聞くことは屈辱だったでしょう。
この当時から朝鮮を支配している人が何も変わっていないのがよく分かる。

採算、独立を促していた日本ですが、朝鮮独立を諦め、
支配ではなく、併合します
時間がなかったのです。
世界は第二次世界大戦に向けて一歩一歩進んでいました。

併合後、日本はどうやって朝鮮を開拓していったのでしょうか?
武力で力ずくでしょうか?

それについては次回お話しします。
次回後編:日本の統治時代

それじゃ!

母子家庭で浪人させて頂いたにもかかわらず、第一志望以外は行かないと滑り止めを蹴ったフリーター19歳です。 今は、1度広い世界をみたいと思い夜勤のバイトをしつつ、海外に行くためのお金を稼いでいます。その資金に当てさせていただきます。今後はその準備や様子も載せていこうと思います。