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音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

ジュニオケ卒業以来20年ぶりにエキストラでオーケストラに乗って
ドヴォ7は難しかったけど楽しかった。良い曲だった。
でもまたココから暫くヴァイオリンを弾かなくなりました。
それどころか音楽と全く関わらない生活になりました。

理由は息子が生まれたことでした。
妻からも「音楽活動は辞めて欲しい」と頼まれましたし
私自身も息子との生活が楽しくて仕方なかったので
音楽をやらないことに関して特になにも窮屈に感じることはなかったですね
元々子供大好きなので超子煩悩でした。
毎週末連れ回ってましたし、学校行事も役員も全部やりました。
息子は中学受験もしたんですが学習塾も家庭教師も一切使わず
私が勉強を教えました。進研ゼミの教材だけで中学受験合格させたので
しまじろう受験と周りからは言われました。

それに久々にヴァイオリンを弾いた事でわかったんですけど
ヴァイオリンってブランク関係なくない?って事でした。
私が子供の頃は「練習を1日休むと3日分後退する。」みたいな事が
常識的に言われてたんですけど
10年ブランクあっても30年分後退するなんてことはまったくなかったし
それどころか15分程度楽器いじってたら
完全に勘が戻って元通りになりましたね。
まあ毎日練習させるための脅しというか呪いの言葉なんだと思います。
でもそれはむしろ逆で
音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところだと思います。仕事が忙しい。育児が大変だ。健康がすぐれない。
そんな時期は無理しないで一旦辞めちゃえば良いんですよ。
いつでも戻ってこられますから。

それでも寂しいことに子離れの時期はやってきます
息子が中学生ぐらいになると
父親がベッタリしたくても相手してくれなくなるんですよね・・・
そんな時期に私とは違ってブランクを空けずに学生時代から
チェロを続けてきた妹から
「ヴァイオリンでエキストラ乗らない?」と話が来ました。
息子も大きくなってきたし、そろそろいいかな?と軽く引き受けたんですが
ココから私はなぜか毎月本番の舞台が待つ生活が始まりました。

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