停滞

どうも元気がでない
まあ、昔から地味に生きてきたけど
親の葬儀からモロモロ
自分の着地点も重ねて想像するようになったからかな
手続きや相続など色々と精神すり減らしたことは別に書くかもしれないけど
やっと一段落した今も時々ボワ~っと嫌な場面が浮かんできて
ヤダヤダと振り落として暮らしている
どこか行きたい所もない
欲しい物や特に食べたい物がないって
なんかほんとうに今自分は停滞しているんだな~って思う
実感しているから病みはしないだろうけど
何事にもそう熱しやすくはなかったし
特別なこだわりもなかったから
家族や他の人が楽しんだり喜んだりすることが嬉しかった
でもそういう人達がだんだんいなくなる
おばあちゃんを訪ねるとよく千代紙に包んだおこずかいをくれた
もらうのが申し訳ない気分になるから行く回数を減らした
お母さんが「あったかいよ」と持ってきてくれたけど
着ない着ないと私は言ってたカーディガンは
ほんとにあったかいと今頃になって着てる
実家に行くたびに帰りは駅まで車で送って行くよと父は言ったけど
地下鉄のが早いからと断っていた私
今にして思えばみんな申し訳なかったな
歳をとっても何かしてあげたい、役に立ちたいって気持ちがあるのに
それを受けとめてあげられなかった 悪かったな私
そんな後悔の感情もジワっと出たりする
そういう私も自分のために生きていない気がする
大切にしたい対象の中に自分自身がないと
自分のために生きている気が薄れてしまうよね
着る物も食べる物も、見る物も聞くものも
なんかちょっとどうでもいい感じがしてしまって
だめやな~
もう少し自分をいたわってあげないと
もうすぐ春だよ~
ガサガサの汚い枯れ枝からも芽がでるだろ?
まだ きっと 小さな芽がでるよね
   たぶんね

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