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【体験談③】自律神経失調症を自力で治した、改善した方法

前回のnoteでは、自律神経失調症の症状について書いてみました。

今回は、自律神経失調症を自力で改善した方法についてお伝えしていこうと思います。

恐らくこれをみてる多くの人は

とにかく毎日原因不明の頭痛やだるさがしんどすぎて、誰でも良いから助けてくれ〜

ってな感じで、大変苦しんでいる方が多いのではないでしょうか。

実際に自分がまさにそんな感じで、毎日体がだるかったり、頭痛で死にそうになってたり「とにかく体調が万全だ」と言う日が一切無いという数年間を過ごした経験があります。

もうこれは治ることがないんだなぁと思って生きてきたんですけれども、そんな自分でも今は比較的好調です。

自分自身がそんな状態の時に、あまり参考になる体験談を発見できなかったので、同じような想いをしている人が、少しでも改善するキッカケになればいいなと想い、このnoteを書いています。

ちなみにYouTubeで同じような事を発信したら、数万回も回ってしまったので、やはり苦しんでいる人はとても多いのだと実感しました。

それでは早速

  • 具体的にどのようにして改善したか

  • 効果があった方法や全く効果がなかった方法は何か

等々、色々とお伝えしていければと思います

すぐに治るものではないので、結構長文になってしまいますが、そこら辺の医者だったり、そこら辺の心理カウンセラーよりも、実際の体験に基づく話なので、それなりに参考になるのではと思っています。自分に合った事柄だけ実践してみるなど、無理のない範囲で試してみて下さい

今すぐにでもできる改善方法


まずは

とにかく今症状が辛すぎて死にそうだから、取り急ぎ症状が和らぐ方法を教えてくれ!

と言う人に向けて

  • ある程度即効性があって

  • ある程度症状が和らぐもの

からお伝えしたいと思います

1.コーヒー(カフェイン)を辞める

※カフェインを普段摂取していない人は飛ばして下さい

コーヒーだったり、レッドブルだったりを常用している人は、一度カフェイン抜きをしてみることをおすすめします。

私自身も、毎日ベンティサイズ(特大)でスタバコーヒー2〜3本くらい飲むような生活を続けていたこともありますが、今考えると「まじで恐ろしいことしてたな」と感じます。笑

カフェイン系には興奮作用や不安感の増幅があることが知られているかと思います。個人の肌感としてもそれらを感じており、それらが自律神経の交換スイッチをバグらせている。のだと思います。

とはいえ、完全に悪というわけではなく、最近は運動前に摂取したり(スポーツによく作用すると言われている)、少量に抑えたりと、良い距離感で付き合っています。

「コーヒー飲まないと1日が始まらない、目覚められない」という人は、カフェイン中毒の一歩手前だと思うので、減量してみることをおすすめします。

ちなみに一時期飲みすぎて、ひどい時はパニック系の症状を感じる事がありました。ここらへんは、自律神経失調症の症状の延長にあるものだという実感があるので、不安感が強くなってい人は、選択肢の一つにカフェイン断ちを加えても良いかと思います。

いつもめちゃくちゃカフェイン飲んでいる人が、カフェイン断ちをするとかなりの頭痛やだるさがきて、大げさ抜きに2〜3日ほど全く動けなくなります。自分もそのような状態になりましたが、1週間くらい我慢すれば、寝起きがスッキリして、不安感も和らいで行きます。また機会があれば、そのことについてもまとめようと思います。

2.自律神経失調症を体験したことがある整体師(東洋医学の使い手)の元へ行く

多くの人は、まずは病院に行ったり、精神科医に行くような人が多いと思います。

実際に自分自身もそのような行動を行いました。

ただ、皆さんも経験があると思うんですけど、医者は全然親身になって話を聞いてくれないし、精神科医も話を聞いているようでそうでもないと。

こっちは症状が辛くて、めちゃくちゃいろんなことを調べたり、散々本などを読み漁ったので「もはや知識量としては、自分の方が全然あるんじゃね?」と思えるくらいでした。

もちろん人によるとも思うので、素晴らしいお医者さんだったり、精神科医の方もいると思うので、一概には言えません。が、少なくとも私はそれらの肩書を持つ人物で今まで「アタリだなあ」と感じた人物にはほぼほぼ出会った事がありません

その一方で、信頼できる人もいました。

それが整体師や鍼灸師です。

勿論これらの職種の方もピンきりだと思うのですが、事前にGoogle等でしっかり下調べして

もともと自律神経失調症の症状だったりで苦しんでいて、それを改善するために整体師や東洋医学の道に進んだ

という経歴を持つような方々に会いにいきました。

自分の場合は【住んでいる場所 自律神経失調症 整体師】のような形で検索、いろいろな整体の場所に行きました。

もちろん当たり外れはあるのですが、医者や精神科医に比べると、満足度が違います

というのも、基本的に「自律神経失調症で苦しんだ経験がある」と言う先生に会うので、まず症状に対しての理解度が高いです。

辛い症状とかを友達に話しづらかったりする(あるいは話しても理解されない)と思いますが、実際に経験した人であれば話しやすく、安心感があります。

私自身は、こういった話を友達にするのも、本当に限られた親友みたいな人にしかできなかったんで、そうやって相談できる人が1人でも増えた事は結構心強かったです。

メンタル面でも支えられましたし、もちろん施術がうまい方もいっぱいいらっしゃいました。

ちなみに私の場合は、合計で10個くらいの場所に行ったかもしれません。最終的には、オステオパシーという民間療法の達人(?)に出会い、調子が悪い時はそちらに行くようにしています。

整体師というのはあくまで一例です。そういった症状に悩んだ経験があって、さらに具体的な施術を行っている人が多いのが整体師だったという個人的な感想なだけで、違う職種で同じような経験をしてる方を訪ねるのもおすすめです。

3.運動する(適当に運動しても効果は薄い)

自律神経失調症を治すのに、運動をしろと言うのは、そこらへんのしょうもなまとめサイトでも言われるようなことですが、これは真実だと思います

ただ、適当に運動しても、あまり効果は得られないんじゃないかな?というのが個人的な見解です。

自律神経失調症に苦しんでいた当時の私は、デスクワークで一日中動かないなんてことはザラでしたし、今思えば体がガチガチだったんだと思います。

また、3年間程パーソナルトレーナーをしていた事もあったのですが、お客さんに自律神経失調症のような症状を持っている人はとても多くいました。

その人たちの身体的な特徴として

みんな体がガッチガッチ。特に背中

という共通点がありました。

首の後ろ、背中、腰にかけて、とにかくガチガチに固まっている人ばかり。

医学的にどうこうというのは一旦置いといたとしても、イメージ的になんとなく「血液の流れが悪いんだろうな、、」というのが容易に想像できると思います。

今現在このnoteをご覧になっている方はどうでしょうか。

背中動かしてますか?肩甲骨動かしてますか?

普通に生きていて背中を動かそうと意識している人は、あまりいないのではないでしょうか。もっというと、運動をしている人でも背中を意識するという人はあまりいないと思います。

運動というと、多くの人はまずランニングやウォーキングを思い浮かべると思いますが、そういう意味では筋トレもなかなかおすすめです。

大雑把に説明すると、筋トレは基本的に足・背中・胸・腕・肩、、というように部位ごとに分けて、トレーニングを行う事が主流です。背中のトレーニングを行うと「背中なんて初めて動かしたかも?」という人も非常に多かった印象があります。

つまり、一言で筋トレや運動といっても、一回一回のクオリティが重要になると私は思います。普段筋トレをしない人が月額のジムに通ってなんとなく筋トレをしたような気分になっていても、正直あまり意味がありません

全く知識がない人は、背中を鍛えようという発想がまずないはずです。

世の中には筋トレをしたところで、自律神経失調症だったり、うつ病に対して効果がないと言う人もちらほら見かけますが、私から言わせればトレーニングの内容、あるいはフォームなどの質が悪い人がそういった意見をばら撒いているように思えます

これに対しては、やはりパーソナルトレーナーと言うようなしっかりした指導を受けることがオススメです。

が、とは言え、金額もなかなか高いものですし、それこそトレーナーによって当たり外れがあります。

なので、もし自力で筋トレで改善したいと言う方がいるのであれば、適当に我流でトレーニングをするのではなくて、YouTubeで筋トレ動画を紹介している人がたくさんいるので、しっかりとそういう方たちの動画を見て知識を得てから筋トレをすることをおすすめします。

「筋トレは嫌だ!」という人はたとえばボクシングだったり、ピラティスだたり、水泳だったりと、あまり意識せずとも全身をくまなく動かすような運動がおすすめです。

あとは個人的にダンスをしていたので、ダンスもかなりおすすめです。

全く運動習慣がないという人は、そろそろ重い腰を上げて、簡単にできそうなことからトライしてみるのも良いかと思います。

4.足ツボマッサージ(ゴルフボールを踏む)

これはほんとに応急処置で、誰でも簡単にできる方法です。

ゴルフボールを踏んで、足ツボを刺激する方法です。

これはほんと自分だけかもしれないんですが、色んな悪い症状が出ているときに、足の裏がめちゃくちゃ痛くなるんですよ

逆にいうと、快調な時に足つぼをしてもそこまで痛くありません。

全く詳しくは知りませんが、中国何千年の歴史があるような足つぼなので、それなりに意味はあるのかもしれません。

また、個人的には身体的な問題と同時に、メンタル面でも一時的な意味があると思います。というのも、不調を感じる時って頭の中が負のスパイラルで、色々なことを考えている事が多いんですよね。

そこで、足ツボをやるととにかくめちゃくちゃ痛いから、良くも悪くもその痛いっていう感情の方がでかくなります

すると、体調が悪いことを忘れるというか、一時的にほったらかしにできるような感覚があって、そういった意味でもおすすめなのかなと。

また、体調が悪くなると足が痛くなるとお伝えしましたが、逆にいうと、足裏を定期的にほぐしとけば体調が良くなるかなとも思ってます。何よりコストもかからないし、別にネガティブな面はないと思うので、おまじない程度に試してみることをおすすめします。

ちなみにわかりやすい例えとしてゴルフボールと言いましたが、私はこのゴムボールを使ってます。

ゴルフボールは床が傷つく上に、痛すぎるんで笑、同じような想いをしている方はちょうどいい塩梅のボールがおすすめです。

今すぐできないけど重要な改善方法

上記は比較的すぐにでもできる改善方法をお伝えしました。

以下では、すぐに取り掛かるのは難しいかもしれませんが、根本的に非常に重要なことについてお伝えしていきます。

1.ストレスを感じる"人間"や"環境"から離れる

ストレスというと、非常に広義だとは思いますが、やはり天敵だと思います

私の場合は、自律神経失調症の症状を経て、より敏感にストレスを感じるようになったように思えます。

自分にとって居心地がいい人間や環境にいると、心身ともに満たされる感覚がありますが、一方でイケてないやつと接していると、まじでわかりやすく体が反応します

ここでいう"イケてないやつ"というのは、個人によってその基準は異なると思いますが、私の場合は

  • とにかくネガティブなやつ

  • 論理的じゃないやつ

  • 理不尽なやつ

  • 口を開けば愚痴いってるやつ

  • いつも機嫌悪いやつ

などなどです。まあみんな大体そんな感じだとは思います。

症状としては、具体的にはお腹が痛くなったり、膨張感を感じたり、頭が重くなったり、等々です。

昔は多分そこまで強く出てこなかったと思うんですけれども、それを繰り返すうちに、よくも悪くもその精度が高まったような感覚があります。

今となっては、体調に異常を感じるかどうかと言うのは、その人と付き合い続けるかどうかと言う指標の大きな1つになっています。「こいつとは一緒にいたくないなぁ」と思った瞬間に体が反応してくれるので、良い答え合わせになっています。

話を戻しますが、自律神経失調症に悩む人の大きな要因が、基本的には環境や人間関係だと思います。

特定の人物と一緒にいるときに、何か体の不調を感じるようであれば、なるべく距離を取れるような選択肢を取っていくことを推奨します。

また、例えば夫婦や同棲カップルなど、毎日一緒に居るしかない環境の方も多いと思います。

一緒に寝ているんだとしたら、別々のベッドで寝るようにしてたまに一緒に寝るなど、そのぐらい小さなことからでも色々と試してみる事が重要だと思います。

改善方法まとめ

他にもまだまだあるのですが、また時間がある時にまとめたいと思います。

まとめると

  • カフェイン断ち

  • 東洋医学系の、同じ悩みを経験した事がある人に会う

  • 運動する

  • 足ツボ

などが、今すぐにでも取り掛かれる上に、比較的ハードルが低い改善方法かと思います。

あまり期待をしすぎたり、完璧にこなそうと思ってもそれがストレスにもなりかねないので、できる範囲で、ゆるりと日常に取り入れていくのでも良いと思います。

  • ストレスを感じる"人間"や"環境"から離れる

これに関しては永遠のテーマだとは思いますが、人間関係や環境が原因であれば「そこから距離を取るためにはどうすれば良いか」を軸に、人生の選択をしていっても良いかと思います。

ちょっと駆け足で書いてしまったので、また追記できればと思います。

もし少しでも参考になったという方がいればいいねやフォローをお願いします。

ではまた!


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