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堀江さんとアドラー

最近よく堀江さんの本を読むのですが、いくつかの本は、切り口が違うものの、コアは共通していると感じました。

そのコアは、アドラー心理学であり、堀江さんはアドラー心理学を体現されていると思っています。

図にまとめてみました。
(『健康の結論』は無理やりです(笑)別にアドラーに通じるわけでもないと思いつつ。)


私は堀江さんの本を読みだす前に嫌われる勇気を読み、アドラー心理学に触れました。
とても共感できる内容ですし、家族や会社の社員との関わり方にも生きると感じています。
(アドラーと子育てというのも記事を書いてみようかと思います。)

堀江さんも嫌われる勇気は絶賛されているようです。
2014年頃のことなので、最近堀江さんにハマっている方の中ではご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
また、その事実は知りつつも、アドラー心理学自体はご存知ない方もいらっしゃるかと思います。

『嫌われる勇気』(もっと言えば、『幸せになる勇気』まで)を読み、再度堀江さんの本を読むと
より楽しめるのではないかなと思っての投稿です。

一例を挙げると。
アドラーはトラウマを否定します。ここは、心理学の代表とも言えるフロイトと対立している点です。
過去の出来事が気質や行動に影響を与えることは否定しませんが、それで今後の人生が決まるわけではないという主張です。

『嫌われる勇気』では以下のように表現されています。

「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」
自分の人生を決めるのは「いま、ここ」に生きるあなたなのだ。

過去で未来が決まってしまうなら、親を選べない子供が、子供時代に人生を決定されてしまうようなもの。
不慮の事故、いっときの人間関係がトラウマとなって、その後の人生が決まってしまうなんて悲しいでしょう。
いつだって人は変われるんです。変わりましょう。という前向きな考え方です。

どうでしょう、堀江さんの著書で似通った主張がなかったでしょうか。

他にも
・恨みや妬みという有害無益な時間
・世間を意識して悩むという最悪のムダ
・人の気持ちがわかるなんて奢り。
・人間関係なんて常に変わり続ける。いちいち気にするな。
・誰も未来のことはわからない。勝手に不安になるなんて愚かだ。
・カネより共感(これはもしかして、コモンセンスを意識している部分もあるのか)

こういった話を読むと、アドラーを感じます。

堀江さんがアドラーに影響されてのことなのか、
もともとアドラーに近い考え方で、共感したのか、
どちらなのかや、その割合はわかりません。

別に、アドラー心理学をパクってネタにして本を書いていると言いたいわけでもありません。
本で読んで漠然としたイメージしかもっていなかったのですが、
現実社会で、近い考え方を持って実際に行動されている方の本を読むことで、より実感できました。

というお話でした。

#堀江貴文 #読書 #読書感想文 #アドラー

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