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やっぱり一人ひとりに声をかけていくのは基本にして最も重要なアプローチだと思う

【1分で読めて役立つかもしれない情報(909記事目)】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「一人ひとりへの声かけ」について書いていきたいと思います。

主に学校現場でのことになりますが、子どもを同僚に置き換えて考えてみると他の職場においても大事だと感じられるのではないでしょうか。

ぜひ、目を通していってみてください。


目次は、以下の通りです。


①基本にして最も重要なアプローチ


✅一人ひとりに声をかけることは、基本ですが、最も重要なアプローチの仕方だと思います。

学級の子どもたちの数はそれぞれ違いますが、担任としてその子たちを預かり、共に過ごしているという点はどの学級も変わりません。

また、学級を担任していなくても1コマの授業を担当して入れば、45分間の間、一緒に過ごすことになります。(一般的な小学校の場合)




時間を共有している時に、一言声をかけられる気持ちとそうでない場合を比べてみるとどうでしょうか。

一緒に過ごしているのに、一言も声をかけられなかったら、なんだか寂しい気がしませんか?

コミュニケーションが得意不得意があるかもしれませんし声をかける内容にもよるかも知れませんが、全く声をかけられないより、声をかけられた方が、何だか安心感があルのではないでしょうか。

所属しているというか、いることを認めてもらっているというか。





声をかけなくても、目を合わせたり、一緒に活動したりするだけでも十分な時もあるかも知れません。

ですが、基本的には一人ひとりに声をかけた方が私は良いのではないかと思っています。

言葉にしないと伝わらないこともあると思うからです。





一人ひとりに声をかけるというアプローチは、ずっと昔からある方法だと思います。

ずっと昔からあるからこそ、変わらずにある良さがそこにはあるのではないでしょうか。

直接声をかけられるという体験。

直接話された言葉や表情から受けとる感覚。

微妙な表情の変化。

こうした直接的なやりとりならではの感覚的なことは、変わらない良さのような気がします。

✅コミュニケーションについての研究が進んだり、一人一台端末が導入されたりしてきた今でも、一人ひとりに声をかけるというアプローチは未だに大切な方法ではないかと思います。





②一人ひとりに声をかける際のポイント


私が気をつけているポイントでシンプルなものを2つご紹介します。

どちらも簡単に始められることだと思いますので、ぜひ、試してみてほしいです。

一人ひとりに声をかける際の2つのポイント
・一つの区切りの中で、一度は声をかけられるようにする
・1日の中でバランスをとる

それぞれについて少し詳しく書いていきます。




一つの区切りの中で、一度は声をかけられるようにする。

こちらは、自分で区切りを設けてその中で一度は声をかけるようにするというものです。

区切りは、例えば、「午前中と午後」や「一つの授業の中」といった区切り方がわかりやすいかなと思います。

この自分で作った区切りの中で、一度は声をかけると考えて行動するというわけです。




最初はどう声をかけるのかまで考えると混乱すると思いますので、「一声かけてみる」からスタートするのが良いと思います。

慣れてきたら、声かけにつながりを持たせると面白いです。

授業で言えば、「さっきの授業で頑張っていたことがこの授業の活動でもうまくいかせていてすごいと思うな」といったような声かけです。

様子の比較や変化の理由などを取り入れても楽しくなると思います。

まずは、一声かけるからあじめてみてはいかがでしょうか。





次は、もう一つの「1日の中でバランスをとる」についてです。

以前も似たようなことを書いたのですが、大切さを改めて実感しているので、今回もご紹介します。




1日の中でバランスをとるというとイメージしにくいかもしれませんが、難しいことではありません。

例えば、午前中あまり関われなかった人とは午後の時間、関われる時間を意識的に設けるようにするという具合です。

こちらの方が区切りでキチキチやるより柔軟かなと思います。




とはいえ、後回し、後回しになってしまうと1日があっという間に過ぎ去ってしまいます。

ですので、区切りを意識しながら行動しつつ、足りないなと感じるところをバランスをとるという合わせ技が一番安定するように思います。

なかなか一区切りの中で上手くいかないという方やついつい時間のかけ具合が偏ってしまうという方に特におすすめの方法です。

最後に、一日のバランスを取る上で役立つ行動をご紹介したいと思います。



③自分の立ち振る舞いを一日に数回振り返る


✅一日の中で1〜2回、自分の行動を振り返る時間を短くても良いので設けることがとても効果的です。

こちら、時間をとるといっても、ほんの一分程度でも大丈夫です。




やり方は、学校で仕事をしている場合は、今日話した受け取っている子たちを思い浮かべてみるというシンプルなものです。

いたってシンプルですが、これはとても効果があります。

意識をしていても交流する時間はバラツキが出てしまいがちです。

しかし、一日のうちに1〜2回、簡単な振り返りをするだけで、かなりバランスがとりやすくなります

特別な準備もいらないため、すぐにでも実践可能な方法だと思います。

試してみるとすぐ、意識する前よりバランスがとれているという実感が持てるのではないかなと思います。



今回ご紹介したことは、1人ひとりに声をかけるという基本だけど、とても重要なことをしっかり行っていく上で役立つはずです。

ぜひ、気をつけて過ごしてみてください❗️



今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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