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今年買ってよかったもの・価値の高かった支出【2023年版】

年末なので、今回の記事では今年買ってよかったものと価値の高かった支出について紹介しようと思う。

一年の終わりに、本当に買ってよかったものや価値のあった支出について整理してみるのはおすすめだ。
振り返ることで、自分にとって本当に必要なものとそうでないものがはっきりし、買い物や投資の質が高まるため、毎年まとめるようにしている。

2023年は買い物の回数自体は去年よりも減ったが、買い物の単価は上がった。無駄な買い物を極力せずに、良い買い物ができた年だったんじゃないかなと思う。
そして物以外にも、体験などに有意義なお金の使い方ができ、満足している。

当記事では、主に仕事における生産性向上アイテムや家でのQOLをアップしてくれた実用的なアイテムの中から、今年買って本当によかったものを9つ紹介する。
また物だけではなく、体験などの個人的に価値の高かった支出についても少しだけまとめることで、振り返りをしたい。

2023年に買ってよかったもの9選

Briefing Travel Pack

まず一つ目の買ってよかったものは、ブリーフィングのトラベルパックというバックパック。
ほぼ毎日使っているほど、本当に気に入っているバッグだ。

フロントポケット内はポケットが多く、物を細かくオーガナイズしやすい

サイズは結構大きめで、容量が30L弱ぐらい。たっぷりの物が入るので、仕事帰りにジムに行く場合などに便利だ。
パソコンに加えてさらにトレーニング用のウェアやシューズなども入れることができるので、荷物が多い日には特に重宝している。

トラベルパックは収納スペースが多いのも特徴。
メインのコンパートメント、背面部のラップトップ用ポケット、フロントポケット、そして両サイドにジップ付きのポケットとボトルスリーブがついている。

メインポケット内はメッシュの収納も充実

メインポケットはジッパーがリュックの下までガバっと開くので、荷物の出し入れをすごくしやすいのが一番気に入っているポイント。
荷物をストレスなく出し入れできるのはデイリーユースに最適だし、一泊から二泊程度の旅行にも良いなと思う。国内の短期旅行や泊りがけの出張などはこのリュックだけで十分だし、海外旅行にもおすすめだと思う。
ある程度の雨なら弾いてくれるぐらいの耐水性があるのも、旅行の際には特に嬉しい。

重い荷物を背負っても軽く感じる

トラベルパックは、価格が現在5万円以上するので高いが、ブリーフィングのプロダクトだけあって品質はかなり高い。
生地が丈夫でしっかりしているし、半年以上毎日使っている上に、海外旅行などでもハードに使ったが、全くへたったりしていない。
これからも使い続けたいし、万が一壊れて使えなくなったとしても買い替えて使い続けるほど良いものだと思う。本当に買ってよかった。

Birkenstock Boston

二つ目の買ってよかったものは、ビルケンシュトックのボストンというサンダル。

個人的に、デスクワークをしながら一日中スニーカーや革靴を履いていると、足が疲れてむくんでくるのが悩みだった。
それを防ぐために、オフィスでは履いていて楽なボストンに履き替えて過ごしている。

普通のサンダルはカジュアルすぎるため、オフィスだとTPO的に合わない場合もあると思う。しかしボストンはデザインが上品な上、革の質感も高級感があって良い。パッと見でカジュアルすぎない見た目なので、今のところは人に注意されたことはない(笑)。
やはり仕事は一番生産性を高められる環境でやるべきだと個人的には思うので、我慢して靴を履き続けるよりも、ビルケンを履きたいと思う。

使い込むほどに革が馴染んでくる

また、ランチや休憩などでちょっと外に出るときにも、靴に履き替えずともボストンを履いたまま出かけられる。そのため履き替える煩わしさとも無縁だ。

ビルケンのサンダルは履いているうちに革が足の形に馴染んでくるので、長く使うほどに履き心地も良くなってくることも気に入っているポイント。
またソールなどの修理をしてもらうことができる上、使い込むほどに革自体の雰囲気が出てくるので、長く愛着を持って使っていけると思う。

Shokz OpenRun Pro

三つ目の買ってよかったものは、ShokzのOpenRun Proという骨伝導イヤホン。

僕はこのOpen Run Proを、主に仕事の際に使っている。
毎日多くの会議があって、大体オンラインで会議をするのだが、その際に普通のイヤホンをし続けると耳が痛くなってくるのが悩みで、健康に悪いなとずっと思っていた。
そんなときにこの骨伝導イヤホンを見つけたので、購入して使ってみたのだが、なんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔するぐらい良いものだった。

装着していることを忘れるほど快適

骨伝導イヤホンは、耳周辺の骨を振動させることで音として聞こえるという仕組み。そのため、耳の鼓膜を酷使することなく音声を聞くことができる。
長時間の会議が連続してイヤホンをつけっぱなしにした場合でも、耳が痛くなったり疲れることがない。イヤホンをつけていることを忘れるぐらい快適にWEB会議ができるのだ。

デメリットとしてはオープンイヤー型なので、音量を大きくしすぎると少し音漏れはする。しかし仕事に使う分には全く問題ない上、マイクもついているので、会議でこちらの声も問題なく伝えることができる。
本当に毎回、会議の際に耳が痛くなる思いをしていたので、毎日イヤホンを使い続けることで、年をとってから耳が悪くなったり難聴になってしまうかもしれないという不安を抱えていた。
しかし骨伝導イヤホンによってそのような不安がなくなったのが、個人的には精神面での負担が減ってよかったと思っている。

他には、装着していることすら気にならない自然な装着感もポイント。
会議が終わってからもイヤホンをつけたまま休憩中に音楽を聞いたり、英語のリスニングの勉強のためにPodcastを聞いたりといったことがシームレスにできる。そのためわざわざイヤホンをつけたり外したりする面倒くささがないのも地味に便利だ。
本当に良いものなので、これからも使い続けたい。

Anker 737 Charger

四つ目の買ってよかったものは、Ankerの737 Charger。
コンパクトでパワフルな充電器がほしいと思っていたときに、この充電器を見つけたので、1万円以上と価格が高いが即購入した。

737 Chargerは手のひらに収まるほどミニマルにもかかわらず、ノートパソコンの充電も急速でできるほどのパワーを持っている。
デフォルトのノートパソコンの充電器はサイズが大きいので、どこかに持ち歩くのをためらってしまう。しかし737 ChargerはMacbookのデフォルトの充電器より40%ほど小型化されているらしく、持ち歩くのが苦にならない。

USB-C×2、USB-A×1

ポート合計の最大出力は120Wで、ポート単体の最大出力は100Wと高出力だ。そのためラップトップも問題なく急速充電が可能。
ポートが合計で三つついているため、同時に複数のガジェットを充電できるのも嬉しいポイントだ。スマホとラップトップとタブレットを同時に高速で充電できるのは、旅行や出張などの際にもストレスを感じることがないためかなり便利で気に入っている。

いつも愛用しているガジェットポーチに常に忍ばせているほど、信頼できるプロダクトだ。これからも使い続けたい。

Panasonic ラムダッシュ リニア 5枚刃

五つ目の買ってよかったものは、パナソニックのメンズシェーバー。僕が購入したのはラムダッシュの5枚刃のものだ。

もういつ買ったのかも覚えていないが、今まではフィリップスのシェーバーを10年近く使っていた。
しかしあまり良い製品ではなかったため、購入後半年も経たずに本体や充電ケーブルが劣化してボロボロになってきたり、刃自体も切れ味が悪くなってきていた。
買い替えたいなとずっと思っていたものの、丁度いい製品が見つからず後回しにしてきたのだが、ついに今年はラムダッシュに買い替えた。

パーツがシンプル

スペックの高いシェーバーはたくさんあるが、良いシェーバーは価格がとても高く、機能性と価格のバランスを考えて選ぶのが難しい。
僕の場合はそんなにひげが濃くないので、スペックが高すぎるシェーバーは特に必要なかった。そんな中、1〜2万円程度の価格帯で使いやすくメンテナンスしやすいシェーバーがないか探していたら、この5枚刃のラムダッシュに行き着いた。
非常に快適にシェービングすることができる上、パーツがシンプルなので、簡単に分解して洗うことができる。

シェーバーはフィリップスやブラウンなどのメーカーも選択肢としてあるし、そういったブランドはマーケティングをしっかりやっているので、ブランドとしてかっこいいイメージはある。
しかし個人的な経験として、外資系のメーカーの家電を選んで後悔したことが何回かあるため、今回は馴染みのある国内メーカーのパナソニックのラムダッシュを選んだ。

パナソニックの電化製品はなんだかんだ作りがしっかりとしているので、迷ったら未だに日本メーカーのパナソニックを選ぶことが多いし、今回は選んで正解だったなと思っている。
シェーバーはほぼ毎日のように使うものなので、毎日のちょっとしたストレスを感じないかどうかは重要だ。ラムダッシュに買い替えてよかったと思う。

マルカ ステンレス製湯たんぽ

六つ目の買ってよかったものは、マルカのステンレス製湯たんぽ。

この湯たんぽは少し前に購入したが、寝る前に布団の中に仕込んでおけば暖かくて寝付きが良くなったし、睡眠の質も上がった気がする。朝起きたときも寒さを感じることなく、心地よい温もりの中で幸せに目覚めることができている。
マルカのステンレス製湯たんぽは暖かさの持続時間が結構長く、夜に沸騰したお湯を入れて使い、朝になってもまだかなり暖かい。何なら次の晩になってもほのかな温もりは残っている。

お湯を入れた様子

保温力がそれなりにあるだけではなく、ステンレス製なので銅やトタンなどと違ってサビや劣化がなく、手入れしやすい。
そのため個人的にはマルカのステンレス製湯たんぽは、性能だけでなく使いやすさの面でもおすすめできると思う。

また湯たんぽは電気代の面でもランニングコストがそれほどかからないので、お財布に優しくて助かっている。
水道代と、お湯を沸かすときにかかる電気代やガス代のみしか日々のコストが掛からないため、一晩中暖房を入れっぱなしにするよりも断然経済的だと思う。

アナログな防寒グッズではあるが、一度使うとやめられないぐらい良いものだと思うので、本当に買ってよかった。

無印良品の各種収納ボックス

衣装ケース

七つ目の買ってよかったものは、大量の無印の収納ボックスたち。

衣装ケース、ポリプロピレンのホワイトボックス、トタンボックスをサイズ違いで合計20個以上まとめ買いした。
無印良品週間中にまとめて大量に買ったのだが、ずっと後回しにしていた家の中の整理ができたので、自宅で快適に過ごしやすくなったと思う。

クローゼットでは10年以上前に買った衣装ケースをずっと使っていたのだが、ケース自体が経年劣化により変形してしまった上、今のクローゼットの大きさに合っていなかった。
無印良品で現在のクローゼットに合う衣装ケースを新しく買ったことで、クローゼットの中全体がスッキリした。

ポリプロピレンボックス

ポリプロピレンボックスはベッドの下に置いている。
ベッドの下がデッドスペースになるのがもったいないので、僕はベッドを高めに設定してベッド下に収納スペースを作っている。
無印のポリプロピレンボックスは、書類や工具などを収納するために便利なので、例えば家電の使用説明書や保証書などの普段使用頻度が低い書類などを入れている。

トタンボックス

トタンボックスにはコーヒー関連の細かい道具や小物類を入れ、散らからないように整理している。
ボックスを揃えれば統一感も出るので、見える場所に置いておいても部屋の雰囲気を大きく壊したり違和感を生むことも少ないかなと思う。

すべて気軽に使えてコスパが良い収納ボックスだと思うし、何より収納ボックスをしっかりと活用することで部屋が散らからなくなったので、買ってよかった。

Ligne Roset RosetTogo

八つ目の買ってよかったものは、リーンロゼのロゼトーゴ。
一人がけのソファーをずっと探していたのだが、いろいろと選択肢はあった中でロゼトーゴを購入した。

ロゼトーゴの気に入っている点は主に二つある。
一つ目のお気に入りポイントは、座り心地の良さだ。
とにかく体を包み込むような弾力性と、体にフィットする形状が最高で、座り心地が格別に良い。
座りながら映画を観たり、コーヒーを飲んでくつろいだりする時間が至福なので、家での時間がとても充実したものになった。

片手で簡単に持ち上がる

二つ目のお気に入りポイントは、軽さだ。
大きめのソファーではあるが、片手でつまんで簡単に持ち上げられるほど、軽くて丈夫なウレタン素材でできている。
ソファーの下は埃が溜まりやすいので、頻繁に掃除をしないといけないと思う。掃除機をかける際に持ち上げたり移動させやすいソファーなので、掃除のストレスを感じることなく清潔感を保つことができる。

水を弾くスエードのようなスムースな質感

またかなり多くの種類のファブリックから、自分の好みのものを選ぶことができるのも特徴。
選ぶファブリックによって値段も変わるが、僕の場合はウルトラスエードという少し高めのランクのものを選んだ。汚れや傷がつきにくく、水をこぼしても多少の水なら弾いてくれるので、汚す心配が少なくて満足している。

家具は白や黒などのモノトーンや、ありきたりな色ばかりになりがちだと思うが、すごくたくさんの色から自分の好みに合ったカラーをチョイスすることができるのが嬉しい。僕が選んだ緑色は上品でかわいいので、とても気に入っている。
高い買い物で25万円ぐらいしたが、お店の人によると丁寧に使えば20年以上使えるものとのことなので、大切に使おうと思う。

Vitamix V1200iS

九つ目の買ってよかったものは、バイタミックスのブレンダー「V1200iS」。

バイタミックスを導入してからは、休日の朝ごはんの時間がかなり楽しみになったので、早起きするようになり週末の充実度が大きくアップした。
ブレンダーを買うと、フルーツや野菜を接種する頻度が格段に上がる。ついつい果物を多く使いすぎてしまうが、僕は糖分を摂りすぎないように注意し、豆乳と一緒にブレンドすることが多い。

滑らかなスムージーやジュースを作ることができる

他にもお菓子やスープを作ったりと幅広いメニューに対応している上、バイタミックスを使うと食材の舌触りがなめらかになる。
いつも使っているが、他のミキサーなどよりも断然クオリティが高いと思う。

パーツがシンプル

そして普通のミキサーに比べ、手入れや洗い物が格段に簡単だ。
無駄に大きなパーツがないので洗いやすいだけでなく、ガラスではなくプラスチック製なので、軽い上に割る心配も少ない。
しかも一人分のブレンダーカップを使えば、一人暮らしでも無駄に洗い物が増えることがないのが良い。
日々のメンテナンスの簡単さは継続して使うために最も重要なことだと思うので、本当に買ってよかったと思う。

2023年に価値の高かった支出2選

ジム

買ってよかったものではないが、物ではない体験において、個人的に価値の高かった支出についてもまとめてみようと思う。

一つ目の価値の高かった支出はジムに通い始めたことだ。
昔はスポーツなどやっていたが、昨年までは全く言っていいほど運動していなかった。そのためすぐに息が上がってしまったり疲れやすかったりと健康面で不安になったこともあり、実に10年以上ぶりにジムに入会した。

当初は体力の無さを痛感していたが、継続的に通ううちに体力が上がってきたし、筋肉も付いてきた。ジムに行くのが楽しくて一時期は週5ぐらいで通っていたほど。
週末は走ったり筋トレすることが気分転換になるし、頭がリフレッシュされて気持ちがいい。しかも睡眠の質も若干良くなった気がする。
何より運動しているという事実が自己肯定感につながるし、健康のために良いことをしている気になるので気持ちが前向きになる。

最近は仕事が忙しくなり、以前ほどは通えていないが、これからも週2ぐらいは目標にして通いたいと思う。

海外旅行

もう一つの価値の高かった支出は、海外旅行。
5月には韓国のソウルに3泊4日で訪れ、6月にはオランダ、ベルギー、フランスのパリに二週間ほど行ってきた。

旅行は元々好きで、昔はバックパック旅行にハマっていたし、2019年までは定期的に海外に訪れていた。しかしコロナが始まる直前の2019年12月に行ったきり、しばらく海外に行くことができていなかった。
2023年は実に4年ぶりに海外に行くことができ、やはり刺激を受けたし、自分の内面と向き合っていろいろと考える時間を作ることもできた。

海外に行くと、町並みや人々、食文化やテクノロジーの使い方、環境への意識と行動など、日本にいるだけではなかなか知り得ないリアルな違いについて学ぶことができ、視野が広がる。
また一人旅は移動時間や公園で休憩している時間など、自由に使える時間が多いので、普段日本にいるときには時間がなくて考えられないことを考えるきっかけにもなる。
旅行することで人生がより豊かになることを再認識できたので、今後もライフワークとして海外旅行は続けていきたい。

まとめ

そんな感じで、今年買ってよかったものと価値の高かった支出について紹介した。

振り返ってみるといろいろな買い物をしたので、厳選するのが少し大変だった。今回は個人的な好みや趣味のものというよりも、毎日の使用頻度が高く、日々の生活になくてはならないものを中心に紹介した。
個人的には今回紹介したものがなかったとしたら、人生の豊かさや日々の生産性などがだいぶ下がってしまうと思う。本当に買ってよかったと思うものばかりなので、これからも長く使っていきたい。

そしてコロナ禍で内向きになってしまった思考を外に向けることができたという意味でも、海外旅行のような体験にお金をかけられたのはとても良かった。
物価高、円安などの影響で昔よりハードルは高くなっているが、来年以降も暇を見つけて国外に出ていきたいと思う。

また良い買い物や体験ができたら、紹介したいと思う。

▼2023年 "裏" 買ってよかったものについても厳選しました!


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