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【高森勇旗】降伏論 「できない自分」を受け入れる【読書感想文】






この本は「今まで結果が出せなかった人が結果を出す方法」を教えてくれます。


どうすれば結果が出るのかという思考を諦めた人が行き着くのが
一生懸命頑張る*だからです。

結果を出したければ、今までの自分の選択が間違っていたことを認める

結果が出ない人の最も大きな特徴は、「自分に能力があって、自分には物事を正しく判断する能力がある」
「自分はこんなものじゃない」と本気で思い込んでいることです。

そのため何があっても自分のやり方を変えようとしない。
本に書かれていることや、自分よりも結果を出している人からアドバイスをもらっても
「俺のやり方、俺の判断」でやろうとします。

モテる人の常識はモテない人の非常識ですし
お金持ちの常識は貧乏人の非常識ですし
おしゃれな人の常識はダサいひと非常識だったります。

たとえ自分より結果を出している人のアドバイスが自分には理解できなくても
それに耳を傾けて、素直に実行に移すことではじめて成功への道が開かれてきます。

そのためには、まず最初に「俺はこんなものかもしれない」「今の自分では永遠に結果を出すことはできない」
と自分で自分に対して降伏する必要があります。

「でも」と言い訳していたら人生は変わらない

結果を出したければ、自分よりも結果を出している人のアドバイスには絶対に「でも」と言わないことです。

「でも」という言葉は、私たちを今のままの場所にとどめさえる協力な引力を発生させます。
人間は本能的に変化を嫌う生き物です。

「でも」という言葉を使うときに、「でも」という言葉で戻ろうとしている元の自分の思考は
自分をここまで連れてきた結果の出せない自分の思考なのだということです。

とにかく、結果が出ている人の言っていることをどんどん試してみることです。

結果が出したければ、心が抵抗する方に行ってみる

新しいことに挑戦しようとしたり、結果を出している人からのアドバイスに従ったり
未知のことを行動しようとすると当然、恐怖が生まれ、心がとんでもなく抵抗してきます。

自分の心が抵抗する方へ無理にでも行かないと20年、30年生きてきて固まってしまった
自分の価値観や行動を壊すことはできません。

ものごとを「知っている」から「わかる」になるには、必ず行動して体験してみないといけません。

未完了のタスクはあなたのエネルギーを確実に奪う

今までのやり方が間違っていることを認めたら
まずは、未完了のタスクをさっさと完了させることです。

未完了のタスクとは、まだやっていなかったり、いつかやろうと思っていたり
やろうか迷っている課題や予定、気になっていることになります。

つまりシンプルに結果を出せる人は未完了のタスクが少ないから
気が散ることも少なく、結果を出しやすい。
結果が出ない人は、未完了のタスクだらけだから気が散るため結果が出ないということになります。

結果を出したければ未完了のタスクを紙に書き出して完了させる

まずは10分くらいで、紙やスマホのメモ帳に未完了のタスクをバーっと書き出してみます。
とにかくやるかやらないか?気になっていた事を含めて思いつく限り未完了のタスクを書くことです。

そして、書き出した未完了のタスクを
①いま、やる。
②いま、誰かに依頼する
③いま、実行する日を決める。
④いま、やらないと決める。
の4つに分類します。

すべてのタスクについて、白・黒をつけて考えないようにする。
そうして未完了のタスクを完了させると部屋を掃除したときみたいに
気が散るものがなくなって頭の中がスッキリしてきます。

とにかく何か気になったことが発生したら、後回しせず
「いま、やる」を習慣づけることです。

結果を出したければ、使う言葉を変える

行動と共に自分に多大な影響を与えているのが言葉になります。

結果を出したければ、恐怖に怯えて行動できなくなる言葉ではなく
勇気を持って行動できる言葉を使うことです。

ものごとをどう捉えるかは自分の使う言葉できめることができます。

結果を出したければ尊敬する人のいいところだけを取り入れようとするのはダメ

尊敬する人のことを0から100まですべて真似することがいいわけです。

言葉遣い、口癖、表情、姿勢、歩き方、考え方、服装医、履いている靴下、ブランドなどすべて真似をすることです。

いいところだけを自分で取り入れる判断能力はないからです、もしその能力があるのならすでに結果が出ているはずです。

結果を出したければ、大量に行動する

どんな仕事も量をこなすことで、仕事の質が上がり、間違いが減って、何を抑えればいいのかもわかってきて、スピードが上がるからです。

自分が満たされていないと誰にも与えられない

自分が満たされていない状態で、誰かに与えようとすると必ず見返りを求めてしまうからです。

見返りを求めずに、偽善でもなく相手に与えることができれば、相手もお返しする必要を感じないから気が楽になる。
これが本当に誰かに与えるという行動の本質になります。

見返りを求めることなく、誰かに与えるには、自分が目一杯満たされていないといけないわけです。

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