幼少期からクルマ好き
物心がついた時にはクルマが好きだった。
一番古いクルマの記憶。
昭和40年代初期、僕がまだ3歳くらい。
父と母と僕と妹(まだ1歳くらいだったかな)で、公団アパートの4階に住んでいた。
父はメーカーの営業マンで、会社のライトバンで通勤していた。たしか駐車場を借りてなくて、アパートの真ん前にいつも路上駐車していたように記憶している。
当時はクルマも少なく、どこもそんなものだったのだろう。
ある冬の夜、いつもだと仕事が終わってから酒を飲みに行き、酔っ払って朝方に帰ってくるはずの父が