ヨーロッパ day4 フィレンツェへ
ローマ滞在は今日まで。
なんとか早起きできたので宿から徒歩5分のサンタマリアマジョーレ教会に行く。
後で知ったがこの教会、ローマ4大教会の一角にして世界中のサンタマリア系列の総本山らしい。実質カトリック教会の四天王というスゲエ教会。
そんな日本でいう出雲大社クラスなありがたい場所だが、朝イチのためか他の観光客はおらず。静かな教会の中で神父の説法と現地人の祈りの声が木霊する素晴らしい空間であった。
↑サンタマリアマッジョーレ教会
宿に戻りチェックアウト。
そのまま徒歩でカピトリーニ美術館へ向かう。一般市民に収蔵品を公開した世界最古の美術館らしい。
そんな庶民に優しい美術館の目玉アイテムは
ここには世界史やった人なら誰でも知ってるローマ建国の祖、ロムルスとレムスの像。よくある筋肉モリモリ裸体ヒゲオヤジ像ではなく、黒い狼の乳を幼児の2人が飲んでいるあれ。
実物は意外と小さめで、洞爺湖の熊の木彫(大サイズ)と同じくらいだろう。
↑ロムルスとレムス
↑ハドリアヌス像
↑ゴリアテ像
その後はヴィットーリオエニュマエーレ二世記念堂とかいうクソ長い広場でゴロゴロし、北への移動のためバスターミナルへ。
外国じゃ人名を広場とか建物に付けるけど日本的感覚だと山田記念広場とか斎藤教会とか田中級駆逐艦とかになるのでよくよく考えると変な感じである。
↑ ヴィットーリオエニュマエーレ二世記念堂
バスターミナル向かう地下鉄の中しばらくしてふと気付いた。
あれ?方向違う??
ファッ!?マッハで乗り換えて目的地のバスターミナルに辿り着くも既に出発時間を20分も過ぎている。
ここは当然待っててくれる訳もなくバスの姿は見えない。新しい切符買うか、、、と絶望していたら
まだバスきてなかった。
イタリア最高やん!大阪市営バスなら焼き討ち食らうレベルの遅延であるが、ここは正直に神に感謝。
だが感謝はするも現地のバス、英語が通じないのでほんと辛い。予約確認も一苦労である。
乗り込むと現地人にやたら絡まれる、、、がイタリア語なので分からない。申し訳ない。
そして4時間半かけて花の都フィレンツェに18時到着。この時間だともう基本的に観光施設は閉まっている。
ちなみに英語じゃフローレンスと書くので英語サイトで予約するときは一瞬戸惑います。
とはいえホステルにいても暇なので夜のフィレンツェへ繰り出す。ローマから300キロ近く北上したせいか、それとも雨のせいか寒い。まぁそこは花の都パワー、そんなもんを吹き飛ばすくらいの圧倒的美しさである。ホテルばかりなのが玉に瑕だが。
この時期はちょうどキリスト教のお祭り(イースター?謝肉祭)にかかっているのか街はお祭騒ぎ。夜遅いにも関わらず広場では即席、といっても本格的なメリーゴーランドがクルクルと回っている
↑夜のフィレンツェ
そんな美しいフィレンツェ、こんな空間で優雅にディナーと行きたいが悲しいかな。哀れ貧乏ぼっちバックパッカーにそんな金はない。大きい聖堂の近くで夕食(ピザ=12ユーロ)を終わらせる。なんて虚しいんだ。
↑夕食のピザ。具の適当さが哀愁を誘う。
今日の宿は最高にオシャレで女子力受け絶対凄いとこであるが、名前を忘れてしまった。駅から歩いて7分くらいだったのは確かだが、、、。
よくよく考えたら飛行機移動で最後の2日消えると考えたら残りたったの3週間である。行きたいとこリストアップしていたら全く足りない。阪急交通社もビックリのハイスピードスケジュールにしたのにも関わらずこれだ。
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