見出し画像

幼少期からクルマ好き

物心がついた時にはクルマが好きだった。
一番古いクルマの記憶。
昭和40年代初期、僕がまだ3歳くらい。
父と母と僕と妹(まだ1歳くらいだったかな)で、公団アパートの4階に住んでいた。
父はメーカーの営業マンで、会社のライトバンで通勤していた。たしか駐車場を借りてなくて、アパートの真ん前にいつも路上駐車していたように記憶している。
当時はクルマも少なく、どこもそんなものだったのだろう。
ある冬の夜、いつもだと仕事が終わってから酒を飲みに行き、酔っ払って朝方に帰ってくるはずの父がめずらしくまっすぐアパートに帰ってきた。
晩ご飯を家族みんなで食べてから、やはり家族みんなでライトバンに乗り込み、繁華街へ。
母のアイデアでクリスマスツリーを買いに行ったのだ。
ただそれだけのことなんだけど、何故かとてつもなく楽しく、幸せな気持ちだった。

多分その頃だと思うが、テレビアニメでマッハGoGoGoをやっていて、その影響もあり、クルマに興味を持ったのだと思う。
とにかく、丸いお盆を渡しておけば、クルマのハンドルに見立ててずっとおとなしく一人で遊んでいたらしい(なんとなく憶えている)。

それからほどなくして我が家もマイカーを持つようになる。
うちの両親はクルマで移動するのが好きで、何処にいくのもクルマ。電車に乗るという思考が無い。
毎年、夏休みにはマイカーで色んな観光地に旅行に行った。その記憶があるためか、大人になった僕もやはり、何処に行くにもクルマである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?