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真珠婚記念旅行顛末-17- 鉄道の旅(1)

今回の真珠婚記念旅行に欠かせなかったのが、ユーレールグローバルパス。
こちらの記事にも書いていますが。

前回行ったときには、紙のユーレールパスがあり、それにどんどん書き込むことにより旅行を行いました。たしか15日間有効のユーレールパスだったはず。
今回は、乗る予定なのが8日間だったのですが、ちょっと作戦ミスで、1ヶ月間の間に7日列車に乗れるというプランを購入しました。1日は普通に切符を購入。紙のパスではなくモバイルパスを選択。
1等車を選びました(やっぱり1等車のほうがゆったりしていていいし)ので、504ドル。1ドル100円なら5万円ですが、8月18日現在1ドル145円ですので、7万円ちょっとということになります。
日本もそうですが、ヨーロッパも結構鉄道料金が高いので、私のような移動をするとまたたく間にもとが取れてしまいます。
モバイルパスを購入すると、シリアルコードをゲットできます。
で、スマホ(私はiPad)アプリ「Rail Planner」をインストールする必要があります。これはユーレールパスで行けるところの乗換案内アプリも兼ねています。ちなみに全部英語なので多少の英語能力は必要になります。

Rail Planner アプリ

で、購入したコードをMy Passのタブで入力すると利用がいつでもできますよという状態になります。
で、一応乗る予定の電車はちゃんと登録すること!というふうになっていますので、乗る予定の電車を検索して登録します。
登録するときに注意しないといけないのが、「予約」です。全席指定列車というのも結構ありますので、その場合は「Reservation Required」とオレンジ色のアラートが出ます。その場合はeurail.comで予約を行う必要があるのでご注意ください。もちろん指定席の予約は有料ですが、一般チケットの予約料に比べると安いです。
で、乗る日に予定していた電車を利用する!と設定すると使えるようになります。

モバイルユーレールパス

Show Ticketの部分をタップするとQRコードが出ますので、それが乗車券というわけになります。
ちなみに、このユーレールグローバルパスは30カ国以上で利用できますが、一つの国(フランスとかイタリアとか)の乗り放題チケットもありますので、いろんな移動を考えているときはぜひご利用ください。
では色んな所の駅やら電車やらを紹介していきます。

ミラノ中央駅

普通の鉄道だけでなく、各地域の地下鉄にも乗車しました(ミラノとパリだけですが)

ミラノ地下鉄 Centale駅

まずは25日にミラノからスイスのShoenenwerd駅まで(かばんや靴で有名なバリー発祥の地)

ミラノからスイスに向かう列車

ミラノからスイスに抜けるとき、雄大なアルプスを見ることができると勝手に思っていた(確かそうだった)のですが、なんと50km以上の長いゴッダルドベーストンネルが2016年に完成し、ずっと暗闇を見ることになってしまいました。それでもスイスの風景を楽しめましたよ。
列車に乗ったら、もちろん駅弁を食べたい。しかしヨーロッパには駅弁なんてものはございません。店で買うパンでございます。食堂車もついているのですが、そんな贅沢はできません。

ミラノで買った昼ゴハン

日本のおにぎりのイメージで、ほぼこんな感じのサンドイッチですね。はい。
Oltenという駅で乗り換えて鈍行に。日本には普通列車にグリーン車があることは殆ど無いですが、向こうは大体あります。

手前が1等車、奥が2等車 変わらない
1と書いてあるのが1等車、2と書いてあるのが2等車

Shoenenwerdからチューリッヒまで出て、そこから一気にミュンヘンに向かいました。

長距離の1等車はだいたい1列3席になります。

だいぶ書きましたが、ようやくミュンヘンです。

ミュンヘン中央駅

ここから先は次の記事にしましょうかね。

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