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人生色恋物語〜俺のモテ期は何度ある?〜初めての職場編

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自身に起こった…ちょっとした色恋話をつらつらと… 後にまさかの出来事が起こるなんて!?このときは知る由もなく…
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初めての職場、そして初めての転職…動き出す人生①

初めての職場、そして初めての転職…動き出す人生①

高校、そして専門学校
たいして何事もなく過ごしいざ就職!
まあ何も無かったといえばあったのだが
その話はまたいずれ…

特に苦労することなく、とあるホテルに無事就職

自分で言うのも気が引けるのだが、見た目が多少可愛らしかったらしく、先輩女子から
「かわいー」って言われ、とりあえず気分は良かった(今思えばからかわれてたのかもしれないが)

ホテルゆえの色んな部署の人たちと顔見知りになれた
同期には

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初めての職場、そして初めての転職…動き出す人生②

初めての職場、そして初めての転職…動き出す人生②

どこにでも色恋はあるわけで…

ちょっとその前に職場以外のことに触れておこうと思う
多少その後に関係あるのかな…?

当時住んでいたのは2階建8部屋のアパート2棟に同期16人、1階に男子、2階に女子
まあ同期だけだったので、自然に集まる部屋が決まって自然にそこに集まる…そんな感じでしたね
(ちなみに同期は60人いました😳)

だから気兼ねなく喋れたし、居心地も良かったですね(毎日行ってた笑)

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生③

初めての職場、初めての転職…動き出す人生③

そんな毎日を過ごしていたある日
何の前ぶれもなく、突然1人の同期の女性Kに声をかけられた

「俺くん、ちょっと…」

同期の中でも可愛くて、皆んなから人気のある女性だったので
内心「え?なに?なに?」って急にドキドキが
止まらなくなる…
誰もいないのを確認すると

「◯日って予定とかある?」

わざわざ俺の休みを確認してきたのか…突然聞かれた
この段階で心臓は爆発しそうだったが
頑張って平静を保つ

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生④

初めての職場、初めての転職…動き出す人生④

もう今となってはディズニーランドに向かう電車の中で何を話したかは覚えていない
(まあ、当たり前か…笑)

舞浜駅に降り立つと、もうそこからは夢の世界だ

忘れずに帰りの切符を先に購入する
(今となっては懐かしい)

「あー入場するのに並ばなきゃなー」

そう思っていると…

「俺くん、こっちこっちー」

Kはそう言うと入り口とは違う横の通路を進んでいった

「何、何?どういうこと?」

と思いなが

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑤

初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑤

あの一件で自分の中の何かが変わったのかもしれない…

しばらくして、ある先輩Eさんのことが好きになった

自分の中では、すごく可愛らしいと思うのだが、
周りの人に言わせると…?らしい…
まあ、可愛いと思うのは人それぞれだし、好きになると尚更そう思ってしまうものである

先輩Eさんは面倒見が良く、常に皆んなの中心にいるような人だった
話していて、とても心地よく楽しくなる、そんな存在だった

好きにな

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑥

初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑥

新しく出来たホテル直営のお店
そこに1人のアルバイトの子が入ってきた

後に彼女になるSである

Sは見た目ちょっとギャル?っぽい感じだったが
素直で真面目な、ちゃんとした女性だった

歳も近く、仲良くなるのに時間はかからなかった

聞けば家(Sは実家だった)も車で10分もかからないくらい近かったので、自然とアパートにも来るようになり同期の皆んなと仲良くなった

そう、この時よく集まって過ごしてい

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑦

初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑦

その日もいつものように朝Sの車で送ってもらい
(Sは毎日俺を送った後、家に帰ってからまた自分の出勤時間に来ていた…本当に健気だったな…)
帰りにそのままドライブした
夕陽の綺麗な海岸線を颯爽と走っていく

「今日こそは言おう!」

そう心に決めていた

そして帰り道、家の近くに車を停める

「じゃあね!また明日!」

Sがそう言って車を走らせようとする

「ちょっと待って!」

俺はSを呼び止めた

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初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑧

初めての職場、初めての転職…動き出す人生⑧

第1部最終話…

「ヘタレ」だった夜からしばらくSとは
連絡も取らず、会うこともなかった…

「このままじゃダメだよな」

そう思いながらも原因が原因だけに自分から何かをするのに迷っていた…

そんな自分を心配したのか、はたまた見兼ねたのかYが Sに連絡を取ってくれた

ホントYはいいヤツだ…

夜、一本の電話が鳴る

「今近くにいるんだけど…」

Sからである…

「なんか気まずいよなぁ」

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