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見た目も味も千差万別な焼小籠包

焼小籠包"生煎饅頭 Shengjian mantou"

上海旅では、上海らしく生煎饅頭を食べた。

それも3回も!

弾丸旅行で食事の回数も限られていたのに、何で3回も食べたかと言うと、一回目を失敗したから。

半端な時間に着いてしまい、空いたお腹を慰めようとしたらちょうど目の前にチェーン店の"生煎饅頭"の看板があったのだ。
上海名物と言うのは知ってたし、どこで食べても美味しかったと別の友人に聞いてたので入ってみたのだ。

うーん…美味しい〜!!とは絶対に言えない。言いたくない。2人で顔を見合わせてしまった。

次に食べたのは美食街。

こちらは小綺麗な老舗だったが、満席も納得の美味しさ。
う〜ん、美味しい〜!これこれっ!!と大満足の上に大興奮。

そこで満足したのに何故3回かと言うと、空港で最後の一回を食べたのだ。

理由は何となく。

小腹は空いたけど、がっつり食べたい訳じゃないしとビールのお供に極々普通な生煎饅頭で旅を締めくくったのだ。

日本に戻ってかなり経ってから、一緒に行った友人を招いて生煎饅頭を作ってみた。
見た目は悪いが、上海の一軒目よりは確実に美味いものが出来て2人でニッコリした。

100文字で書くには複雑なレシピを無理くりに100文字にする意地。
こんな所になけなしの意地を使わなくてもいいのに…

12個分くらいの材料

⚪︎ドライイースト 3g
⚪︎砂糖 3g
⚪︎ぬるま湯 100cc
⚪︎強力粉 100g
⚪︎薄力粉 100g
⚪︎塩 少々

⭐︎豚ひき肉 150g
⭐︎長葱のみじん切り 1/2本分
⭐︎戻した干し椎茸の粗みじん 1個分
⭐︎生姜のすりおろし 小匙1
⭐︎醤油 小匙1
⭐︎酒 小匙1
⭐︎オイスターソース 小匙1
⭐︎胡麻油 小匙1
⭐︎塩、胡椒、五香粉 少々

★鶏ガラスープの素 3g
★粉ゼラチン 5g
★熱湯(干し椎茸の戻し汁と合わせて) 100cc

生煎饅頭の作り方

1.⚪︎を上から順に加えてその都度混ぜる。台の上で捏ねて40分寝かす。

2.★を混ぜて冷やし固める。

3.⭐︎をよく捏ねて2を混ぜ合わせる。

4.1を12等分して3を包み多めの油で蒸し焼きにする。

上海 田子坊にて

細道が入り組んでいて、人は溢れている。

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