見出し画像

将来の夢遍歴

寝る前のお話タイムで、こどもたちから、結婚と将来の仕事のことでいろいろと質問されました。

息子は、やりたい仕事はあるけど自分がどんな仕事をしたらいいのかよくわからない、将来が想像できないと。夫が激務なのも、同じ男として見ているとちょっと不安になるのかもしれない。結婚するより男友達とシェアハウスして楽しく暮らしたいと要望。

娘はメイクの仕事がしたい、お菓子やパン作りの仕事がしたい、こどもを産むの大変そうだしもし死んだら怖いからこどもはいらない、結婚するなら夫婦二人暮らしがいいと。これはこれで幼児にしてはちょっと現実的すぎる気がする。笑

結婚に関しては、結婚するために相手を探すというより結婚したいと思える相手に出会えたらで良いからあまり気にすることはないと話しました。
そのためにも、たくさんの人と積極的に出会って関わっていけるといいよね、と。

むしろ大事なのは、男女関係なく、仕事のほうですよね。これは仮に18歳で考えたら、息子はあと10年、娘は12年で最初の決断時期が来るんですよ。これ結構あっという間。焦る。というかその前に高校受験がある。うわぁ。


そこで、私の「しょうらいのゆめ」がどう移り変わっていったかを彼らに話してみました。

年少 おはなやさん
年中 かぐやひめ
年長 セーラーヴィーナス

これは笑われましたねぇ。
「つくりものじゃん!なれないじゃん!」
幼稚園児と低学年に笑われましたよ。失礼しちゃう。

小学校低学年 漫画家
中学年 福祉関係の仕事
高学年 漫画家

これ、父に連れられて中学年のときに福祉関係のイベントにボランティアで行ったんですよ。
ただ圧倒的に漫画家の時期が長いですけどね。

中学校 漫画家かイラストレーター
    中3でちらっと社会科の先生

こちらも圧倒的に漫画家の時期。ただ、自分にはストーリーを考える想像力が欠落していると気付き始め、揺らぎが生じました。

そして高校2年生でベクトルのまったく違う職種に切り替えて、大学に入って資格をとり、卒業後はその仕事に就きました。
こどもを産むにあたり、辞めて今に至ります。
ちなみに春から働く職種は、出産前にしていた仕事とはまた違うものです。悩みましたが、いろいろと考えて違う場所に飛び込むと決めました。

それから、イラストの副業をしたいという夢のカケラも残っているので、ひっそり考えてみたりして。


そういうわけで、今からなにかひとつの夢を決めてそれに向かっていくのももちろん良いし、他にも良いものを見つけたり、途中で変えたりしても構わない、と話しました。
今やれることは、いろんな経験をして、得意なこと苦手なこと、苦手でも頑張ればできること、どうしてもできなかったこと、それらを通して自分がどんな人なのかを知っていくことだと。やっていることすべてが将来の自分のヒントになるからね、お母さんだって変わったし、といったことを話しました。
繰り返しますが、いずれにしても、男女関係なく自分がどんな生活がしたいか、そのためにはお金が必要だから必ず何かしら働くことになる、そういうイメージだけは持っておこう、という話ですね。私も最初から専業主婦になるつもりはなく、何事もなければ仕事を続ける気でいたので。

どんなに人生設計がしっかりしていたとしても、まわりの環境が変わるとか、アクシデントで変更せざるを得ないとか、いくらでもありますからね。
流動的な社会にどうにか対応していかなきゃいけない時代ですから…本当に厳しい。


まだ幼いこどもたちにどんなふうに話したらいいんだろうなー?とは思ったのですが、わりと腑に落ちた様子でした。
「お母さんの話し聞いてたらあったかくなってきた」と言って寝てくれたので、たぶん大丈夫かと。笑


こどもたちの進路のために必要なのはお金だなー。とにかく働かなきゃ!そのための今は準備期間!頑張らないとな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?