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ヨーロッパ day3 永遠の都ローマ

バチカン博物館に行きたい!
開館は9時!
早起き

…早起きできなかった。睡眠欲と言う名の魔物に敗北し結局9時起き。
急いで向かうも、到着時には当然長蛇の列が待ち受けている。
これは、、、萎える。

↑朝飯のパン。デカイが味は…

そんな僕の元に現れる黒人ズ。ニヤニヤした顔が怪しさ満点だ。

「切符は俺たちが売ってるんだぜ。はい40ユーロ」

いやいや。
当然スルーである。
周りを見ると他の日本人達も同じように声をかけられていたので詐欺だと忠告、謎の一体感が生まれた。白人達は声をかけられてないしやっぱ日本人てカモ扱いなのか?
1時間ほど並んでバチカン博物館へ入場。国際学生証を使うと8ユーロ、一般券でも16ユーロ。なにが40やねん。

↑バチカン博物館入口

内部は博物館というよりもはや宮殿。めっちゃ豪華と思ってたら元々歴代ローマ教皇達が住んでたらしい。そりゃ豪華なはずである。
ラファエロとかミケランジェロの手掛けた絵画がそこら中にあるのは凄まじい。なにせ日本みたいにガラスで保護されておらず剥き出し状態、
タッチしようと思えば余裕でできる。
しないけど。
クシャミしたら鼻水付着しそう。
しないけど。

他にもラオコーンや円盤投げ、アテネの学堂や最後の審判といった美術の教科書のスタメンが勢揃いだ。
しかもそれらが埋没するくらいの収集品が展示されているのだからバチカンすごい。

↑ラオコーン

↑アテネの学堂

↑最後の審判

↑博物館内の通路。

バチカン博物館の後はコロッセオへ。
まず外観に圧倒される。
なんやデカイ、ありえんデカイ。
こんなもんをに2000年前に作るとか半端ない。そりゃローマ帝国強いはずですわ。なおその時の日本、卑弥呼ぐらい。
なんちゅう文明格差だ、、、。
当時の完成図から見ると流石に結構崩れてはいるものの、それでも当時の盛況ぶりを思い起こすには十分である。
剣闘士大会や演劇会場に使われてのは知ってるが、なんなら水を張って船並べて海戦ごっことかもしたらしい。スケールが違う。
コロッセオの横には大きい凱旋門があるがお隣さんが強すぎて完全に敗北者。こちらでは写真を撮る人が皆無で誰も見向きもしない。哀れ凱旋門、立地を間違えたな

↑コロッセオ

コロッセオの後は手当たり次第にローマ時代の遺物を散策することに。
首都にこんなに遺跡が残っていることは驚きである。狭くて地震の多い日本じゃ無理な話だろなぁ。
特に良かったのがいろんな時代の遺跡が密集しているフォウロマーノと呼ばれる地区。建国神話に出てくるなんちゃらの丘の麓に広がっているこの遺跡群は、もはやどれが当時のものでどれが再建されたものかも不明。そして余りにも広すぎて回りきれず途中で閉園である。
※コロッセオと共通券なのでみんな来ようね!

↑フォウロマーノ。たしか右上の丘が建国神話のなんちゃらの丘だったような、、、。

閉園というので遅くまで時間を潰したと思いきやまだ18時。
ローマの観光施設、基本閉まるのがめっちゃ早い。18時にはほぼ全滅というやる気の無さである。ドラえもんすら始まってないぞ、、、。

つまりローマの夜はぶっちゃけ”暇”なのである。街並みはそりゃ綺麗だから街歩きする分には楽しめるけど。改めて歩くも相変わらずローマの夜はとても綺麗。日本と違って色が統一されてて電柱がないのがいい。 観光客も引きこもるしね。

↑夜のトレビの泉。人も少なくなりエモスポット。

街歩きしてたら当然エネルギー使う。エネルギー使えば腹が空く。
晩飯食べなきゃ。
こっちの料理はとにかく高い。最低価格1000円とか舐めてる。そんな中見つけたイタリアンレストラン(当たり前)、パスタ10ユーロ!?(イタリアにしては)鬼安い!即決!と、入店。だが違うかったのだ、、、。

”一皿目が10ユーロ”だったのだ。

二皿目、サラダ、ドリンク、デザート、デザートに付けるドリンク頼めよあくしろよと無言の圧をかけてくるジェイソンステイサムみたいな店員に完全敗北屈服即堕。インドシナじゃ反撃できてんけどなぁ、、、。

↑いくらオシャレに撮ったところでこれはただの麺と水である。

結果32ユーロがステイサムの手の中に。
約4000円とかまじかぁ、、、くら寿司じゃ40皿分かぁとしみじみ。もっともこの価格はこっちじゃスタンダードらしい(ほんとかな)
今まで日本物価高いとか言ってすみませんって感じだ。
やっぱサイゼリヤって偉大。
ミラノ風ドリア、299円だよ奥さん!

↑ローマの寿司屋。やばい

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