【四角大輔】超ミニマル・ライフ【読書感想文】
この本は、「余計なものを削ぎ落として、大切なことに集中する方法」を教えてくれる本です。
忙しいが人生を破綻させる
忙しいと自分のペースを乱されて、さまざまなことがおろそかになってしまうからです。
実際に日本では、仕事が忙しすぎて寝る時間も満足に取れず、食事もおろそかになり
遊ぶ時間もなく、ストレスで過食をしたり、ストロングゼロをブチ込まないと生きていけなくなっている人も多い。
常識的に考えて自分の健康より大事な仕事などないはずなのですが。
忙しいと人は視野が狭くなり、物事を深く考えられなくなるため流されて生きるようになってしまいます。
多くの日本人は今満足に寝られてないし、別にやりたくない仕事で働きすぎているわけです。
今は長時間死後をすれば結果が出る時代はすでに終わっています。
だからまず、忙しいことは良いことだ という思い込みを削ぎ落とすことです。
そして、残業や休日出勤、飲み会などをできる限り断って、まともな食事、運動、そしてたっぷりの睡眠を取り、思いっきり遊んで自分のコンディションを整えることです。
そうすれば、心が満たされて今の仕事の生産性も上がるし、うつ病や適応障害になることを避けることができます。
生活コストを下げれば、大切なことに時間を使いやすくなる
生活コストが低ければ低いほど、自由になれて、別にやりたくない仕事をする時間を極力減らすことができるからです。
お金を使いすぎてしまうのは見栄を張ったり、余計なものを欲しがっているからです。
そんな余計なものを買うためにやりたくもない仕事に時間を捧げているくらいなら、余計なものを欲しがらずに最低限これだけあったら生きていけるというものだけを残して、残りの時間を自分のために使うべきです。
生活コストを下げるには消費・浪費・投資 の3つにわけることです。
そして、見栄を張るための消費をゼロにして、消費を極限まで減らして、投資にお金を惜しまないというう考え方をします。
まずは、マネーフォワードなど家計簿アプリを活用して、自分が何にお金を使っているのかを見える化してみることです。
投資とは、人生における最大の投資先であり、自分自身になります。
やらなくていい仕事、自分らしくない仕事を最低限にしていく
生活や飯のために働くライスワークではなく、情熱を持って心の底からやりたいと思える
ライフワークへと移行したほうが充実感もありますし、成果も出やすいわけです。
情熱を持って心の底からやりたいと思えることを仕事にするための準備をします。
どうでもよい人を後回しにして、大切な人を最優先する
どうでもいい人との時間を優先していると本当に一緒にいたい人との時間が削がれてしまいます。
特に、大切な人の中でも自分の人生のキーパーソンとなる人物との出会いは大事にしたほうがいいわけです。
ここでのキーパーソンは、世間の基準は関係ありません。
自分の基準で、直感的に第一印象でこの人素敵だな とかなんだか好きだな* と強く興味を惹かれたり、瞬間的に心が通った会話ができる人です。
いつの時代にも一人でやることは限界がありますが、みんなで力を出し合って、チームワークで成し遂げられることには無限の可能性があります。
だから自分の挑戦したいことをうまくやるには、このキーパーソンとなる人物の存在が欠かせない場合が多い。
時間やエネルギーが限られているからこそ、このキーパーソンかもしれない人を優先し、誰よりも丁寧な仕事とコミュニケーションを心がけるべきです。
苦手な人はできる限り避ける
実際に苦手な人と一緒の空間に2人っきりでいたらストレスも溜まるし、仕事も勉強も集中できいなくなるからです。
ただし、挨拶や返事はできる限り笑顔でやることです。
挨拶や返事は当たり前の礼節ですし、そこがおろそかだと恨まれやすいわけです。
もっとも苦手な相手だからこそ、あたりさわりなく、扱うことが大事になります。
ストレスを溜めないようにスマホを避けて無心になって遊ぶ
自分のやりたいことや夢に向かって挑戦するには、良いコンディションが必要不可欠であり、そのためにはストレスの発散や食事、睡眠、運動は欠かせない要素になります。
特にストレスが常態化すると心身が不調になります。
そこでストレスを発散させるために、オフラインの遊びを始めることが大事です。
肉体疲労の半分は脳疲労ですので、スマホを見ていると体も疲れてしまいます。
なのでストレスを解消して本当の休息を取りたいのなら、釣りやカヤック、登山、旅、スポーツ、音楽を奏でるなどのデジタルデバイスから離れた遊びをするといいわけです。
食事は一汁一菜を心がける
食事に関して賛否両論があるし、実際のところ、何が健康で何が不健康なんか人による部分も大きい。
糖質をとるべきではない、という論文もあるし、お米はOKという論文もあります。
プロテインは必須だという人もいれば、そうではない人もいます。
だから食事に関しては全てを鵜呑みにせず、自分でいろいろ試して、調子のいいものだけを残すのがいいわけです。
45分間早歩きをする
まず運動考えるときに、やるべきことは歩くことになります。
ちなみに、うつ病の人や60歳以上の人は、週4回ではなく、毎日の運動がオススメです。
そういう意味では、ちょっと息が切れるぐらいの、有酸素運動は本当に体にいいわけです。
良いコンディションを維持したければ、毎日7、8時間は熟睡する
実際7時間寝る人たちの死亡率が最も低く、それ以下の人とそれ以上の人たちが共に死亡率が高くなっています。
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