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和歌山県 冬の南紀 青岸渡寺・熊野那智大社

前回の記事はこちら。

さて。
昨年の12月21日。
夫と二人で、和歌山県那智勝浦町、那智山に行ってきました。

年も明けてからの更新ですが、そこは大目に見てください(笑)

那智の滝を後にして、那智山青岸渡寺せいがんとじ、熊野那智大社へと向かいました。
那智の滝からは、まぁ歩けない距離ではないのですが…
ちょいと距離があります。
なので、車で行きました。

青岸渡寺

まずは、青岸渡寺から。
こちらは、西国三十三か所観音霊場の、第一番札所となっています。

今から9年前の9月にお参りした時、夫がいきなり「掛け軸」を求めました。
西国三十三か所の御朱印をいただく、掛け軸です。
私に何の相談も、なく。

「えっ、どうするん…33か所、周るん?」

「うん、まぁちょっと周ってみようや」

夫はこともなげに言いました。
まだこの頃、夫は今ほど寺社参拝に熱心ではありませんでした。

結局、2か月半ほどで33か所、番外を入れて36か所のお寺を巡りました。
この頃は、休みをすべて巡礼に費やしました。

で、「結願けちがん」の達成感に病みつきになってしまった、私と夫。
この後、西国薬師四十九か所霊場、近畿不動尊三十六か所霊場を結願しました。

…それはさておき。

青岸渡寺は、天台宗のお寺です。
ご本尊は、如意輪にょいりん観音菩薩。
秘仏となっています。

平日であったにもかかわらず、多くの参拝客がいました。

手水舎には、花が生けられていました。
最近、こうした「花手水」が増えています。
風流ですね。

水仙が、良い香りを漂わせていました。

さて、青岸渡寺のすぐ隣に、熊野那智大社があります。

たまたま確認したら、
ヤモメのこのジーンズは31インチ(76cm)でした。
ほっそ。

朱塗りの礼殿が鮮やかです。
熊野那智大社には、主祭熊野夫須美大神(イザナミノミコト)ほか、八柱の神様がお祀りされています。

この烏を撮らずして何を撮るや。

こちらは、八咫烏やたがらすをお祀りする御縣彦社みあがたひこしゃです。
八咫烏は熊野の神様のお使いである、三本足の烏です。
より良い方向へ導く、お導きの神様とされています。

相方・鶫んへのお土産画像
相方が喜ぶだろうなぁと思いながら、撮りました。
鳥だけに。

熊野那智大社の境内には、大きな楠があります。
この大木の幹部分はうろ(空洞)になっていて、願い事を書いた絵馬を持って、くぐることができます。

熊野那智大社・礼殿。

あえて何も書くまい

ふたたび、青岸渡寺の境内を通り、駐車場へと向かいます。

三重塔と那智の滝

青岸渡寺の境内には、「那智の滝展望所」があります。
ここから見る那智の滝は、三重塔と並ぶ構図になっています。

関西では、テレビ局がここに固定カメラを設置しているところもあります。
この景色を、ニュースなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

さて、長らく書いてきた、那智山の記事も、これでラストです。
お付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)

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