見出し画像

「アダンソン」

以前、家でくつろいでいると私のまわりに7ミリくらいの小さい蜘蛛が現れてくる時期があった。
壁や机などにヒョイと出て来て、近づいてくる。


黒に白い模様。
急いでいると跳ねて歩く。糸も出す。


調べてみたら、
「アダンソンハエトリ」だった。
ダニやゴキブリの赤ちゃんを食べる益虫。名前も良い。


好意を持った目付きで毎日見てるうちに
アダンソンに愛嬌を感じるようになり、そして不思議に思った。


虫(じゃないけど)として普通、隠れるべきじゃないの・・・?


もう一度調べてみたら、
アダンソンは人なつこい、という記事がいくつかあった。
この人は大丈夫だと思うとパソコンや新聞の上を横切ったり、画面のマウスポインタを追ったり(動く小さいものを追いかける)するそうだ。
(あくまで主観だと思いますけどね)


それを読んでさらに好きになったけど、そのうちいなくなった。


そのアダンソンが、夏の終わりから洗面所に住みついたらしく、
毎朝私が顔を洗いに行くと、どこからか洗面台や出窓にホイホイと出てくる。


まさか以前と同じ個体じゃないだろうけど、アダンソンは可愛い。
出てきたら、殺さないで、好意を持ちつつ放っておきましょう。
そのうち向こうから挨拶しにきます。(たぶん)
仲良くしませう。

よしっ、寝ようかな。明日もよい日に。
サロンでお会いしましょうね!

https://www.iki-aoyama.com/

(2016年9月29日の記事)

言語化能力でなにかしら換金できたらと考えて投稿を公開しています。投げ銭のようにサポートいただけたら嬉しいです。