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今だから一丸となり、情熱を止めるな🔥

今から90年前の5月15日にある事件が起きた…。
1人の男は息を引き取った…
もう1人の男は命拾いした…
そんな命拾いした男の話。

以下は1940年、今から82年前に映画『独裁者』でのラストシーン。チャップリンの作品である。

未来のために一人一人が出来ること…
それは自由に本来の己を理解して欲しい。
一人一人が未来を作り上げる主人公なのだから!
決して諦めることなく、不屈の魂で…
人を傷つけることなく、心穏やかに…

甦れ大和魂🤝🇯🇵🔥

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(スピーチ全文)
申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。私には関わりのないことだ。
支配も征服もしたくない。できれることなら皆を助けたい。
ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。 
私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。
お互いの不幸ではなく幸福と寄り添いたいのだ。
憎み合ったり、見下し合ったりしたくないんだ。

世界は全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。 
人生は自由で美しい。

しかし、私たちは生き方を見失ってしまった。
欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。 
私たちはスピードを開発し、自分自身を孤立させた。
ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げてしまった。 
知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、無情にした。
私たちは考え過ぎで、感じなさ過ぎる。
機械よりも、人類愛が必要なのだ。
賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。
そういう感性なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。
そんな発明の本質は人間の良心に呼びかけ、世界がひとつになることを呼びかける。 
今も、私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに届いている。
何百万もの絶望した男性達、女性達、小さな子供達、人達を苦しめる組織の犠牲者達、罪のない人達を投獄させる者達・・・

私の声が聞こえている人達に言う、「絶望してはいけない」

私たちに覆いかぶさっている不幸は、単に過ぎ去る貪欲であり、人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶えるであろう。
人々から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。決して人間は永遠に生きないように、自由も滅びることはない。

兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。
君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図する。君たちを鍛え、食事を制限する者たちは、君たちを家畜として、ただのコマとして扱うのだ。

身を託してはいけない。そんな自然に反する者たちなどに。
機械人間たち、機械のマインドを持ち、機械の心を持つ者たちなどに。
君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。心に人類愛を持った人間だ。
憎んではいけない。愛されない者が憎むのだ。愛されず、自然に反する者だけだ。

兵士よ。奴隷を作るために闘うな。自由のために闘え。
『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」とある。一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。
君たち、人々は力を持っているんだ。
機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力を持っているんだ。
君たち、人々が持つ力が、人生を自由に、美しくし、人生を素晴らしい冒険にするのだ。 
民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。 
皆でひとつになろう。新しい世界のために闘おう。常識ある世界のために。
皆に雇用の機会を与えてくれ、君たちに未来を与えてくれ、老後に安定を与えてくれる世界のために。

そんな約束をして、獣たちも権力を伸ばしてきた。しかし、彼らは嘘つきだ。約束を果たさない。これからも果たしはしないだろう。
独裁者たちは自分たちを自由にし、人々を奴隷にする。 
今こそ、闘おう。約束を実現させるために。
闘おう。世界を自由にするために。
国境のバリアを失くすため、欲望を失くし、嫌悪と苦難をなくすために。 
理性のある世界のために闘おう。 
科学と進歩が全人類の幸福へ導いてくれる世界のために。

兵士たちよ。
民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。

https://youtu.be/RzTmkoR6mMQ

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